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人事が語るESでの評価ポイント

こんにちは、現役人事のどらと申します。
企業のインターンシップも続々とはじまり、23卒の学生さんも本格的に動きはじめた方も多いのではないでしょうか?

私も今日は1DAY仕事体験のイベントを開催してました。この時期の3年生だと平日は授業がある方も多いので、皆さんに参加頂く為には土日に開催せざるを得ないんですね^^;

そんなインターンシップも大手だと選考の一環になっていたり、参加する為にESの関門を突破しなければならないケースも多々あると思います。

3年生の方は初めてESというものを書く方がほとんどで、とりあえず書いてみたけど、

全く通過しないΣ(゚д゚lll)

という状況に陥っていませんか?
今回のコラムではESについて人事目線での評価ポイント、こういうESはぜひ会ってみたい!もしくはパッと見ただけでお祈りメールボックス行き、という点をお話します。

・そもそもESって何の為にあるの?
今はどこの企業でもほぼESは提出必須になってます。
アルバイトだと履歴書1枚でオッケーなのに、なんでこんなもん書かなきゃダメなのか。
これは完全に企業側都合なんですが、要するに採用活動の効率化なんですね。
誰もが知ってる有名企業だと、それこそ何千人と学生がエントリーしますので、1人1人面接してたらキリがない。そこで事前にある程度優秀だと思われる方に絞って本当に会いたい、と思えてる方だけ面接する、言わば足切りの様な役割を担っているのです。

現実的なお話をすると、今まで1000人以上のESを見て来ましたが、本当にこの人に会ってみたい!むしろESだけでほぼ内定出していいんじゃないか、って思える学生さんも一定数いらっしゃいます。
そんな超優秀な学生さんは全体の大体1割くらい。
そして明らかによくこんな内容で送ってきたな...と思う残念ながら速攻でお祈り行きの方が1割くらい。
残りの8割の学生さんの中で、内容検討しながら通過する人、お祈りする人を分けていく訳ですね。

ESだけに限って言えば、当然本人と話す事はできないので、人事は文字だけでしか判断できません。
ちょっとしたポイントやテクニックを使って、あなたが大多数の8割であれば、その中でも上位に、もしくは優秀な、1割のESに入れます。

こう言う事を言うと、よく「結局これって誇張したエピソードを書く嘘つき大会でしょ?そこまでしなくても自分の素のままを伝えたいんだ!」ってESだけじゃなく就活そのものにネガティブなイメージをお持ちの方がいらっしゃいますが、確かにテクニックを使う事自体否定的な意見があるのも理解できますし、Twitterなどでつぶやかれている方を多くお見かけします。

ですが、個人的な意見を言わしてもらうと、同じ内容でも相手に響くか響かないか、この伝え方というのは今後社会に出てどんな業種、職種であれ必須なスキルになってきます。
ES通過の為だけの小賢しいテクニック、と考えずに、自身のスキルアップとして考えて頂ければ決して就活を「嘘つき大会」とは思わずに臨めるのではないでしょうか。

少し話が逸れましたが、本題のいくつかポイントを挙げていきます。

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