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【検証】金魚坂めいろの訛りは本当に夢月ロアのパクリであるか考察する【にじさんじ・炎上】

■はじめに

金魚坂めいろ訛り騒動において非常に疑問が多く注目度の高い、訛りがパクリか否か。

その問題を金魚坂めいろの配信での訛りへの言及、鳴神裁が公開したディスコード、夢月ロアの公開したディスコード、さかなの公開したディスコードを基に考察していきます。

方言とは地方による言葉の変化、訛りとは異なる意味合いを持つ言葉と言葉を区別するためのアクセント[1]、イントネーションとは会話する際に発する文章全体を通した音程による意味合いの変化[2]である。

ざっくりと金魚坂めいろの訛りは夢月ロアのパクリなのか、そのルーツを探る程度に考えてください。

1.日本語のアクセントは音を高く発音するか、低く発音するかで区別される。
2.『今日は雨かな』を平坦に言えば推定、語尾に向かって高く発音すれば疑問、低く発音すれば落胆など。

■検証用動画一覧

各項目の時間指定は該当日の動画を参照して下さい。
※問題が発生する場合、リンクは削除します。

2020年7月11日
[初配信]女子高育ちのハコイリ金魚[にじさんじ]

●2020年7月12日
【雑談】占い師さんに眼力で占ってもらった話とかするよ

●2020年7月15日
!なまり禁止雑談!

●2020年7月18日
【深夜廻夜】の恐怖を思い出す


●2020年7月22日
らぶらぶデート日記【イヴちゃん枠/金魚坂めいろ】

●2020年7月29日
おしゃべりしながらすぱちゃ読む!【にじさんじ/金魚坂めいろ】

●2020年8月5日
【深夜廻#最終回】夏の終わり、あなたをさらいに夜がくる。【にじさんじ/金魚坂めいろ】

●2020年8月7日
【ダライアス】ゲーセンにあこがれる箱入り娘が伝説のアーケードゲームやる!【にじさんじ/金魚坂めいろ】

●2020年8月13日
【お絵かき雑談】真の画力公開!はじめてゼロから絵を描くとこ見せる!!【にじさんじ/金魚坂めいろ】

■金魚坂めいろと親族に関する訛りの情報

金魚坂めいろが配信で語った、親族に関する方言の話をピックアップしております。

1.祖父の訛りから強い影響を受けている

(2020年7月18日の配信、1:24:15以降)

『じいちゃんばあちゃんのね〜訛りはね〜すごいさ〜めろずっと一緒にさ〜暮らしとったからね〜伝染ってしまったね〜』

『なんかね、めろさ、おじいちゃんの方の訛りがさ、昔さ、強かったからさ。男っぽい話し方をしてしまうんだよね』

2.祖父と祖母は訛りが別である

(2020年7月18日の配信、1:24:15以降)

『おじいちゃんとおばあちゃんでさ、訛りが違うくって』

『どうすんだ?とかさ。それがね、それがさ、恥ずかしくなった時があってね。でも、それでおばあちゃんの方にしたんだよ』

3.普段は祖母の方言に寄せているが、感情の起伏によって祖父の方言が出る

(2020年7月15日の配信、3:16)

『焦ったり〜興奮したり〜緊張してしまうと〜訛ってしまうんです』

(2020年7月29日の配信、1:14:58)

『や、やっぱ、感動したりさ〜その、慌てたりするとさ、あの、おじいちゃんのね、普段は、おばあちゃんの方の方言に寄せて話してるんだけど、おじいちゃんの元々のね、あの、きつめの方言がでてしまう、のね』

4.一つの土地に長期間おらず、幼少期は祖父母と暮らしていた。

(2020年8月5日の配信、1:56:50)

『めろさ、訛りだけどさ、訛りがある地域に長く滞在してたわけじゃなくって、訛りがあるおばあちゃんおじいちゃんとずっとね、幼少期に一緒に暮らしとったから、訛っとるだけだからね』

