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【カンボジアのスマホ普及率】スマートフォンは、誰のもの?

こんにちは!カンボジアのマイクロファイナンス機関「JC FINANCE PLC.」でインターンシップとして働いているナオと申します!

私事ですが、生まれて初めて海外での年越しを経験しました。カンボジアは特に年末年始の休暇はなく、1月1日だけお休みのところが多いです。気温も日本と比べて高いので、本当に年を越したのかな…?という感じでした(笑)

そんな感じですが、2020年度もよろしくお願いします!私の今年の目標は、まずは残り1か月を切っているJC FINANCEでのインターンシップを悔いなくやり切ることです!後は、2019年は体調不良に悩まされた1年だったので、健康的な食事、良質な睡眠を心掛けたいですね…!!


おせちを食べました…!噛みしめて食べさせていただきました…!お雑煮も食べました…! ↓ ↓

最高でした!!!ユウコさん、連れいていってくれてありがとうございましたぁぁ!

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カンボジアの地方の子どもたちの遊び道具は…?

前置きが長くなりすみません…!

今回のブログでは、Business Tripに訪問している際に、子どもたちの様子を見てふと思ったことについてシェアしようと思います。

今日のBusiness Tripで訪問させていただいたお客様の家は、プノンペンから約50kmほど離れた小さな集落にありました。裏手には大きなお米農場を抱えるご家庭です。親戚同士で暮らしており、家と家との距離も近く、互いに支え合って生活をしている印象を受けました。

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お客様のお子さんたちも3~4人いました。まだ5歳くらいの子どもたちが、不思議そうな眼差しで僕の顔を見て、僕と目が合うと、恥ずかしいのか無邪気な笑顔を見せながら走っていきました。そこで、ふと思いました…

みんな、スマホでゲームをしたりYoutubeを見ている

走り回る子どもたちの手には、スマートフォン。走るのをやめたと思えば、ハンモックに寝そべり、YouTubeでアニメを食い入るように見ていました。ゲームを始めたと思ったら、子どもたちで誰かがプレイするかで揉め始める…私はカンボジアに来て4か月経ちますが、日本の現状とほぼ違和感がないくらい、カンボジア人のほとんどの人がスマートフォンを所持しています。

三菱 UFJ リサーチ&コンサルティングの調査によると、カンボジアにおけるスマートフォンをはじめとした通信機器の普及率は、携帯電話が 118%(2018 年)、固定電話が 0.84%(2017 年)、インターネットが 75%(2018年)になっています。このデータが示すように携帯電話は急速な普及を遂げ、国民一人あたり 1 台以上利用している計算になります。ビジネス利用で2台所持している方も多く見受けられます。カンボジアは世界で初めて、携帯電話の契約者数が固定電話の契約者数を上回った国といわれているそうです。私もこの調査結果を見て驚きました。

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町を歩けば、中古のスマートフォンが並んだ商店が軒を連ねており、安いものであれば100$以下で購入することもできます。日本の様に通信会社と契約する必要もなく、プリペイド方式のSIMカードを利用することで、手軽にどこでもインターネットを受信することができます。無料Wi-Fiを提供することはもはや当たり前となっており、お昼ご飯1ドルのローカルレストランでも、無料のWi-Fiを受信できます。

カンボジアで普及している個人タクシー、トゥクトゥクにもスマートフォンは欠かせません。ドライバーはGrabやPassAppなどの配車アプリでお客様を見つけ、地図アプリを見ながらお客様を目的地に連れていきます。

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ブロックチェーンを利用した決済システムも浸透しつつあります。カンボジア国立銀行が主導のデジタル決済「バコン」は、カンボジア国内最大の商業銀行を含む9つの銀行や決済事業者と接続して、数千人のユーザーが実際のお金を使って毎日送金や店舗での支払いを行っています。町中のローカルレストランでも利用することができます。ブロックチェーンを活用した中央銀行デジタル決済の実用化としてはカンボジアが世界初だと言われています。

このようにカンボジアでは、携帯電話の普及が推進されるヒントをたくさん見つけることができます。


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目まぐるしく変化する世界…世界の標準は常にアップデートされている

約2年前の記事ですが、人気番組の企画の海外ロケなどで、既に100カ国以上周っているイモトアヤコさんは、世界の変化についてこう述べています。

「誰もがスマホを持ってる状況になったな、と感じます。アフリカのマサイ族も、アマゾンの奥地に行っても、やっぱりスマホを持ってるんですよ。で、通じるんです。携帯で写真撮ったり、動画撮ったりもしてる。上半身裸で、テントのようなところで暮らしてるのにスマホを見ていたりするのは、すごいちぐはぐで不思議な感じがします。この10年は、そうした変化にびっくりしてますね」(記事抜粋)

同じような現象が、まさにカンボジアでも起きていると思います。

地方の農家のお子さんも、スマートフォンを自在に操り、新しい情報や技術を身につけています。後、10年も経てば、彼らの世代からデジタルやITの分野で活躍する人材が更に増えるし、彼らが活躍できる舞台も整っているのではないかと思います。日本にずっと住んでいれば、このような急速な発展に気づくこともできなかったでしょう。

日々急速な発展、新しい技術が生まれるカンボジアで、これからの自分はどのようなことができるのか?考えていかなければならないと思いました。


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