第2怪「スラッシャー映画について考える」
チャンネル名の由来って……
小島:竹美さん、前回チャンネルの名前の由来は後で説明すると言いながら、完全に忘れてしまいましたので、一応言っておきましょうかね。
竹美:はい、そうしましょう。
小島:はい。「ジェニファー&ジェイミー」という名前はそれぞれの好きなホラー映画の主人公から来ています。もちろん皆さんお分かりだと思いますが、ジェニファーは。
竹美:もちろんジェニファーは、ジェニファー・コネリーですね。役名もジェニファーでしたよね。
小島:そうそう、ジェニファーだった。
竹美:『フェノミナ(Phenomena)』(1985)という映画から取っております。わたしの好きな神秘的な、ある意味ちょっとボーッとした美少女が不思議な力を持っていて、いろんなことに巻き込まれるっていう、それだけの映画って言えばそれだけなんですが。
小島:彼女も一応ファイナルガールだけど、前回話したこともちょっとつながるけど、彼女がとどめを刺すわけじゃなくて、偶然が重なって。
竹美:そうそう、完全に偶然ですよね。その都合のよさ、みたいな。じゃあ、何のために彼女をあんな蛆虫プールに突き落としたのかとか、いろいろ。
小島:彼女はあれ、本当に飛び込んだんだってね。
竹美:みたいですね。
小島:そう。スタント使わないで。すごいよね。
竹美:今、「あれは本当につらかった…ウッウッ」ってジェニファーが言ったら、アルジェントは終わりですよ。
小島:大変なことになる。
竹美:ということで。
小島:そしてジェイミーは、『ハロウィン(HALLOWEEN)』(1978)の主人公ですね。最近『HALLOWEEN ENDS』(2022)でシリーズ最後を迎えたらしい、わたしはまだ観てない。もう観られるんでしょ?
竹美:インドでは公開してるっぽいですね。わたし…今日のテーマにもつながるんですけど、ほんとにスラッシャー映画というものにですね、全然惹かれないんですね。続きを。
小島:『ハロウィン』の主人公ローリー・ストロードを演じたジェイミー・リー・カーティスからとっています。スラッシャー映画、全然興味がないっていうのが、わたし、正直意外だったんだけど、前回、ファイナルガール好きだけど、でも、自分で戦うっていうよりはむしろラッキーが重なって助かっちゃうって。
竹美:巻き込まれたけど、ラッキー重なって、イェーイっていう(笑)。
小島:それを聞いてね、なるほどって思って、それでやっぱりスラッシャー映画っていうのは観てこなかったんですね、竹美さんはね。
竹美:そうですね。
竹美のスラッシャー履修履歴を振り返る
竹美:今日のテーマはですね、今ちょうどお話いたしました。実はわたくし、ホラー映画大好きと言いながら、スラッシャー映画っていう、ホラー映画の中の非常に大きな部分を占めているジャンルの映画をほとんど観てないんですね。全然、食指が動かない。もうピクリともしないときがあるんですね。それで、スラッシャーが大好きっていう小島さんに質問したいなと思っています。観ていないとは言いながら、わたしが、これはスラッシャーかどうかが分からないって思っている作品があるんですね。その前にわたしの観た、どういう作品は履修しているかっていうところを申し上げます。まず、『悪魔のいけにえ(THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE)』(1974)はですね、2年前に初めて見ました。どうして観なかったかっていうと、なんかちょっと恐ろしい映画なんじゃないかって。ホラー映画が好きなのにそんなこと言って、なんて思うんですけど、なんて恐ろしい映画なんだろうと思っていたので、観ていなかった。あの映画はもうたくさんのシリーズが、続編が作られているわけですけれども、唯一観た続編が、1994年かな、『悪魔のいけにえ/レジェンド・オブ・レザーフェイス(THE RETURN OF THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE)』(1995)っていうやつを観ています。これ実は、レネー・ゼルヴィガー、わたしの一番好きな女優の、ちょっとね、わたし顔が似ている気がしているレネーの映画として観たんですね。おまけにマシュー・マコノヒーがすごい役をやっていて、レネーの顔をベロッと舐めるんですわ。ホラー版『ブリジット・ジョーンズの日記(BRIDGET JONES'S DIARY)』(2001)として観たんですね。次は、『ハロウィン』は、一応5年ぐらい前、初見です。でも、申し訳ない、寝落ちしました。それから、『スクリーム(SCREAM)』(1996)は、1から4観ましたね。ネーヴ・キャンベル主演ですよね。ネーヴ・キャンベルがギリギリわたしの好きそうなヒロインに重なりそうな、重ならなそうなあたりなんですね。多分重なっていないんですけど。そんなところですかね。『13日の金曜日(FRIDAY THE 13TH)』(1980)は、1作目と7作目は観ていて、あとリメイクも観ました。7作目の『13日の金曜日PART 7/新しい恐怖(FRIDAY THE 13TH PART VII: THE NEW BLOOD)』(1988)は、実はね、超能力少女ものだったことが発覚。
小島:まさかの。
竹美:そうそう、それで、そのチャンネルで観ているんですね。『ザ・スイッチ(FREAKY)』(2020)、『ハッピー・デス・デイ(HAPPY DEATH DAY)』(2017)、それから『ラストサマー(I KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER)』(1997)、『夕暮れにベルが鳴る(WHEN A STRANGER CALLS)』という1979年のものも観ていますね。『サムワン・インサイド(THERE'S SOMEONE INSIDE YOUR HOUSE)』(2021)、これも観ました。
スラッシャーとジャッロって別物?
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