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【人間関係】自分軸で生きるってどういうこと?を徹底解説(第四部:最終章)

※今回は無料記事となっておりますのでメンバーシップ会員以外の方も最後までお読みいただけます。尚、四部作の最終章となっておりますが、この記事単体でも十分ご理解いただけるよう書いて参りますのでご安心くださいませ。

こんにちは。本気で女性をドン引きさせる男性キャラを考えさせたら右に出るものはいないJegです(前回のナンパ男2名参照)

改めまして本日もお越しいただき誠にありがとうございます。愛してます

では過去最高の長編記事、いよいよクライマックスとなりますので是非最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

それではいってみましょう!


7.ここまでのおさらい

ここで第一部から第三部までの内容をおさらいしておきましょう。

①「他人軸」は簡単に言えば他人の価値基準を優先して自分の意見をおなざりにしてしまうスタンスのことである。これは「人に評価されること」を最重要と捉える「社会的な自己肯定感」に依存する人格を作り上げてしまうため、結果的にいつも人目を気にして余計なストレスを溜めかねない

②「自分軸」は、自分の内側に根差した価値観や感情に基づいて行動するというスタンスのことである。つまり自分自身の核となる部分の指針に従って人生を舵取りするということ。これは他人の評価より自分自身の価値基準に基づいているため、何があってもブレない「絶対的な自己肯定感」をベースにした生き方である

③「自分本位」は「自分の利益や欲望を優先する」という「具体的な行動」を指すが、「自分軸」はその行動の根底にある自己の確固たる基盤や哲学を表している。つまり内面の価値基準がしっかりと定まっている「状態」を示しており、またその「状態」とは何らかの行動の「結果」を指す言葉である。よって自分本位は「意図的な行動」、自分軸は「単なる結果」であると言える

④「自分軸で生きよう」という目標を掲げてしまうと、そもそも「自分軸」という言葉自体が様々な意味合いを内包しているため、無意識下で目標の曖昧さに混乱し、結局ゴール地点が定まらず行動も起こせないという弊害を生じさせる

⑤よって、正しい目標設定は「自分軸で生きよう」ではなく「絶対的な自己肯定感を高めよう」である

⑥絶対的な自己肯定感を高めることができれば、自然と自分の内側に「誰になんと言われようと傷つかない自分」が形成されていき、「結果」として「自分軸で生きる」という目標が達成される。これが自分軸を作り上げる正しい順序である

8.絶対的な自己肯定感を高める方法

もちろん、自分軸で生きる方法と同様、絶対的な自己肯定感を高める方法も多岐に渡っております。ですが日本語的な曖昧さを含まない分、こちらの方が遥かにスマートで明確な行動に結びつけやすいことも事実です。

そして私が提案する方法は極めてシンプルです。その方法とは何か。それは以下の3点です。

①他人軸な自分の肯定的な認識
②自分との約束を守る訓練
③それが自分軸に繋がっているという明確な認識

この3点を意識するだけでOKです。以降はこの順序に沿って解説していきますね。

9.他人軸な自分の肯定的な認識

実はこの「他人軸な自分の肯定的な認識」のベースとなる考え方は、以前に紹介しておりました。

上記の記事ですね。ですが今回はメンバーシップ会員以外の方もいらっしゃるかと思いますので、該当部分を以下に引用させていただきます。

「自分の思ったことを素直に言える」ようになりたいなら、「今現在の自分」を否定して「自分の思ったことを素直に言える人間になろう」などと意気込んではならないということです。

何故ならそれは「絶対的な自己肯定感」を著しく下げる行為だからです。

むしろその逆で、「自分の思ったことを素直に言えないのは、他者への思いやりがあるからなんだ」とハッキリ認識することこそが重要なのです。これは認知行動療法に近いのかもしれませんが、要するに他人の意見を優先して自分の意見が言えなかったり、もしくは相手の怒りに共感して自分がネガティブな気持ちになったりした時は自分を責めるのではなく、脳内で「私は優しい人間なんだ」と受け入れてあげてほしいのです。

そしてこのプロセスを繰り返すと、脳内に「今現在の自分を受け入れる」という回路が出来上がっていきます。そしてそれと同時に「自分は素晴らしい」という感覚が、無意識下に形成されていくのです。

