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【NEST LAB】オンライン研究スクールを手伝うことにした理由④ どう考えても公立の先生無茶では?と思う話

オンライン研究スクール NEST LAB.に参加させてもらっているAkkoです。今日は(今日も?)昨日の続きです。

▶NEST LAB.


昨日の③


▶学校の先生(特に公立)、無茶では?

高校の同級生は教師になりたいという人が多かったので、私の高校時代の友人には公立学校の教員の子が3人、サークルの後輩には私立学校の教員だった子が1人います。

公立学校の教員をしている友人3人は今もまだ元気に教員をやっているようですが、そのうちの1人は疲れすぎてしまってしばらくお休みを取っていたと記憶しています。3人とももちろん真面目で素敵な自慢の友人たちですが、特にしばらくお休みをとった友人は本当に本当にまじめで、手を抜くとか「いい加減」にやるとか苦手そうな感じで。教育もですが部活も担当していたのでそれにも時間を持っていかれ大変忙しそうにしていました。

シンプルにすげえ、と思いました。一般企業に就職した私は、少なくとも土日やお休みを部活の時間として持っていかれることはありません。それでさえ私は会社員をやるのがやっとだったというのに、子供の教育という重責を負いながら、土日も部活で子供たちと接する教師という職業、私には絶対できないと思いました。今も、いわゆる「教員」は絶対にできないと思っていますし、未来になってもできないでしょう。

それに加えて、総合的学習の時間、保護者対応、クラス内のトラブル対応・・・むりむり無理無理、私の友達を潰さんとってくれ・・・

▶じゃあ人手を借りればいいのに、と思った昔


そんな状況を思えば、あの時(関連投稿①ご参照ください)私が宇宙のことが好きだとちゃんと把握してくれて、もっと大っぴらに好きなことを好きだと言ってみたらいいのではないか、と言ってくれた先生は女神か何かだったのか。

私だったらそんな例外(知識の披露を煽ってしまって、教師に色々な話してをしてくる、絡んでくる子に進化したら)対応できないと思います。個性を伸ばせとか、個性を大事にという教育を大人数の教室で教師にやってもらおうって、それ、教師の個性こそつぶれませんかね。。少なくとも私だったら実行できないし、通常ルーチンをこなすだけではなく課外活動までバッチリできる超ハイスペックな先生以外、こんな状況対応できないのではないか、と思ったりします。個性を伸ばそう教育で、教師の個性がなくなり均質化していってしまいませんでしょうか。

人手がたりない、総合的な学習の時間とか考えるの本当に大変、と友人が言っていたのを聞き、私は大学サークルで理科実験教室を公民館などで実施していたので、課外授業とかはそういう、学校の教員以外を頼るのもいいんじゃないの?と教師をやっている親友に言ったことがあります。そのとき親友から返ってきたのは、予想を超える拒絶の言葉でした。

▶「だってAkkoちゃん教師じゃないじゃん」

え、いや、まあそうだけど、そこまで言わなくても。。。結構怖い顔で言われてしまいました。

努力して教員になった彼女としては、「教員でない人」が教壇に立つなんてことは信じられないことのようでした。私は別に通常授業に外部講師を活用すればとかそんなつもりで言ったのではなかったですが、教師になりたい人は「教師」にプライドを持っているのか、教える立場は「教師」でなければならないと思っていたのかな、と当時は思いました。

でも、今ならちょっとわかります。学習指導要領が厳しくて、やらねばならないことがガチガチに決まっていること、何かをやろうと思ったとしても社長(と呼ばれる校長)を説得しないともちろんできないこと、その校長たちはたいていそういう説得には応じないこと。
私も当時若かったから気づいていなかったけれど、教師以外で何かを教えるということは、私たち企業の開発の人手が足りないから大学院生呼んで来ようよ、くらいの無茶を言ってるのと同義だったのかもしれません。結局、学校も会社も同じで、年長者の理解がないと何もできないのでした。
伝統的な、年長者がトップに立つ社会では。

でも、いまの私たちは違います

▶なので自分たちでやっています

上司の決裁が、とか。前例がないから無理とか
そういうことを考えなくていい場で教育を考えている私たちを使ってください。

研究を究めた人、理科や科学が好きでずっと追いかけてきたきた人だからこそ、子供に伝えられることがあります。
私、研究者としてはポンコツで、企業の開発担当としても正直ものすごい成果を上げたとは言い難いですが、それでもお伝えできることが結構あると思いますし、なにより、当スクールのハカセたちは私のようなポンコツではありません。なので私とはくらべものにならないくらい、お伝えできることがあります。

▶学校の理科クラブなどもご相談ください

基本的には習い事として宣伝するためにこちらのnoteを書いていますし、現在参加してくださっている生徒さんは習い事として参加してくださっています。

ですがNEST LABスタッフ(講師ではない者たち)は運営母体会社にて、文部科学省の施策「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校の教育支援や、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の事業「ジュニアドクター育成塾」に民間で唯一事業採択をされるなど、十分すぎるほどの教育関連経験を有しています。

顧問の先生の負担が大きい場合のみならず、新しい視点も入れて理科クラブを運営したいといったご相談もお待ちしています。先生も一緒に科学しましょう。多分、理科好きだから理科クラブの顧問をしてくださっているものと思います。もう、教えるだけじゃなくて大人だけど一緒にやりましょう。私たちも、先生から学ばせていただきたいと思います。

▶体験教室

2024年度クラスの開校が4月からなので、1月~2月、どの週も日曜日に体験教室を行っています。1回、4400円(税込み)です。



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