5.祖父母の訛りは二世代前くらいの喋り方

曾祖父母くらいの年齢と考えれば80歳前後だろうか。金魚坂めいろの幼少期にその年齢であれば、本来の年齢から考えれば1910年から1920年の間に生まれた人物であると思われる。戦争を体験し、その後の貧しい戦後、そして高度成長期を目の当たりにしたのではなかろうか。

2:01:20 『「二世代くらい前」?二世代前なんだぁ。めろのおばあちゃんなんだけどなぁ。まぁ、そうだね、二世代前かぁ。めろのおばあちゃんにしたらお年を召しとったでなぁ』

■金魚坂めいろが獲得した訛り

金魚坂めいろが配信で語った内容、鳴神裁が動画で提示した証拠、夢月ロアがTwitterに投稿したディスコード、さかなのtweetを元に情報を提示していきます。

1.自身のなまりは土地に由来するものでない

親族のなまりが基になっている。

これに関しては配信で度々金魚坂めいろが話している。ただし方言の影響を受けない土地など存在しない。金魚坂めいろは2020年8月5日の配信で『訛りがある地域に長く滞在したわけではない』と言っていたが、金魚坂めいろは方言をどのような捉え方をしていたのか不明だ。

金魚坂めいろは方言や訛りをひっくるめて訛りで統一している。これを方言を獲得はするが訛りは獲得しないと考えれば、東京式アクセントの土地にいる事を『訛りを獲得しない』と考えればある程度整合性は取れそうだ。

2.訛りは様々な地方の複合

訛りのベースは九州地方。

身内の相談で何故曖昧な表現をするのか不明。

以下の画像は金魚坂めいろが2020年7月12日ににじさんじライバー全体に向けたディスコードの一文だ。

(2020年10月18日、鳴神裁の配信にて判明)

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3.転勤族であった

深く考えていくとこれも矛盾を引き起こしている。単純にはぐらかしていたのだろうか。

(2020年8月13日配信)

2:00:56『どこの訛りだろうね〜めろいろんなところのミックスだよ、ミックス』

2:01:02『おじいちゃんもおばあちゃんも訛っとったし〜で、めろもいろんなところにさ〜あの、転校する転校族だったから〜』

4.標準語を話す事が出来る

また運営は特定地方の方言に関して認識していた。これに関しては京都弁である事が判明している。

(2020年10月21日、運営の公式声明にて判明)

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5.自分の方言は生来身に付いたなまりである

夢月ロアと金魚坂めいろが何故同郷だと思ったのか。このディスコードは一切会話をしていない金魚坂めいろと夢月ロアが初めて接触した時の文章である。

(2020年10月21日、夢月ロアのTwitterから判明)

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6.京都弁に寄せて話している。

鳴神裁が公開していないディスコードとさかなの証言により判明。また運営が当初の訛りと違うと公式声明に盛り込んだ事から複数の訛りを使い分け出来る事は確定。

(2020年10月23日、さかなの投稿により判明)

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7.金魚坂めいろが幼少期に喋っていた訛り

金魚坂めいろの一人称が『おれ』の理由は、祖父母が『おれ』と言っており影響されていたらしい。

(2020年8月5日、金魚坂めいろの配信にて判明)

『一人称がおれだったんだよ。めろ。「おれさ~」って言っとたの。小さい頃の話だよ。小さい頃の話。「おれはさ~そんでよ~だべさ~」ってね。そういうね、訛りだった』

『ほんとに小さいころだけどね。「だでよ~」とか「だべさ~」とかと一緒にそれも矯正したんだよ』

8.祖父の訛りは濁音が多い

金魚坂めいろは自身のルーツと話している祖父の訛りは非常に濁音が多い訛りだと言っている。

東北はズーズー弁と呼ばれるように、文字に濁音が付く独特の喋り方をする。これは寒い地域で大きく口を開けずに会話をしていく過程で言葉が変化していったと考えられている。

金魚坂めいろの祖父や祖母の事を考えるのは難しいかも知れない。イマジナリーフレンドのイヴに関して配信で事細かく設定を話す事が可能な時点で、そのような設定と割り切った方が良いだろう。