ではこの「自分は素晴らしい」という感覚はいったい何なのかと言えば、そうです。それこそが「絶対的な自己肯定感」なのです。

つまり、あれこれワークをするまでもなく、今現在「人の気持ちを考えすぎて疲れてしまっている自分自身」が無条件で素晴らしく、単にそれを自分自身で認めてあげるだけで十分なのです。

「人の気持ちを考えすぎて疲れてしまう」という経験を「意図的」に「これは私の美徳なんだ」もしくは「これが私の強みなんだ」といった具合にポジティブに「認識」し続ければ良いのです。

もちろん、最初の内はどんなに頭でわかっていてもネガティブな感情が優先されてしまうかと思いますが、それでも「自分の意見をハッキリ言わなければならない」という感情を捨てるだけでも随分心の在り方は変わっていくはずですし、気疲れするたびに機械的に「今日も徳を積んだ」とか「人の気持ちを考えることができた」と脳内再生してあげれば、徐々に絶対的な自己肯定感が高まっていくはずです。

そのプロセスを経て、最終的には無理せずとも自分が本当に望むことを、相手や自分にとって最も望ましい言葉ですんなり伝えることができるようになっていくはずです。

そしてその言葉はあなたの「優しさ」の上に成り立った自己肯定感をベースにしているわけですから、「他人に気を遣い過ぎて疲れてしまった」という経験が無い人のそれより、はるかに説得力のある優しい言葉になっているはずです。

4/13【人間関係】人の気持ちを考えすぎて疲れてしまう時の対処法(後編)より引用

つまり、言いたいことが言えず他人軸で生きている自分を否定して「自分の意見をハッキリ言おう」と意気込むのではなく、まずはその性格を受け入れるところからスタートしていただきたいということです。

今回はこの話を自分軸に当てはめて考えるわけですが、ここでもう一度言わせていただきます。「自分軸で生きる」というのは「結果」です。この認識を履き違えていると、「自分の意見を言わなければならない」という無駄なプレッシャーを自分に与えてしまい、人間関係の拗れにも繋がっていきますし、その拗れが「やっぱり自分の意見を言うのは難しい」というメンタルブロックに繋がったりしますので、意気込みが空回りして事態を悪化させるなんてことにもなりかねないんですね。

そして何より、無駄な意気込みは他人軸で今まで生きてきた自分自身を否定することに繋がります。もちろん自分にとって他人軸というのは辛い生き方かもしれませんが、ですが裏を返せばそれは他人への優しさ、社会への貢献といった美しい感情から派生した、かけがえのない性格なのです。

その性格を否定してまで「自分軸で生きよう」などと思うことは、「自分軸で生きようとすることが絶対的な自己肯定感を下げる」という本質的に矛盾した行為です。

ですから、まずは人目が気になったり言いたいことを言えなかった時にもそれを否定せず、「これは私の美徳なんだ」もしくは「これが私の強みなんだ」といった具合にポジティブに「認識」し続ける訓練をしていただければと思います。これがファーストステップです。

ちなみに「表情筋を緩めながら話を聞く」という訓練も大変役に立ちます。おっかない表情で話を聞いている人にはあまり発言してほしくないもので、逆に柔和な表情の人は意見を求められやすかったりしますから発言の場も増えますし、発言の場が増えれば自分の意見を話すプロセスも多く踏めるようになり、結果的に自分の意見を自分軸で話すことができるようにもなる、といった順序ですね。

10.自分との約束を守る訓練

他人軸な自分を受け入れる訓練と同時進行で行っていただきたいのが「自分との約束を守る訓練」です。

絶対的な自己肯定感を高める上で最も有効なのは「これをやる」と決めて「それをやる」を繰り返すプロセスです。

「他人にやれと言われたこと」を「言われたとおりにやる」というのは他者の評価に依存しますから「社会的な自己肯定感」に繋がりますが、「自分で決めたこと」を「自分でやる」というのは自分自身の評価にのみ依存しますので「絶対的な自己肯定感」を育んでくれるのです。

とはいえ、「毎日腕立て100回とスクワット50回」などというハードルの高い目標を掲げる必要は一切ありません。というかむしろ目標は小さければ小さいほど効果を発揮します。何故なら、重要なのはどんな小さなことでも自分で決めたことを必ず「毎日」「継続的に」守ることだからです。

