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「他者による評価は、私の指針にはなれない」

「他者による評価は、私の指針にはなれない」

現代は、「承認欲求の肥大化」の時代である。他者の思惑を詮索しながら右往左往している。ロジャースは、このような在り方をとらない。他者の判断は耳を傾け考慮するに値するものであるが、それで自分の判断を決めることはない。「他の人の判断は、決して自分の主人にはなりえない」のである。

「カール・ロジャース カウンセリングの原点」諸富祥彦著

諸富先生のこの本からです。月曜日からじっくり少しずつ読み始めてます。ロジャーズの生涯を書いているくだりが好きです。「カール・ロジャーズ入門~自分が自分になるということ」でもロジャーズの生涯が語られていましたが、本書の方がなんとなくスッキリとしています。ウィリアムソンとのミネソタ大学での1940年12月11日の決戦、まあ嫌な奴だなというくらい攻撃的。前著はとても好きな本です。装丁も素敵。

諸富先生といえば、慶應MCCのキャリアアドバイザー養成講座で初めてお目にかかったのですが、実はそれ以前にもブラウン管越しにお逢いしています。そう、諸富先生の地上波デビュー(かな)は、とんねるすのハンマープライスなんです。面白かったな、あの頃のテレビバラエティ。ハンマープライスで「アントニオ猪木と10分間一本勝負を戦う権」をなんと87万円で競り落とし、素晴らしいファイトをリング上で繰り広げられておられました。実は今でもYouTubeで見れます。「命がけで生きることとは、どういうことかということを猪木さんを通して教えていただいた」と語られています。素晴らしい研究者です。最後は卍固めです。今日も続き、読もう。

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※まったく記事と写真がリンクしてないのですが、今日の酒場写真は大阪は中津の「月と太陽」。このそそりまくる中津商店街の入り口。そのなかほどに突然現れるネパール国旗。もうぞくぞくします。中津あたりはスパイスカレーの店が多い、谷町6丁目あたりと並んで住みたい街です。ああ、東海道新幹線に乗って西に行きたい。



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