(2020年7月31日配信、1:01:55)

『何も聞こえんかった~?ほんと、良かった~ほんとによがった〜。よがっ(笑い)…なんかさ、めろさ、焦るとさ、濁音が混じった訛りになってしまう。
これがおじいちゃんの方のなま、訛りなんだよね。で、めろのもともとの訛りが、なんかそんな感じなの。
もうさ~凄い小さい頃に矯正したって言ったじゃん?おじいちゃんの訛りは。だから、なんか自然にさ、なんかなんだろ、おじいちゃんの訛りをわざとやろうとすると、自分の中で不自然な感じになるの。でも、なんか(笑い)焦ると出てくるんだよね』

■金魚坂めいろの訛りに関する疑問点

金魚坂めいろは配信、夢月ロアへのダイレクトメール、鳴神裁へのリーク、ライバー間の相談で矛盾する証言を行なっている。また自身の配信単体で考えても矛盾する発言が散見される。

1.でよの取り扱い

金魚坂めいろは接続詞のような使い方をしていると言っているが、実際は語尾として利用している。

接続詞とはAとBの文章を繋ぎ合わせ、前後の文章を一つの意味として捉える役目を果たす。

例えば『雨が降っている』『買い物にいく』この二つの文章があったとする。これを繋ぎ合わせるのが接続詞です。

『雨が降っている。しかし買い物にいく』などの使い方をします。

2.金魚坂めいろの訛りは不安定であり、訛りに言い直すシーンが多々ある

金魚坂めいろが訛りを標準に言い直そうとしているのではなく、独特のアクセントに言い直している事から意図的である可能性が考えられる。

●切り抜き
 ホラーゲームで素の反応をする金魚坂めいろ

因みにこの切り抜きで驚いた時に発した言葉『生きてるやん』『おるやん』を方言としてカウントしています。

3.訛りが出る条件

緊張すると訛る、油断すると訛る。この相反する言葉を金魚坂めいろは配信内で度々言及している。

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(2020年7月18日配信、1:25:24)

『気が抜けてくるとね、ダメだね。訛りばっかりに、なってしまうね』

標準語を喋ると過呼吸とストレス性胃炎を引き起こすといった性質は配信内でも何度か主張している。

もちろん両方とも配信内で言っている事から、以前の発言を覚えていないのではないだろうか。整合性をとる必要を感じていない可能性も考えられる。

4.低い声を出す、朗読、役に入ると訛らない

適度な緊張感の中や夢中になると訛りは出ない。これは金魚坂めいろがオーディションで方言を利用している事から、方言を自由自在に操れる証左である。

●低い声を作るシーン
(2020年7月29日配信、1:21:22から)

注文の多い料理店の朗読をする金魚坂めいろ

5.金魚坂めいろと夢月ロアの出生地が同じ

金魚坂めいろの訛りは様々な土地のミックスとディスコードや配信で判明している。

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この言を信じるならば、金魚坂めいろと夢月ロアの故郷が同じだと断定する根拠はどこにあったのか不明だ。

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金魚坂めいろの証言通りに考えれば、夢月ロアも同郷かつ様々な方言のミックスである。ただし夢月ロアの前世は確定情報がなく、判断材料に乏しい。

6.金魚坂めいろは出生地を明かしたくない

金魚坂めいろは以下の画像のように、鳴神裁の動画で地方を明言する事を避けようとしている。

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しかし2020年8月5日の配信では訛りのルーツをいつか話そうと考えていると述べている。

1:56:50『めろの出身地~もね、あのなんか、いつか言ってもいいかなって思ってるけど』

◆ ◆ ◆

金魚坂めいろは夢月ロアや運営との話し合いによりキャラ被りは出生地を明かす事を条件に認められている。しかし金魚坂めいろは以下のような考えを持つ。

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自分はいつか出身地を明かそうとしている。そしてその発表タイミングは金魚坂めいろの好きにして良かった。

