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【社員インタビュー】eスポーツ現場の先陣を切るアソシエイトディレクターとは

こんにちは、JCG広報のSです!

第4回「JCG社員インタビュー」は、アソシエイトディレクターの龔(キョウ)さんにお話を伺いました!

第3回「大会運営ディレクター編」はコチラをご覧ください。

S:キョウさん、本日はよろしくお願いします!

キョウ:2020年に入社。今年で4年目になります、キョウです。最初は配信技術を扱う部署でしたが、制作部署に移動して現在はアソシエイトディレクターをしています。よろしくお願いします。

少しクールな印象のキョウさんです

eスポーツ現場のサポーター:アソシエイトディレクターとは

S:早速なんですが、アソシエイトディレクターとはどのようなお仕事なのでしょうか。

キョウ:ディレクターをサポートする仕事ですね。放送業界ではアシスタントディレクターと呼ばれると思います。台本やイベントの方向性はプロデューサーやディレクターが決めていきますが、実際の発注作業や機材、道具の手配などを行います。台本やスケジュール表など番組当日に使う資料を用意したり、スタジオや出演される方の控え室の設営なども行うことがあります。

S:一番現場に近いお仕事なんですね。JCGではディレクターは大会運営と番組制作で分かれていますが、アソシエイトディレクターはいかがですか?

キョウ:どちらの業務も行いますね。プロジェクトの規模に合わせて、業務ごとにアソシエイトディレクターが入る形です。私の場合、定期的に開催している大会に運営スタッフとして入っていて、ルールの設計から担当させてもらっています。

S:大きな責任のある仕事を任されることもあるんですね!

キョウ:そうですね。その大会は月ごとにテーマを変えています。例えば「今回はいろんな方が参加できるハードルの低い大会にしよう」とか、「大きな大会が近いから練習になる競技性の高いルールにしよう」など、ディレクターからもアドバイスをもらいながら、皆さんが楽しめるよう新しいことにチャレンジしています。

責任といえば、生放送のテロップを出す仕事は緊張しますね(笑)大会や試合をわかりやすく伝えるためにいろんな部分を大会の進行に合わせて更新していくんですが、生放送であるためミスが許されません。複数人で当たったり、システム化したりしていますが、それでも緊張します。

S:スコアやトーナメント表、チームや選手名などたくさんの個所を更新する場合は大変ですね・・・。

キョウ:そうですね。生放送は止まってくれないので、試合の流れから予測してテロップを用意したりして、番組進行の妨げにならないよう作業しなければいけません。なので、ゲームの知識と当日のオペレーションの両方がしっかりしていないと、ついていけないですね。

S:やはりゲームの知識が業務に活きてくるんですね。他にはどんなことに気を付けていますか?

キョウ:デザイナーへのデザイン依頼書など、ディレクターや私の考えを皆さんに共有するような資料を作ることが多いので、パッと見てわかるようになるべくわかりやすく作っています。多くの部署や関係者の方が見る資料も作成するので、資料を作りこむことでコミュニケーションの効率を上げるよう心がけています。

S:基礎的な部分を支えるよう努力されているんですね。キョウさんは技術部も経験されていますが、その経験がコミュニケーションの効率化にも生かされていたりするんでしょうか。
 
キョウ:そうですね。番組の構成を考える打ち合わせや、新しく演出を追加する際に活きています。演出や構成の話が最初に出るのはクライアントと制作部ですから、その段階である程度検討し実現性を高くすることで、実際の制作工程がすごくスムーズになります。

本番中も技術部での経験が活きていると思うときはあります。eスポーツでは生放送がメインなので、トラブル対処などの時間がとても限られます。私は技術面もカバーができるので、一時的に技術スタッフの代わりに入ったり、機材準備の手伝いをしたりするなど臨機応変に対応しています。
 
S: 技術を経験しているからできることですね!番組やイベントに必要な職種をすべて持つJCGならではという気がします。キョウさんは中国語や英語も話されますが、活用する機会はありますか?
 
キョウ:ありますね。eスポーツイベントを開くゲームタイトルは本社が中国にあることが多いので。特に要件定義など、イメージやニュアンスのやり取りを行う際には自動翻訳が対応しきれないことが多いので、私が間に入ります。また中国のゲームやeスポーツの情報は日本に流れてくることが多くは無いので、調べる際に依頼されることもあります。
 
S:中国は、eスポーツが採用されたアジア競技大会が杭州で開催されるほど盛んですからね。


中国から日本へ:eスポーツ業界に入ったキッカケ

S:改めてキョウさん自身のことをお聞きしたいんですが、日本のeスポーツ業界で働こうと思ったキッカケはなんでしょうか。

キョウ:J-Rockがとても好きで、中国にいる頃から聞いていました。音楽に関わる仕事をしたいな・・・と思い、大学の卒業が決まったときに日本の音響関連の専門学校に行く事にしました。

S:すごく日本の音楽が好きなんですね!

キョウ:インディーズバンドもチェックしています。だから日本に来た初日、街で流れている音楽が知っているものばかりですごく不思議な感覚でした(笑)
その後は音楽イベントのスタッフとして働いていました。年間で200本くらいのイベントにスタッフとして行っていました。

S:年間200本だと、休日以外はほぼ毎日イベントだったんですね。

キョウ:そうです。たくさんの音楽イベントをこなすうちに、他のエンターテイメントにも興味が湧いてきて。それで新しいエンターテイメントのeスポーツ業界に入ろうと思い、JCGに入りました。

S:日本に来たり、eスポーツ業界に来たり、次々と新しいことにチャレンジしているのですね!

自然体で働ける:キョウさんから見たJCG

S:キョウさんから見てJCGはどんな会社でしょうか。

キョウ:働きやすい会社ですね。女性だからと過度に気を使われない。先に言ったルールの設計などはディレクターが主導で行うんですが、大会によっては私が主に設計して、ディレクターはサポートに回ってくれたりします。

逆に女性だから任される仕事もあります。

S:どんなお仕事を任されるんでしょうか。

キョウ:女性の出演者や選手の補助ですね。ディレクターとも平等に意見を言い合える関係なので、控え室の準備や出演の準備の際には私が提案をします。距離感がちょうど良くて、自然体で働くことができてます。

S:心地良い距離感、大事にしていきたいと思います!

キョウさん、本日はありがとうござました!


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