最強のふたり
無難に面白かったです。
ストリート系のやんちゃなお兄ちゃんが気難しい感じの富豪のおじちゃんの介護する話。
実話らしい。
お兄ちゃん(ドリス)が全身麻痺のおじちゃん(フィリップ)のことを普通の人のように(ときに雑に)扱うから、フィリップに気に入られて仲良くなっていきます。
ふたりの表情がだんだん柔らかくなっていくのが良かった。
フィリップは堅物ジジイからお茶目なジジイになっていくし、ドリスはトゲトゲしい若者から近所の優しいお兄ちゃんになっていく。
正反対のふたりなんだけど、なんか気が合うというか、合っていくというか。
フランス映画なので、また長ったらしくて退屈なんだろうなと思ったらそうでもなかったです。
めっちゃ盛り上がる、とかではないけど、全体がコミカルで飽きなくて楽しかった。
ラストのドリスの粋な計らいと、彼の優しい笑顔がとても気に入りました。
なんだか内容の割にのほほんとしていて、よかったです。
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