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コロナ禍で大学生になった私が共産党を応援する理由

 地方出身で現在大阪に下宿している京都の大学2回生が、9月20日の企画でコロナ禍で自身が体験したことと、日本共産党と比例代表近畿ブロックと京都1区から立候補を予定している穀田恵二さんを応援する理由をスピーチしました。

選挙の争点の当事者

 私は今回の選挙の争点になっている問題のいくつかにおいて当事者なので、だからこそ語れることがあるのではないかと思い、そしてそれが何より日本共産党と穀田恵二さんへの激励になると考え、お話ししたいと思います。

 私は高校2年生ぐらいから、自身のセクシュアリティについて自覚しはじめ、高校3年生の終わり頃に自分はパンセクシャルだと自覚しました。なかなかなじみのない言葉かと思いますので簡単に説明すると、恋愛するときに性別が関係してこないセクシュアリティです。私なりの言葉で言うと、たまたま好きになった人が男性だった、あるいは女性だったという感じです。将来もしかしたら、男性でも女性でもない性別の方を好きになることもあるかもしれないなと思っています。
 私が自分のセクシュアリティを自覚したのは、2019年の「結婚の自由をすべての人に」訴訟が全国で巻き起こった時でした。しかし、未だに国会ではLGBTの差別を禁止しようという法案すら通らない有様で、しかも、これを検討した自民党の会合では「生物学上種の保存に背く」という発言まで出て、杉田水脈のあの発言から何一つ変わっていないんだなと感じさせられます。今年1月、同性婚訴訟の原告の一人であった佐藤さんが亡くなりました。佐藤さんは死の間際まで同性婚が認められないという不条理に苦しめられました。病院にパートナーの方が到着した時、勇気を持って「自分は佐藤さんのパートナーである」と告げられたのですが、それでも「病状説明は親族の方にしかできない」と断られました。こうしている間にも結婚を認められず無念のまま亡くなっていく当事者たちがいます。同性婚はまったなしの状況なのです。これ以上佐藤さんやパートナーの方のような苦しみを生み出してはいけないと強く感じます。同性婚すら認めない自民党が勝つのか、それとも京都1区で穀田さんが勝つのか、日本を変えるのはどちらかと考えています。

バイト先でのコロナ

 私は昨日まで自宅で隔離生活をしていました。二週間前にバイト先の社員さんがコロナを発症されたとバイト先から告げられました。しかし、保健所の調査が来るとも、検査を受けろとも言われず、その日そのまま仕事をさせられました。その社員さんとは、三日前に一緒に仕事をしたばかりでしたし、二畳ほどのすごく狭い休憩室で一緒に過ごしたりしていて、濃厚接触者であることは間違いないと思うのですが、結局翌日に自身の判断でかかりつけ医に連絡し、隔離した上でPCR検査を受けました。結果は陰性でしたが、陰性のあとに陽性になることもあるので、自身の判断で二週間、家にこもっていました。保健所がまったく機能していないことは、ここからも明らかかと思います。追跡調査も濃厚接触者の検査も間に合っていません。私は大阪市に住んでいますが、維新政治の公衆衛生への軽視が、この結果を生んだのだと考えています。この二週間一人暮らしの私に行政が何か食料を届けてくれることはありません。当たり前です、保健所は私という濃厚接触者の存在も把握できていません。9月13日現在、日本のワクチン摂取、一回目の完了率は63%ですが、イギリスでは3か月前の6月に達成しています。この違いは何だろうかと考えています。

一日も早く普段の授業を

 入学した時から大学の授業はほとんどオンラインでした。パソコンが苦手ですが、地方から進学しているために周りに頼れる友人もなく授業に追いつけない日々も続きました。「なんでこんなこともわからないんだ。きみの課題は採点に値しない」などとオンラインで先生に言われ、オンラインでは先生の人となりもわからないため、萎縮してしまい、なかなか質問も難しかったです。そして今年度もオンライン中心の授業が続くと大学側から発表されたため、一年間の休学を決意しました。一日も早くコロナが収束し、普段の授業が受けられる日を待ち遠しく思います。

 そのためにもいいかげんにこの政治を終わらせないといけないと思います。いのちとくらしを何よりも大切にし、マイノリティや学生にも寄り添う政治家をこの京都1区からぜひ送り出したいと思います。比例でも共産党を伸ばして、市民の声に寄り添う政治家を増やして、間違いだらけのこの国を変えていければと思います。


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