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金魚坂めいろに有利な条件でありながら、何故自分の発言と矛盾する行動を行うのか不明である。

7.初配信前にマイクが入ったから訛りキャラになった

(2020年7月12日の配信)

18:56『ほんとにね、昨日はね、一番最初のさ、あのマイクが入ってしまう奴、あれがなければね、めろは訛りキャラじゃなかったんだよ』

この発言の意図がよく分からない。

配信前に重度の方言が出ているのならば理解は出来るが、金魚坂めいろは標準語で喋っていた。そして以降の配信内でも度々標準語が漏れ出し、言い直すようなシーンが見受けられる。

またこの後25:06以降に配信を一時非公開にした理由を『標準語が恥ずかしかったから』と主張し、該当配信を運営に見てもらい問題がないと指示を仰いで再公開したと述べた。

そもそも幾度も標準語で配信を行おうとしていたと主張しており、それならば何故夢月ロアや運営の話し合いで後出しを行い問題の解決を妨げたのか、真っ当な理由を考えようとすればするほど説明が付かない。

初配信は緊張しており、マイクが入ると言うトラブルにより緊張してしまい訛った、ここまでは良しとしよう。

金魚坂めいろは自身の訛りが聴き取りにくく、その為に京都弁のように方言を変化させていたと述べている。

つまり緊張が解ければ京都弁キャラとして方向転換も可能であり、2回目の配信で訛りキャラが定着したかのような口ぶりには若干違和感を覚える。

8.『でよ』を『でね』に矯正した

金魚坂めいろが用いる『でよ』は可愛いとは思えず、コンプレックスだったと語っている。だからこそ金魚坂めいろは祖母の語尾である『でね』を用いるようにした。

しかし現在は何度か金魚坂めいろが語っているようにコンプレックスでは無くなったようだ。一例として2020年7月15日、なまり禁止配信にて以下の発言がある。

22:50『あっ、あのね、別に、そんなにね、あの、なまりにコンプレックスがある訳じゃなくってね』

また以下の切り抜きでコンプレックスだった理由と『でね』が祖母の訛りであると述べている。

ここでも金魚坂めいろは自身の『でよ』は接続詞であると夢月ロアに長文で語った内容に相反する主張を行なっている。

実際に金魚坂めいろが用いる『でよ』は語尾のバリエーションの一つに過ぎないが、どうして夢月ロアには『接続詞である、この使い方が正しい、同郷である』と主張した後、一切合切の交流を一方的に断ったのか。

■金魚坂めいろの用いる方言

金魚坂めいろは変なアクセントはあるものの、方言を殆ど喋らず、非常に理解し易い。ただし数少ない発言から金魚坂めいろの根幹にある方言は三河弁の可能性が高い。金魚坂めいろが明確に祖父母の訛りだと断言した言葉は方言として考えます。

この事から金魚坂めいろの本来のアクセントは東京式アクセント[1]であるはず。

京都弁は京阪式アクセントであり、関西弁と似ている。故に運営が関西弁だと思わず、京都弁だと判断したのは訛りではなく何かしらの方言や廓詞[2]を使ったものと思われる。

1.内輪東京式、中輪東京式、外輪東京式に分かれる。更に外輪東京式の変種、中輪東京式の変種、その他東京式などに分かれる。
2.くるわことば、花魁言葉とも。京都、及び現在の東京である江戸の色街で使われていた言葉。方言を矯正し、気位を高く見せる為に使われていた。
江戸では使われる事がなくなった後も京都では使われていたらしい。

※配信日時は私が確認したものですので、それより以前に出ていた可能性はあります。何度もその言葉を言っている可能性はありますが、カウントはしていません。

 『でよ』

(配信で不定期に幾度も使用)

