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理想が高い私の、家探し | 湘南移住note#02

皆さん、こんにちは!
若者代表編集者 Reiです😎

さて、今回は湘南移住シリーズ第二弾“家探し”についてお話ししていこうと思います!

前回は、実際に物件を探し始める前段階として、どんな暮らし方をしていきたいのか、それを実現するためにはどんな選択肢があるのかなどについてお話ししました。
(まだ読んでいない方は、こちらの記事も併せて読んでみてください😊)

今回はそのイメージがある程度固まった上で、では実際に住むお家の間取りや雰囲気はどんなものがいいのか?お家の内装イメージやどのように物件探しをしていたかなどをお話ししていきたいと思います!

私のわがままな条件

まず、
・3人+1匹暮らし(私、パートナー、父、愛犬)
・在宅ワークがメイン(月3,4回都内へ出社あり)
・賃貸希望
このあたりがメインの前提です。これらを踏まえた上で、前回の記事でお話しした”暮らし方のイメージ”を実現させてくれるようなお家探しをしていきました。

もうね、正直、あ、無理だなと思いました。笑

自分でも十分わかってはいましたが、条件がかなりわがままだったんですよね😀笑

同居人は、私とパートナー、そして私の父です。部屋数は私たちの寝室と父の寝室が1つずつなので最低2部屋、ここまでは大丈夫、2LDKの物件は溢れています。

しかし問題は”リビング”です。

普通の家族だったら、同じ部屋(空間)に誰がいてもあまり気にならないと思います。ただ今回のメンバーは普通の”家族と同居”というよりは”知り合いとシェアハウス”の感覚に近いと思います。

となると、リビングに人が集まっているときにある程度の広さがないとなんだか他人の存在が気になってしまってリラックスできない空間になってしまうんですよね。

もちろん、どこに誰がいようが特に気にならない強者タイプの方も中にはいらっしゃいます(パートナーはほとんどそれです笑)

ただ私と父は残念ながらそんな強者ではないですし、どちらかというと自分の部屋が好きでプライベートな空間がほしいタイプの人間です。

そんな人はずっと部屋にいればいいじゃない!と思うかもしれませんが、そういう訳にもいかないというか、、、😅笑

出社や仕事で外に出る機会がある程度ある場合には家にいる時間を部屋で過ごしても問題ないかもしれませんが、在宅ワークで基本1日中ずーーっとお家にいる人間にとって、家よりもさらに狭い”部屋”に籠って生活することは結構窮屈すぎて耐えられないんですよね、、、。

在宅ワーカーの皆さんは基本、自分の部屋で1日中作業していると思います。

すごいです、私には無理です🙃笑

部屋にいることは嫌いではないんですけど、自然に触れたくなってしまいます。冷房が効いていて、冷えた飲み物もあって、明るい電気もついていて快適な空間にいても、最初は気持ちいいけれど、だんだん体が固まってきて、心地よくなくなってしまいます。

わざわざ暑い外にでて、外の匂いをかいで、太陽の光を浴びて汗をかきたくなってしまいます。笑

実際に外に出れないときは、見える景色がとても大切になってきます。

いわゆるオフィスでは、室内は機械や強すぎる照明、多すぎるものや人に溢れていて、窓の外は立ち並ぶ高層ビルがたくさん、、、

室温が快適だったり、どれだけ高層階で眺望の良いところであっても、そこには自然を感じられるものがほとんどなくて、私は息が詰まってしまいます。

なので自分の家は、なるべくそれとは離れた空間であってほしいと思っていました。(ただ虫が苦手なので森に住んだり虫が出そうな古すぎるお家はNGでした、、、わがまま😟笑)

参考にしたのはスターバックス

家にいる時間のほとんどをリビングで過ごす前提で、自然を感じながら(でも室内で虫とは出会いたくない)かつ同じ空間に誰かがいてもあまり存在が気にならないようなリビング。

