「時速１００kmじゃ刺激がなくて眠くなる。１２０km近く出さないと高速で安全運転はできない‼️」
男の勤め先の営業部長はいつもそうやって取引先に納品に行くときに２tトラックをアクセル全開で高速を時速１２０kmで運転していた。
臆病で意気地無しの男は自分には同じ事は絶対にできないと思っていた。
あれから長い月日が過ぎ去り、男は人生の大きな一歩は未だに踏み出せないが、２tトラックに乗るときはアクセルをおもいっきり踏み込み、時速１２０km近くのスピードで取引先に納品に行く。
仕事を教えてもらうとはつまりそういうことだろう。
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