初出は2020年7月18日、深夜廻の配信。これに関しては本人の言もあり、ここが初出で間違いありません。

1:24:24『めろね、地図が読めん女だでよ。車のさ、助手席に乗せてはいかん、地図が読めん女だでよ』

◆ ◆ ◆

恐らく『だで』『だもんで』が短縮され、語尾に『よ』を付けたものと予想。

『だで』+『よ』の使い方をしており、名古屋弁プラス口癖と捉えられる。しかし金魚坂めいろは『でよ』以外でこのような話し方をあまりしない。『だでよ』と言ったり『でよ』と言ったり安定しない。

『だで』『だもんで』は東海東山方言でよく使用され、言葉としては『だから』の意味合いで利用される。『だで』は短縮形であり、この言い方であれば兵庫県の但馬付近でも話者がいる。

もちろんこれは金魚坂めいろの発言を全て肯定的に受け取った上での想像だ。夢月ロアの『でよ』は活舌の問題で『だよ』が『でよ』に聞こえてしまうと言った配信のネタが由来である。

ただし金魚坂めいろは語尾に『ね』や『さ』を付ける事が多い事から、『でよ』の文脈のみ語尾に『よ』を付け足しているものと思われる。

『ね』や『さ』自体は金魚坂めいろの口癖であると思われ、文章を柔らかく思わせる事に一役を買っている。群馬や静岡は語尾によく『さー』を付けますが、無関係である可能性は考えられる。

 『ちんちん』

(2020年7月11日配信、8分13秒)

『待ってホントにさ今さ鼻のところがすごいちんちんしてるのこれ』と言っている。

ちんちんとは三河弁で熱いを意味する。あまり方言を喋らない金魚坂めいろの珍しい方言。

前後の会話から緊張の為に顔が熱くなっており、鼻の頭が熱いと訴えかけていると思われる。

由来は沸騰するやかん等が立てる擬音語。

 『だべさ~』

これは実際に配信で聴いた言葉ではなく、金魚坂めいろが祖父の訛りとして挙げていた言葉。関東全域、東北でも用いられる。後述する方言により、祖父は西日本よりも東日本にルーツを持つ人物である可能性が高い。

意味合いとしては『でしょう』等。

 『どべちん』

(2020年7月16日配信、42:39)

名古屋で用いられる方言。最下位の事を指す。『どべ』は西日本で広く使われる方言であり、それ自体が最下位を意味している。

 『おれはさ~』

東北では女性も自称で『おれ』を使う人がいる。ただし今の若い人はほぼほぼ使わない。方言と言ってしまうと語弊はありますが、一応金魚坂めいろが幼少期使用していた方言と断言しておりますので考慮します。

元々オレは対称(他人を称する言葉)であり、後々自称(自分を称する言葉)として用いられるようになる。

女性もオレと言っていたが、江戸では後期からは徐々に使われる事が少なくなっていったらしい。

参考資料・方言の人称について

参考資料・人称詞、オレの変化

 『まごまご』

(2020年7月13日配信、6分26秒)

手間取る、遅い、うろたえるを意味する。群馬、山梨の方で使われる事が多いらしい。東海地方でも使うのだろうか。

馬子が上手く立てずにその場を回る姿が語源。『まごつく』『まごまご』は関西圏だとあまり聞かない。

■ただの口癖である可能性

様々な人と関わり合い、作品との出会いで感化されてしまった可能性が考えられる言葉。インターネットを通じて言葉の交雑が引き起こされる事も考えられる。

 『~やん』

(切り抜き、ホラーゲームで素の反応を返す金魚坂めいろから)

主に大阪で用いられる。
意味合いとしては『〜でしょう』

 『~やわ』

名古屋か京都の語尾と思われる。
単純に口癖かも知れない。

 『すまん』

(切り抜き、ホラーゲームで素の反応を返す金魚坂めいろから)

『申し訳ない』感情を伝える言葉。全国的に同様の言葉は存在するが『すまん』+口癖の為、関西弁に影響されていると思われる。

元々は『すまぬ』の打消しの副助詞『ぬ』が『ん』に変化している。『~ない』と同じ意味。

 『なんか』

(2020年7月18日配信、1:28:14)

