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あん

樹木希林さん。

J:COMで観てたんだけど、途中までしか観れなかったのでちゃんとDVD借りて観ました。

樹木希林さんのインパクトが強い。
いや、映画に馴染んでいて、すごく自然で違和感もなにもないんだけど、たぶんそれがすごいことなんだよな。

ハンセン病のおばあちゃん役、というそれなりに癖のある役をさらりと演じる。
樹木希林さんって元からこんな人だったっけ?と思ってしまう。
“演じている”ということを忘れる演技だから話の内容もすんなり入ってくる。
嘘くささを感じさせない役者さんだなあと思いました。

おばあちゃんが小さいどら焼き屋の店長さんと餡子をつくり、どら焼きを売る話なんだけど、まとまりが良いというか良い意味で特徴がない。
クセがないというか。

要素的にはクセだらけなんだろうけど、すんなり観られる映画です。

それでいて、なんとなく心に残ってしばらくこの映画のことばかり考えてしまう。

なんだか魅力のある映画でした。

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