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【お仕事図鑑 file2】ダレワタ社長【公務員】

妊娠中に国家資格キャリコンに一発合格した
かなやなおこです。

いろんな人のお仕事内容や仕事を通じた考え方などを知ることで
仕事へのやりがいやキャリアのつみあげ方など
皆さんの仕事理解や人生のヒントにつなげることをコンセプトに立ち上げた「なおこのおしごとずかん」。

第2回目の今日は【公務員のお仕事】についてご紹介します。
東京都庁で勤務されているダレワタ社長にお話を伺いました。

プロフィール

お名前:ダレワタ社長
お仕事:東京都職員

どんなお仕事?

報道課

知事の記者会見の場を作ったり中継を行っていたそうです。あとは知事がイベントや講演会の際についていき、メディア対応をするのも報道課のお仕事だったそうです。

計理担当

予算や契約に携わる部署だそうです。
物を購入したり、委託事業者の力を借りてホームページを立ち上げるなど、外の力を借りないといけないときに契約手続きを行う部署だそうです。その予算に関する手続きも行っているそうです。

お仕事に就いたきっかけは?

公務員の仕事に就く前は、薬品会社の営業職として働いていたダレワタ社長。

営業職として働いていたときに


「利益を追求するあまり、ここまで売らなくていいよなと思うものをガンガン売っていました。これは、僕の成績にはなっているけれども、目の前の人の力になれていないんじゃないかって思ってしまうときがあって」

と感じたことがあったそうです。

「自分が持っている商品に自信がなかったんでしょうね」と当時を振り返って話すダレワタ社長。
そのことがきっかけになり、「他の職業ってどうなんだろう?」と考え始め、利益に影響されることなく、人の役に立つことを考えて仕事をしたかったと思うようになったそうです。
そして、利益追求型ではない公務員の試験を受けられたとおっしゃっていました。

お仕事のやりがいやメリットは?

「潰れないっていうぐらいかな?」と少し笑顔でお話されていたダレワタ社長。行政が潰れてしまうと、都市自体が消滅してしまうような大事になってしまいますから、最後まで残る仕事の一つといえます。潰れなくて働き続けられるのはひとつのメリットといえるかもしれません。

また、行政という大きな枠組みの動きが分かるのも、公務員として働くメリットと言えるでしょう。


お仕事のデメリットは?

お仕事のデメリットをお聞きしたところ「スキルがつかないですね」と即答されたダレワタ社長。

その理由は、仕事の特殊性にありました。

「東京都庁の中でしか使わない知識や技術が身につきます。でも、違う職種へ転職することを考えた場合、公務員だけの経験だと何も持っていないですという回答になってしまうんですよね。突然社会に放たれたときに、そこの耐久性というのは身につかないかなと僕は思います」

たしかに。
わたし自身も非常勤職員として行政機関で働いていますが
「このシステム、ここを退職したらもう使わないだろうな・・・」と感じることも少なくありません。行政独自のシステムを使うことが本当に多いのですね。
ダレワタ社長の仰る意味にとても共感しながら頷きました。

仕事に就くための資格や要件は?

まずは公務員試験に合格することが必須となります。
試験内容は、法律の勉強なので憲法や刑法を学ぶほか、一般教養も必要とされています。法律と一般教養の2つの軸を中心に勉強が必要です。
ダレワタ社長は、アルバイトをしながら予備校に通っていたそう。

「収入がゼロになる生活しないといけないので、バイトをしながらやっていました。バイトしながらだと独学で勉強すると効率が悪いし、そこまでの時間を費やせない、必ず1年で結果を出そうと思っていました。なので予備校に通ってシステマチックに勉強していました」

そうお話されていました。

目指されている方へのメッセージ

公務員試験を目指されている方へのメッセージをダレワタ社長にお願いしました。

「公務員ってすごくいいのは、決まった時間に働き決まったお給料をもらえる安定性だと思うんですよね。公務員の仕事に魅力がある人は一所懸命仕事をするのもいいですし、あんまり魅力がないけれど安定を求めている人におすすめです。そういった方には、他の余った時間で好きなことや勉強したいことを学んでいける柔軟性があります」

行政での公務員のお仕事は、都市が消滅しない限り最後まで残り続ける仕事のひとつ。国民や市民の緊急事態に対応を迫られる大事な仕事ではありますが、勤務時間や給与は一定で安定している仕事だといえます。
空いた時間に、趣味に熱中したり、スキルアップのための勉強ができるお仕事ともいえますね。

ただ、公務員になるためには必ず試験に通過しなければいけません。

「勉強の仕方は、毎日決まった問題数や時間を積み上げていくのが
一番向いている試験対策だと思います」

ともおっしゃっていたダレワタ社長。
公務員試験の受かり方や勉強の仕方のコツという相談も受け付けていますとお話されていたので、気になる方はぜひ相談してみてください♪

公務員採用後に始めた勉強って?

どんな人生を歩むかのかと考えたときに、公務員一本でいくのか、それとも違う道があるのかと考えたとおっしゃるダレワタ社長。

「何か身に着けておいた方がいいな」
「興味があるなという分野」

その思考に行きついた先が、ビジネスやマーケティングだったそうです。

東京都庁の職員として勤務する傍ら
シンガーソングライター、ビジネスコンサルタントとして活動の幅を広げているダレワタ社長。

次回5月20日の音声配信で
ダレワタ社長のビジネスコンサルタントとしてのお仕事を
深掘りしていきたいと思います!


▶ダレワタ社長/コンサルおさるさんのスタエフ



▶ダレワタ社長のnote


▶音声配信(本編)

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