関西圏で『なに』を指す方言。『なにか』の音変化。

 『おる』

西日本の大部分で使われる存在を示す言葉。広範囲で使われている為に、もはや方言とは言えないかも知れない。

謙譲語で『おります』と用いる事はあれど、通常『いる』と同様の使い方は西日本と東日本で地域差がみられる。

 『いかん』

(2020年7月18日配信、1:32:50)

何度も『いかん!いかん!いかん!』と連呼。
どうしても言ってしまうと釈明。

『だめ、いけない』を意味する。他にも同様の言葉を使う土地はあれど、関西弁を複数無意識に使うことから影響を受けていると思われる。関西地方では似たような言葉で『あかん』と言う事もある。どちらかと言えば関西圏では『あかん』を使う人が多いと思われる。

厳密に数えてはいないが、金魚坂めいろはダメだと伝える際に『いかん』とよく口にしている。

地域によって『いけん』と変化をする。

『すまん』と同様に方言と意識しないかも知れない。

アーカイブを見ていて、ほかの場面でも『いかん』は普通に使っていることを確認。わざと使っていると言うより、自然に出るものと推測される。

 『そんで』

『それで』の口語体。主に関西圏でよく聞く。ただ全国的に意味は通じると思われる。

 『やっとる』

(2020年8月7日配信、9:56)

名古屋、東海地方でも使われると思われる。既に行なっている動作について言及する方言。『〜している』を意味する。

ただ関西圏でも似たような言い回しは聞いた事がある。金魚坂めいろはこれに『で』を付ける事がある。

 『で』

金魚坂めいろは語尾に『〜で』が度々現れる。更にそこから度々派生するが、名古屋付近の訛りと思われる。

金魚坂めいろが主に発言するパターンとして『〜たで』や『〜だで』であったり『〜るで』のような言い回しが多いと思われる。勿論その後によく用いる口癖が付随する点も見受けられる。

 『じゃん』

(2020年8月5日配信、1:15:06)
他の配信でも多数見受けられる。

三河弁は『じゃん・だら・りん』と称されるように、特徴的な語尾がいくつか存在する。

その中でも金魚坂めいろは時たま『じゃん』を用いる。ただテレビやネットなどの媒体を通し、全国に『じゃん』の言い回しが普及していると思われます。私も『じゃん』はカジュアルな文章ではたまに使います。

主にネットでは関東の語尾として認識されている。

私が『じゃん』を初めて確認した時間を記載していますが、金魚坂めいろは流し聞きした程度でも度々『じゃん』を使っています。

ただその他の特徴的な語尾は使っていないと思われる。

 『しんで』

(2020年7月22日配信)

46:28『そんなん、全然しとらんでね』
46:56『勘違いさせるような素振りとかもね、今はね、しんようにしとるって』

『〜しない、〜する』と言う意味。

金魚坂めいろは会話の中で『しとらん』や『しんように』などと派生させており、『しとらん』は北尾張弁の響きに似ている。博多弁は関西弁と所々似ている言葉があり、北九州の影響を受けている可能性も考えられる。

47:02に『やもしれん』とも言っており、少々古い言葉遣いである。何かの影響かもしれない。

 『ほんで』

(2020年7月22日配信、13:47、19:17)

関西弁の響きに感じる。『それで』を意味する。

■金魚坂めいろの配信や数々の訛る条件から複合訛りの正体を考察する

まず一つ、金魚坂めいろは転勤族であり、ひとところに長く滞在する事はなかったと証言している。またその時に訛りを獲得するような場所にいた訳では無いと判明している。

この方言を獲得するような場所にいなかったとはどのような意味なのか真意を分かりかねる。

この日本、何処にでも方言は存在する。その場所にいる事で方言を獲得しないなんて事はあり得ないだろう。

1.幼少期の考察

金魚坂めいろの前世と咄嗟に出た訛りから愛知出身である可能性が高く、金魚坂めいろの訛り自体は大阪、愛知、またその近辺の影響を色濃く受けていると思われる。これは家族や友人、親戚の影響もあると思われる。

