【雑記】「笑う」ことの現実的な効果
こんにちは。本日もお越しいただき誠にありがとうございます。Jegと申します。愛してます
さて、本日のテーマは「笑う門には福来る（きたる）」ということなのですが、笑顔の大切さはこれまで願望実現の観点から何度も何度もお話しして参りました。
これらの記事ですね↓
ですが本日は少し趣向を変えて、現実的な観点から笑顔の持つ効果を解説していきたいと思いますので、是非最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
それではいってみましょう！
１．ノーマン・カズンズ氏の事例
まずご紹介したいのはノーマン・カズンズ氏の事例です。このお話は有名なので耳にしたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
カズンズ氏はアメリカのジャーナリストであり、またエッセイストとしても知られている方ですが、彼は５０歳の時、強烈なストレスのせいで首から下が全く動かなくなる「脊椎性関節炎」という病気にかかってしまいました。
これは非常に強烈な痛みを伴う病気となりますし、また治癒の難しい病気としても知られていますから、投薬治療、点滴漬けの毎日を送ることになります。
ですがいっこうに病状は回復せず、ある日、なんと彼は飲んでいたすべての薬を捨て、この病を克服するために「笑い」という方法に全振りします。
カズンズ氏はひたすら笑い続けることで痛みが和らぐこと、そして病気が根本的に治癒されることを信じて、毎日ひたすらコメディ映画やお笑い番組を観て笑い続けました。
その結果どうなったか。
彼の病状はみるみる改善し、最終的には回復へと至ったのです。この出来事は多くの人々に感銘を与え、「笑い」が持つ力についての関心を集めるきっかけとなりました。
この事例は正に笑顔が身体と心に与える影響を考える上での象徴的なものと言えるかもしれません。
２．その他事例
もちろん「笑えば治る」という事例はカズンズ氏に限らず、世界中には笑顔が健康をもたらした奇跡的なエピソードが数多く存在します。
例えば癌患者の治療においてポジティブ思考と笑顔が病状の進行を遅らせたり、痛みの感覚を軽減させたりする事例が報告されていますし、ある調査では笑顔が痛みの感覚を50％以上軽減したという結果も出ています。
また、慢性的なストレスを抱える人々が笑顔を取り入れることで心拍数が安定し、血圧が下がるといった健康効果を得られたケースもありますし、笑顔の総量が多い人は免疫機能が向上し、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるといった研究結果もあるんですね。
３．なんで笑顔で健康になれるの？
では何故笑顔が万病に効くのか。その理由は私の大好きな「ホルモン」のお話に通じます。
まず、笑顔を浮かべることで脳内で「エンドルフィン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。エンドルフィンは「幸せホルモン」としても知られている脳内物質ですが、痛みを和らげたりストレスを軽減したり、リラクゼーション効果をもたらしてくれるんですね。
更に笑顔は「セロトニン」の分泌を促進します。セロトニンは精神の安定を保つ重要なホルモンですが、その働きについては拙著「セロトニン復活ストレス解消法」より説明を引用し、以下に記載致します。
【セロトニンとは】
神経伝達物質のひとつ。精神の安定に関わり、不足すると感情のコントロールが難しくなる。よく誤解されがちではあるが、この物質が幸福感をぶち上げてくれたりやる気を高めてくれるというわけではない。
あくまでセロトニンは「平常心を保つための物質」である。とはいえ幸福感や高揚感を常に感じて生きる為には「精神の安定」が大前提となる為、セロトニンはすべての幸せの基礎となる物質であるという認識でいれば概ね間違いはない。
つまりセロトニンというベースがあって初めて様々な幸福ホルモンが効果を発揮してくれるということ。
急に悲しくなったり怒りが湧き上がったり、逆にいきなりテンションが上がったり翌日に思いっきり落ち込んだりなどの症状がある場合はこのセロトニン不足が考えられる。
男性より女性の方がセロトニン分泌量が少ないと言われているが、男女の感情の起伏の違いもこのセロトニン量が影響していると考えられる。
尚、セロトニンは交感神経を優位にして血圧や代謝を上げる効果もあることから朝の目覚めを良くし、また起床から15時間後に分泌されるメラトニンの原料となることで副交感神経を優位にして深い眠りへと誘ってくれる。
この本では「バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ！」という方法を紹介していますが、ここに「笑え！」も追加すれば盤石と言えるわけですね。
この他にも例えば心拍数が安定するとか血圧を下げる効果があるとか、笑顔は心血管系の健康を保つことにも繋がります。
４．でも笑うって難しくない？
とはいえ、やはり「笑う」というのはそれなりにハードルが高いと感じる方も多くいらっしゃるかと思います。
特にメンタルに不調をきたしている場合には以前笑えていた漫才すら全く面白いと思えなくなってしまったりしますよね。
ですがご安心ください。本気で笑えるかどうかは全く関係ありません。
意図的に笑顔を作るだけで十分です。
「表情フィードバック仮説」という言葉を聞いたことはないでしょうか？これは私たちの表情が脳にフィードバックされ、感情を変化させるという理論なのですが、つまり自然と湧き上がるような笑顔でなくとも、笑顔を作るだけで脳は「楽しい」「嬉しい」と感じるように働くというわけです。
これを説明するとおそらくとんでもない長編記事が完成してしまいますので、詳細を知りたい方は以下のWikipediaのリンクからご覧いただければと思いますし、敢えて読まなくてもここでは「意図的に笑顔を作るとそれが本当に感情とリンクしてポジティブ思考になれる」もしくは「本気で笑った時と同じ効果がある」いうことは科学的にある程度証明されてるんだよ、ってことだけ押さえておいていただければ十分かと思います。
さて、本日は「笑顔」の重要性を現実的視点から説明したわけですがいかがでしたでしょうか。
いずれ詳しく記事に致しますが、願望実現にも優先順位があります。ワークや思考法も重要なのは当然なのですが、テクニックにだけ目が行って肝心な「メンタル」を軽視していては本来叶ったはずの願いも叶いにくくなってしまいます。
つまり安定したメンタルがあって初めて様々な願望実現メソッドが効果を発揮するということです。
そしてそのための一歩目として有効な手段が「意図的に笑顔を作る」ということなんですね。
（もちろんバナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて云々も効果的ですが）
いずれにせよ、笑顔は単なる感情表現の一つではなく、私たちの健康を大きく左右する重要な要素であるということがおわかりいただけたかと思います。
是非、今日から笑顔を意識的に増やしてみてください。笑顔が増えれば増えるほど体も心も健康になっていきます。
これも願望実現の土台です。
皆様が笑顔溢れる毎日を送れますことを、心より祈念申し上げ、本記事の結びとさせていただこうと思います。
それでは、本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
神様の奇跡が起きています。愛してます
Jeg
つまりこういうことですね↓
感情が表情を作るんじゃない。表情が感情を作るんだ。これは「表情フィードバック仮説」の考え方だが、わかりやすく言えば「笑う門には福来る」ってのは科学的に実証されてるってことだな。だから笑顔を作ってほしい。無理矢理でもいい。時間差で本当に楽しい現実が必ず返ってくるから。おはよう。
— 雨音りん (@rinrinamanechan) August 28, 2024
あ、雨音りんさんのXフォロワー様３００名突破ありがとうございます！お遊びアカウントですので今後もまったり更新していく感じですが、もしよろしければフォローしていただけましたら幸いです。愛してます
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