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口臭で8年悩んだ男の口臭撃退法

はじめに

はじめまして。とらおと申します。

僕は高校2年生から自分の口臭で苦しみ、
8年に渡ってその悩みと向き合ってきました。
今回はその経緯から解決に至るまでにしたこと、具体的な解決策を書いていこうと思います。

巷で言われる口臭改善の一般論ではなく、実際に苦しんで改善した人間の解決策を書いていきます。

・人から鼻をすすられる
・人に咳き込まれる
・自分がいる空間で空気清浄機の
 ニオイのランプが光る
・実際に自分で確認してもにおう
・自分自身鼻炎である
・ホンダ歯科に行ったけれど治らなかった
・自臭症について調べたことがある
・PATMについて調べたことがある

こんな経験が当てはまった方、自分の口臭で悩んでいる人、近くで口臭で悩んでいる人がいる人は是非最後までご覧ください。

きっかけ

まず口臭に悩みはじめたきっかけについて話していこうと思います。

それは高校2年生の教室での出来事でした。
テストを受けていたときでした。

気が付くと後ろに座っていた女の子がずっと鼻をすすっているのです。

初めはそこまで気になりませんでしたが、次の日もその次の日も鼻をすすっているのです。

そして何よりもそのすすり方が何か自分に向けて訴えかけているかのようなすすり方だったのです。
「もしかして俺のせい?」
「俺臭いかな?」
こう思うようになってきたのです。

それを気にし出してからは他の人の動きも気になるようになっていきました。
「すすってる」「またすすられた」
こんなことばかりが頭に浮かんでいました。

そして以前姉から言われた言葉を思い出します。

「あんた口臭いよ」

全てが繋がった瞬間でした。
そこから、人前で口を開くことが怖くなっていきました。

休憩に入ると必ずお茶を飲みトイレの鏡で舌の色を確認する、こんなことが当たり前になっていきました。
舌の表面は真白でした。

そして授業では寝たふりをして顔を机にうつ伏せて息が漏れないようにしていました。

ですが高3の冬に限界が来ました。
物理の授業中でした。
いつものように机にうつ伏せていたときでした。
僕が唾を飲みんだタイミングで周りのみんなが鼻をすすります。

これに耐えられなくなった僕は物理教室から飛び出し家に帰りました。
もう終わったと思いました。
そこから卒業まで僕が学校に行くことはありませんでした。

不登校

親にも口臭のことは打ち明けていたので不登校に関しては理解をしてもらいました。

ですが親とは何度も喧嘩をしました。
両親は僕のニオイを認めてくれなかったのです。
正確には思春期だからニオイはあるかもしれないけどそこまで気にするほどではないということでした。

ここまで読んでくださった方は知っているかもしれないですが
「自臭症」という症状があるのです。
自分だけがニオイを発してしまっていると思い込む病気のことです。

両親は「自臭症」ではないかと疑うのですがその時の僕は真っ向から否定しました。
そして現在も「自臭症」ではなかったと僕自身思っていますし、
ニオイのある自分からニオイのない自分に変貌したことが何よりもその証明になっていると思います。それは精神的な話でなく物理的にです。

話は戻りますが当時の僕は精神的にかなりやられていました。
大学も全く行けるイメージがなく人生終わった、消えてしまいたいと思っていました。

周りから見るとたかだか口臭で?って思うかもしれないですが本人からするとそれぐらい追い込まれることなのです。
もし同じようなことを考えている人がいたら僕を思い出してください。
8年かかりましたがやっと普通の生活を取り戻すことができました。
必ず道はあるはずです。

具体的な解決策

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