金魚坂めいろの前世は標準語を喋っており、この事から方言や訛りは矯正済みであり、東京式アクセントであると考えると矛盾が少ない。また金魚坂めいろの証言や数々の証拠から判明している事実の一つである。

祖父母は両人とも訛っており、金魚坂めいろはその影響を色濃く受けている。この事から祖父は愛知や静岡近辺の出身であり、祖母は大阪か京都近辺の出身である事が考えられる。そして金魚坂めいろ自身は愛知付近で育ったのではないだろうか。

もう一つの考え方として祖母が北九州の人物である可能性だ。九州は比較的狭い範囲で複数のアクセントが隣り合っており、変な混ざり方をしたのかも知れない。

祖母の『おれ』に関して整合性を保つ為に東北の出身と考えても良いが、それだと方言の響きから金魚坂めいろが祖父の訛りはキツイと言った主張から外れてしまう。

それは祖父と祖母の出身地を別にしないと不整合を引き起こすからだ。金魚坂めいろの方言の傾向を愛知付近として考え、現在の方言が色濃く顕現しているのは、祖父母よりも社会で様々な人物との交流が影響を与えたと推測すれば、祖父母の出身地については比較的自由に捉えられる。

幼少期の記憶である為、祖父母の方言については金魚坂めいろの勘違いが多分に含まれる可能性がある。

何故祖母のルーツを京都付近と考えたかと言うと、祖父の訛りよりも可愛らしいと仮定して、一般的な京都弁のイメージと金魚坂めいろが京都に並々ならぬ執着心を抱いている点から推測。しかし何が正解か分かりません。

九州地方のどこかと考えても良いが、それにしては方言が関西に偏っている。祖父のルーツは金魚坂めいろの証言から消去法で最もあり得る選択肢だ。

これは複数の三河弁やいくつかの方言を方言と気付かずに用いていたことから、それが方言だと気が付くタイミングは金魚坂めいろになかったものと考えられる。

そして金魚坂めいろが奇妙なほど京都弁にこだわっていたことが、自身のルーツに関する重要な訛りの転機と考えれば、前世や現世で複数のキャラモチーフを流用している事に納得する理由を付ける事が出来る。

2.転勤・学生時代の考察

その後、地元では祖父や住民が三河弁を話していた事から疑問にも思わず身に付いてしまう、しかし祖母は別の方言を使う事から自身の方言を恥ずかしく思うようになる。

おれと言った一人称は単純に周囲に男性が多く、修正される事が無かったことで暫く用いていたが、成長するにつれ他者との関わり合いの中で修正したのではないだろうか。

そしてある程度成長した後、転勤族となった両親に連れられて様々な土地を巡るが、方言を獲得するには至らなかった。これは金魚坂めいろの証言である為、真実と捉えられる。

単純に自身の方言が完成した事で影響される事が少なくなったと予想。ただし金魚坂めいろの証言を信じるならば、この時点で九州地方を転々としたことで現在の変なアクセントの訛りを獲得したと推測される。

3.2020年7月18日の配信から考察

金魚坂めいろが『でよ』を用いるようになったのはこの配信(【深夜廻夜】の恐怖を思い出す)以降。この事から実際に夢月ロアが運営に『でよ』の取り扱いに対して相談を行ったのは該当配信後であると思われる。

その理由は夢月ロアは訛りよりも『でよ』の取り扱いに対して話し合いたいと訴えかけていたからだ。2020年7月12日の演技指導は単純に京都弁ではない金魚坂めいろへ運営が働きかけただけであろう。

金魚坂めいろは1時間29分42分以降、祖父の訛りが幼少期は強く顕現しており、男言葉だったので恥ずかしく思って祖母の訛りを選んだことを語っている。『だでよ』は祖父の訛りが影響されていると釈明。

金魚坂めいろ自身は訛りを矯正する事に成功している。上記の発言は1時間24分23秒以降に『地図が読めん女だでよ』と言った事に対しての発言。コメントでは『でよ』を弄る発言が散見された。

