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2カ月ぶりのろくちゃん

今日はろくちゃんと遊んできた。

本屋に行き今年初の買い物をして、プリを撮って、カフェに行って、カラオケに行った。

今日分かったのだが、どうやら彼女に出会って12年以上が経ったらしい。
それだけいるのだから仲は良いし、これだけいても話は尽きない。

今思えば出会う前から物語は始まっていたし、彼女から受けた影響は大きいと思う。

本屋で好みがそこまで合わないことも、カフェで甘い飲み物を頼む彼女に新鮮さを抱かないことも、歌が上手いことも、どれもがこれまでも積み重ねで私の中に既にあること。

そんなことを振り返りながら、カラオケで彼女の歌を聴いていたら涙が出そうになった。
でも、こんなところで泣いてしまうのは不自然だと我に返り、画面に表示されている歌詞をじっと見つめた。
こんな感情、長い付き合いすぎて恥ずかしくて言葉にできないし、しようとしても拙すぎる語彙では私の心をそのまま象れない。

今日は3日前が私の誕生日だったこともあって、プレゼントを貰った。
ハンドクリームとパックをくれた。
彼女には私の日常が見えているのだろうか。
最近は乾燥がひどいので、どちらも重宝している。
特にパックは無くなりそうだから買いに行こうかと思っていた。
気になっていたとこのをくれてとても嬉しかった。

帰り際は別れるのが惜しくてずっと立ち話をしてしまった。
冬の夜は今思えば寒かったけれど、そんなことどうでもいいくらいに楽しかった。

また、近いうちに。
今度はシフォンケーキを持って行かないと。

では、また。

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