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他愛ない日常の記述

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日ごろ思ったことをそのまま書こうと思います。
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2019年3月の記事一覧

日常:2019/3/29 年度末を探し歩いた

3月末、賑やかな新宿の深夜。喧騒をかわして、疲れた身体をホテルに運ぶ。送別会の群れが、至るところで笑い声をあげている。許されそうな雰囲気に甘えたい。年度末に置いてけぼりになりたい。まだ、タスクは終わっていないのである。 フラフラとたどり着いたホテル。受付のシュッとした男性が、ひしゃげた表情で「予約がありません」と言う。疲れた身体、すべてベッドに預ける気マンマンな僕は、わりと動揺してスマホの予約メールを確かめる。「宿泊日:4月28日」自分の誕生日だ。いや、ん、まて、今日は3月

[19/3/17] 千里中央でニュータウンな休日

3月になり、大阪もようやく春になってきたと思ったら、また寒波がやってきた。気圧は上がったり下がったり気まぐれだ。特に予定もなく、休日を味わおうと玄関を開けると、今度はパラパラと通り雨。軒下で少し待ってから歩き始めた。 今日は路線バスに揺られて、千里中央へ。高齢化が続く北摂ニュータウンの玄関口、小さなデパートや商店が寄り集まっている。人混みの梅田やなんばに行かずとも、必要な買い物はここで済んでしまう。郊外・地方のイオンのような感覚に近い。 有名なインフルエンサーの方が近くの

日常:2019/3/19 雨の早朝から夢と現実の世界まで

いつもの早朝出張。朝方の静かで豊かな街の音を聞こうも、雨音に塞がれる。しとしと傘を鳴らす通奏音に低い帯域の変則リズム、たまに裂いて通るポスティングバイク。鼓膜にかかる気圧。すべてが近く感じる雨のなか、経由駅を通じて新大阪に向かう。 今日の新幹線は若いママさん方と子どもたちに囲まれている。揃ってディズニーランドでも行くのか。ワイワイ、生き生きして、こちらの世界と対比をみせる。じきに子どもの何人かがうめき出す。退屈だろう。大変だよ、ママは。 あっという間に京都。個人の一存で止