そして1時間25分24秒以降に『気が抜けると方言ばかりになる』と発言しており、これは『緊張すると訛りが出てくる』との主張と相反する。

1時間24分23秒から1時間29分42秒まで方言に対しての釈明を行っている。これは金魚坂めいろの訛りを公言する事はブランディングに関する事から話したくないと主張していた事や、公開しない事は夢月ロアへの配慮だと言っていた事に相反する。

■金魚坂めいろのブランディングとは

総合的に考えれば金魚坂めいろのブランディングとは未知の方言を喋る、不思議キャラの確立であったと考えられる。

何故自身でいくつも訛りに関する釈明やいつか出生地を明かすと言っていたにも関わらず、問題を先延ばしにしていたのか。

それは特定地方のキャラで確定してしまえば、それに相反する行動をした際に突っ込まれてしまうからだろう。

元々金魚坂めいろのキャラ設定は京都を匂わせるものではあったが、具体的な出身地を記載はしていなかった。

仮にこれがキャラ設定であればの御伽原江良のようにキャラ崩壊として受け止められただろうが、配信内で自身の出身地として話してしまえば足枷になるだろう。

つまるところ金魚坂めいろが配信内では訛りに言及される度に情報を小出しにし、鳴神裁によって訛りが夢月ロアのパクリだと取り沙汰された際にパクリではないと訴えかけるように働き掛けたのは、自らに不名誉な称号がつく事を恐れていた事が理由として考えられる。

■金魚坂に相談を受けた鳴神裁の裏切り

金魚坂めいろから相談を受けた鳴神裁は後々『今は金魚坂めいろの訛りはパクリだと思っている』と述べた。

実際に金魚坂めいろから相談を受けた人物は鳴神裁しかいない。つまり鳴神裁の発言は金魚坂めいろの言葉と同等の価値と力がある。

以下の動画は鳴神裁の発言に絞って切り抜いている。

だからこそ鳴神裁は金魚坂めいろが嘘吐きであり、虚言癖があると言うべきではなかった。実際に金魚坂めいろの意図を推し量ることは出来ず、鳴神裁の言葉を信じるしかないからだ。

その立場の鳴神裁が騒動後に『金魚坂めいろは夢月ロアの訛りをパクっていたかも知れない』と発言する事は単にリーク主を裏切るだけではなく、発言の信憑性を著しく損なわせる事になる。

金魚坂めいろは配信や運営企業、企業ライバー間でしばしば『訛り、方言』は自身に染み付いたものであり、無理に変えようとすると病気を患うと言っている。その前提が崩れれば金魚坂めいろはワガママで企業の努力や夢月ロアの譲歩を無碍にした事になる。

■関連記事

金魚坂めいろ訛り騒動を詳しく知るための関連記事をいくつかご紹介させて頂きます。

1.金魚坂めいろ訛り騒動の時系列の記事

今回の記事では語っていない金魚坂めいろと夢月ロアの訛り騒動の全容、時系列と詳細は以下のURLの記事を参照してください。

2.夢月ロアと郡道美玲のブロ解の検証

郡道美玲は本当に夢月ロアをブロ解したのか。

郡道美玲が語ったブロ解をすると再フォローした人物は『フォローリストの最上部に移動する』が本当なのか、複数の条件の下で確認しております。

■おわりに

金魚坂めいろの訛りがパクリと断定はしないが、証言が二転三転する、矛盾する言葉が多々見受けられることから信頼性に乏しい点は事実である。

実際に『でよ』は多少夢月ロアを意識していると思われるが、金魚坂めいろの訛りの傾向から生来の方言の可能性は十分に考えられる。

ただしアクセントは不安定であり、配信初期の段階では頻繁に訛りに言い直すところから、訛りが自身に染み付いている九州地方のミックスであるといった主張の正当性に関しては疑問に思わざるを得ない。

運営と金魚坂めいろはどのような話をしたのか。

何故金魚坂めいろは数々の提案を拒んだのか。

真相は闇の中である。

以上