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英国王のスピーチ

吃音の王様が頑張ってスピーチするお話。

私も人前で話すのすごく苦手だし、3人以上でお話する時は怖くてどもりがちなので、わかるわかる〜と思いながら観ました。

ラストシーンで、ジョージ6世としてスピーチを成功させたときのなんとも言えない空気感が良かったです。
誇らしいような、それでいてなんだか不安そうな感じ。
私はこれでローグがお役目御免とばかりにジョージの元を去ってしまうんじゃないかと思ってしまいました。

本当ならやったぜー!できたー!!って喜びたいところだけど、王様なので表立って喜べないよな〜と思ってたら、娘たちにちょっと自慢しちゃう。
愛おしく感じました。

みんなから褒めてもらえて、観ているこちらが嬉しくなってしまう。

全体を通して暖かい雰囲気のある映画です。
細かい装飾や画面の色使いが落ち着いていて綺麗だし、カメラワークも落ち着いた感じだけどちょっと独特というか。
注目させたいところをきちんと注目させるカメラワーク。

とても良かったです。

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