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色の学校 noteで、いよいよ開校!

新年度がスタートし、あっという間にGWですね。
今年度も3つの大学と、1つの高齢者大学で講義を担当します。
そして、このnoteの中で本格的に”色の学校”を開校しようと思っています。
色の学校って、何するの?何を、学ぶの?という方に今回はカリキュラムをご紹介します。

色の学校で色を学ぼう


1 色って、何?
2 色と人間の関係性
3 色彩心理学
4 色彩生理学
5 配色のコツ
6 カラーマーケティングって、何?
7 カラーユニバーサルって、何?
8 パーソナルカラーっって、何?
9 色彩心理声紋分析、ヴォイススキャンって、何?
10色彩の基礎編 まとめ

色は何にでも付いていて、人間への影響が心理的にも生理的にも明らかになっているのに、そこを学ぶ機会が大学や専門学校であっても、特別その科目を専攻しないと学ぶ機会を与えられないことがほとんどです。
小中高、または保育園や幼稚園の頃に学ぶ、さらに親と一緒に学ぶ機会があれば、その後の成長は確実に変化します。特に発想力、創造性、プレゼンテーション能力、そしてそこから自己肯定感へとつながっていきます。

え?色で?

そう思われる方の方が多いとも思います。
ここで複数で実施する色のワークショップをご紹介します。

”朗らか”という言葉を提示します。
その言葉からイメージされる色を選択します。そして、その言葉から何故、その色をイメージしたのかを参加者全員がそれぞれ自分の言葉で説明します。
そこに正解はありません。感じ方には制限がないからです。
このワークで参加者は誰もが知っている単純な言葉でも様々な捉え方があることを知ります。そして、そのどれも間違いではないことも。
それが、何?と思われるかもしれませんが、このワークを数回経験することで、多様性や自己肯定感につながることに気付かされます。とてもシンプルなワークですが、日本で生まれ育ち、日本のスタンダードな教育制度の中で成長してきた人にとっては、意外としてこなかったワークではないでしょうか。


この世界に存在するモノのほとんど全てと言っても良いくらい色が付いています。そして、その色によって私たち人間は無意識に心理や生理をコントロールされていると言っても過言ではないでしょう。
例えば、同じ髪型でも髪の色で”真面目そう” ”チャラそう”とか人間性を判断したり、店の看板に使われている色でグレードを判断したり、同じ形の車でも色の違いで印象が変わります。

色は万能なビジネスツール


色は可視光線と呼ばれる電磁波の一種です。色は紫外線や赤外線、X 線と同じように電磁波なので人間の心理、生理に少なからず刺激を与えます。その刺激は色ごとに違うので、その違いを知っていれば、言葉の代わりにメッセージを伝えるツールとして活用することができます。

意外に知られていないのですが、人間が捉える視覚情報の中で、色の記憶が一番強い! という検証結果があります。記憶に残りやすい、イメージに色が深く関与しているということから、色によって判断するケースも少なくないはずです。
以下のイラストを見てください。スーツの形やより、ネクタイや靴の色の方が記憶に残りやすいですよね。
なんとなくの曖昧な色の選択をしてしまうと、情報を受け取る側に伝えたいことが正確に伝わらない、またこちらが意図していないイメージとなり、誤解を生む可能性もあります。特にビジネスの現場では正確に伝えるための手段を知る必要があります。

空間デザインでも色は大役を果たします。

空間、環境の色によって、人間は目だけでなく、皮膚でも色を感知することができ、生理的、心理的に反応することも近年明らかになってきています。
どの色を置くことで作業効率が上がるのか、会議が活性化するのか、休憩室でも開放感で疲労度がどのくらい軽減されるのか・・・。

このnoteの場をお借りして、有料記事にて発信していこうと思っています。

GWを満喫した後、”色の学校”を開校予定です。
詳細はまた追ってご紹介します。


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