【潜在意識】瞑想とアファメーションを組み合わせて人生を好転させる方法を解説(中編)
三連休特別企画!ということで全3回にわたってお伝えする「瞑想」に関する記事ですが、今回は「中編」となりますので、まだ前編をお読みでない方は以下のリンクより先にそちらをお読みくださいませ。
【前編↓】
改めましてこんにちは。Jegと申します。いつも本当にありがとうございます。愛してます
前回の記事では「ぼーっとしてる時間や睡眠時間は瞑想と何が違うの?」という疑問を投げかけて一区切りとさせていただきましたが、今回は「何故瞑想が必要なのか」という部分に焦点を当ててお話させていただきますので、是非最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
それでは、さっそくいってみましょう!
4.脳は働き続ける
まず大前提として覚えておいていただきたいのは、「ぼーっとしている時間」であっても「寝ている時間」であっても、脳は常に活動を続けているという事実です。
具体的には情報の整理や記憶の固定、もしくは潜在意識に眠る数多の記憶から今後の生き方や行動パターンを考えたり、といった作業を脳は休まず行っているわけです。
睡眠中に関して言えば特にレム睡眠時に脳が活発に働いていることが知られていますが、この期間に夢を見やすいのも脳が活発に働いている証拠ですね。
これが有名な「デフォルトモードネットワーク」です。
次にこれを深掘りして考えていきましょう。
5.デフォルトモードネットワーク
デフォルトモードネットワークとは、簡単に言えば「無意識に脳内であれこれ考え事をしちゃうこと」です。
専門的には神経回路そのものを指すとか色々小難しい話もあるのですが、ここでは話をわかりやすくするために、「ぼーっとしている時や睡眠時に、脳が無意識下で勝手にあれこれ考え事をすること」を「デフォルトモードネットワーク」と定義しておきます。そしてこのデフォルトモードネットワークは、特定のタスクに集中している時以外はずっと発動され続けます。
さて、お気付きでしょうか。寝ている時もぼーっとしている時もデフォルトモードネットワークが発動しているということは、人間の生活の中で「考え事をしていない時間」って、実は無いんですよね。
仕事をしている時には当然思考はフル回転でしょうし、家事も育児も車の運転も料理も、程度の差こそあれ全部思考を回転させながら行うタスクです。それに加えてトイレやお風呂でぼーっとしている時も睡眠時も脳は勝手に考え事しているわけです。
つまり、人間は放っておけば四六時中ずっと考え事をしてしまう生き物なのです。
もちろん、狩猟採集時代でしたらインプットする情報量も大したことないわけで、そのこと自体特に問題はなかったのかもしれませんが、現代人はインターネットやスマホの普及で以前からは考えられないような莫大な情報が日々インプットされ続けています。仕事が激務の人はなおのことそうでしょう。
そして脳はインプットされる情報すべてを何らかの形で整理して処理しなければならないわけですから、強制的に休ませる時間を設けてやらない限りはぼーっとしていようが寝ていようが、ブラック企業も真っ青の24時間強制労働を強いられることになってしまうわけです。
ではどうするか。
その答えが「瞑想」です。瞑想こそが、デフォルトモードネットワークを強制的にシャットアウトし「意図的に」思考をストップさせる唯一の方法なのです。
これらを踏まえ人間の思考を説明するなら
人間の思考状態は「意図的に考え事をしている状態」「無意識に考え事をしている状態(デフォルトモードネットワーク)」「瞑想状態」の3つに分類される。そして、脳が本当の意味で休息を取れるのは「瞑想状態」しかない。
ということになります。では何故瞑想がデフォルトモードネットワークをシャットアウトしてくれるのか。次にそれを解説することに致します。
6.瞑想で思考がストップする理由
先ほど「脳が本当の意味で休息を取れるのは瞑想状態しかない」と申し上げましたが、厳密に言えば瞑想中も思考がストップするわけではありません。完全に思考がストップするのは三次元物質世界にサヨナラする時だけです。
ですが、瞑想の極意は「最小限の事象に全集中する」ということにあります。
繰り返しになりますが、脳は放っておけば勝手に莫大な情報を処理し続けてしまう異常な働き者なのでした。
ですが特定のタスクに集中している時には目の前のことだけに集中してくれますし、デフォルトモードネットワークも発動しません。マンモスと対決している最中に脳内で情報整理やら考え事やらしていたら生存危機に陥ってしまうからです。
と、いうことはその「特定のタスク」の内容次第で、脳の使用割合が決まるとは思いませんでしょうか。
つまり、「特定の考え事」をしている時にはデフォルトモードネットワークが発動しないのだから、その「特定の考え事」自体を全く脳にとって負担の無い最小限のタスクにしてやれば、その時間だけは最小限の労力しか使う必要が無く、結果的に脳を休ませることができる。そしてその方法こそが瞑想である。ということなのです。
ここで前編で紹介した「各種瞑想の方法」を改めてご覧ください。
おわかりいただけましたでしょうか。瞑想の方法は多数あるにせよ、そのすべてに共通して「呼吸や動作など、最小限のタスクに意識を向けている」ことがおわかりいただけるかと思います。
私は前編で「瞑想とは意図的に思考をストップさせ、自分の呼吸や特定の事象にのみ焦点を当てながら一定時間を過ごすことで思考を整理したり心の平穏を保ったりする方法論である」とご説明いたしましたが、その理屈が正にこれなんですね。
さて、ここまで私は「そもそも瞑想ってどういう方法論なの」ということに絞って解説して参りましたが、重要なことはまだあります。
というかここからがこの三部作で最もお伝えしたかったことなのですが、それは潜在意識へのアクセスについてです。
次回最終章では「瞑想することで潜在意識にアクセスしやすくなる」ということ、また「そこにアファメーションを加えることで何が起きるか」ということを詳しく解説し、いよいよ今回のテーマの核心に迫って参りたいと思いますので、是非楽しみにしていてください。
それでは、本日もここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
神様の奇跡が起きています。愛してます
Jeg
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