但し、何をするかを選択する際に一つだけ守っていただきたいことがあります。それは「それが自分にとって価値があると思えること」を選択するということです。

例えば「早起き」に全く価値を感じていない人が「毎日早起きをする」という自分との約束を毎日継続しても、あまり効果がありません。

何故なら今回の目的は「自分軸で生きられるようになる」ことであり、自分軸とは「自分の価値基準に従って意思決定をすること」だからです。だからこそ、自分の価値基準にマッチしない行動は本質的に矛盾を生じさせてしまうんですね。

ですからまずは「これをやることは価値がある」と思える「簡単な約束」を一つ見つけ出してみてください。

もし「早起きをずっとしたかったけどなかなかできなかった」という方は今回が大チャンスです。何故なら「ただ単に健康に良さそう」という動機でスタートするより「早起きを継続できれば絶対的な自己肯定感が高まって自分軸で生きられるようになる」という動機からスタートした方が遥かに早起きのメリットを確信しやすく、モチベーションを保ちやすいからです。

(ちなみに本気で早起きしたいのであれば手前味噌で恐縮ですが以下の書籍をお読みいただければより確実性が増すかと思いますのでご紹介させていただきます。自己肯定感の話も詳しく書いております)

もちろん早起きに限らず「朝起きたら即歯磨きする」とか「起きたらまず必ずカーテンと窓を開けて深呼吸する」とか「寝る前に必ずアファメーションをする」とか、どんなことでも結構です。

要するに「自分が価値があると思えること」を「毎日必ずやる」という「自分との約束」にしてあげて、それを死守するプロセスを「継続する」ということですね。

繰り返しになりますが「よし、早起きして毎日腕立て100回やろう!」なんていうキツい約束はする必要ないですからね。「継続できなかった」が発生してしまうと逆効果になってしまいますので、あくまで「自分との約束を守れた!」という経験を積み重ねる目的で、確実に継続できそうな簡単なタスクを選んでいただければと存じます。

11.それが自分軸に繋がっているという明確な認識

最後になりますが、「他人軸な自分の肯定的な認識」も「自分との約束を守る訓練」も、是非「それが自分軸に繋がっているという明確な認識」を持って行ってください。

この理由は言うまでもありませんよね。今回は「自分軸で生きる」方法をお伝えする記事なわけですから、すべての行動が何に繋がっているかを意識することで、より効率的に継続でき、またより効果を実感しやすくなるのです。

「筋肉が強くなる」という事実を知らないまま行う筋トレはただ辛いだけです。同様に「それが何に繋がっているか」を知らずして行うワークは味気なくただつまらないものです。

ですが今回お伝えした方法論はすべて「自分軸」という、ある意味ではこの社会生活に於けるすべてのストレスを自分でコントロールし思い通りの人生を送る指針となるような宝を手に入れる為に行うものなのです。

その心構えさえブレなければ、「自分軸で生きる」という一見難しそうな生き方さえ、簡単に自分のものにできるはずです。

そう信じて、是非楽しく継続していただけましたら幸いです。


さて、今回は過去最高の長文記事ということで、私も今まで難攻不落の超難解テーマと捉えていた「自分軸」に関するお話をさせていただいたのですが、いかがでしたでしょうか。

もしよくわからなかった、もしくは腑に落ちなかったのであれば大変申し訳ありませんでしたが、これは私にとっての挑戦でもあるのです。もちろん「自分を愛しながら生きてください」とか「自分の心の声に従って話せばすべてうまくいきますよ」とか神様的視点から解説できればそれがベストなのですが、今回は敢えてスピリチュアル要素を完全に封印してお伝えさせていただいた次第でございます。

逆に言えば、今回の基礎知識をインプットすることで自分軸に関するスピリチュアルメソッドももしかしたらすんなり理解できるようになるかもしれません。

「何故」と「情報の関連性」を知ることは、世に溢れる情報を統合し自分自身のアクションプランに落とし込むこと、つまり生きた知識として自分に取り込むことなのです。

いずれにせよ、ここまでお付き合いいただけましたすべての皆様に心より感謝を申し上げ、また皆様が自分の心に従ってストレスフリーな人生を手に入れることを祈念申し上げ、この四部作の結びとさせていただこうと思います。

それでは、本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

神様の奇跡が起きています。愛してます

Jeg


あ、それはそうと第一部でお話した私の眉間にうっかり開眼しかけたサードアイですが、これを自分の意志でそっと閉じたのも「自分自身の価値基準に従って意思決定する」という「自分軸」と捉えて間違いないですよね?

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