みんなが仕事をリビングでできるような空間にしたかったんですけど、他人の存在が気にならない、でも壁で分かれて個室感があるわけではなくむしろ空間としては繋がっていて1つの大きな部屋になっている感じ、、、。

そこで参考にしたのは”スターバックスコーヒー”の店内でした☕️

私は学生時代、勉強は必ず”1人で、自分の部屋で”がマストでした。カフェに行って勉強している人や友達と一緒に勉強している人をみると、よくこんな雑音に溢れたところでできるなぁと思っていました。

しかし社会人になってから、何かを作ったり、アイディアを生み出したりと考えなら作業する時に、初めてカフェでの作業の良さを感じました。(暗記系の勉強の時は今でも1人かつ籠ってやる方が好きです)

集中している時は雑音は音量の小さいBGMにしか聞こえず、ん〜なにがいいかなぁ〜?と考えているときはなんとなく周りを見渡してみると”あの人の格好かわいいな”とか”あの人ノートにどんなこと書いてるんだろう”とか”あの人たちの会話おもしろいな笑”とか、1人の空間では出てこない考えが湧いてきて、いい刺激になります。

壁で仕切られているわけではないのに、自分の空間は確保されていて、でも全体は大きな空間だから圧迫感もない。

同じ空間にいて、作業している人、本を読んでいる人、お話しをしている人、いろんな人たちがいるけど気になるかと言われると特にそういうわけでもない。

今までそんなことを考えたことはなかったけれど、すごく不思議な空間だなと思いました。

ただ全部の”カフェ”でそう感じられるわけではないので、スターバックスが作り出す独特な空間づくりが素晴らしいし、単純にすごいなぁと感じました。

家をカフェっぽくするのって、結構最近流行っていると思いますし、私たちも前の家ではそんな雰囲気の部屋にしたいと思いインテリアの配置や空間づくりを頑張っていました。(その時はここまでの考えはなく、ただ綺麗で落落ち着いた部屋を目指していただけですが)

ただ今回のように単純に人数が増えたり同居人の関係性が変わってくると、インテリアや配置だけでは解決せず、ある程度の部屋の広さは大事だなと改めて感じましたし、だた広い空間があるだけでも意味がなく、その空間の絶妙な区切り方がとても奥深いなと思いました。

そうは言っても、自然は欲しい

そして、それに加えて先ほども言った”自然を感じたい”。

理想としては低層階で、できるだけ大きな窓。

窓からの景色は無機質なビルやマンション、交通量の多い道路ではなく、大きな空と優しい太陽の光で照らされた緑が見えるような(さらに欲を言うと海が見えたら100点)ものが理想でした。

理想高すぎ。

おそらく今まで言った条件を全て満たしてくれる家は、家賃300万円ぐらいの別荘地にある大豪邸です。

でも私たちは富豪ではありませんし、月数回の都内への出社のことを考えるとあまり奥まった別荘地に住むわけにもいきません。

つまり、そんな都合の良い物件は無いんですね😀

でも諦めきれませんでした。笑

私はもともと家を見るのが好きなので、引っ越しの予定がなくても面白い物件をみてみたり、お金に関係なく自分の理想のお家を探してみたり。特に海外のお家が大好きなのでSNSで全然知らない方のルームツアーなどをみてインテリアや部屋づくりの参考にしたりしています。

今回の物件は、そんな私でも飽きてしまうぐらい毎日1日3,4時間ひたすらネットで物件探しをしていて、それを何ヶ月も続けていたら奇跡的に出会った物件でした。

同じような物件サイトを毎日みているので、掲載されている湘南エリアの物件はほとんど見尽くしていました。笑

日本の家の間取りはほとんど決まったものが多いです。家族が普通に暮らすには一番暮らしやすい間取りなので当たり前ですが笑

長めの廊下があって玄関からリビングに向かうまでに個室がいくつか、占有面積は60~90平方メートル、LDがだいたい15畳ぐらいであとは6畳、8畳の洋室、リビングの窓は通常サイズのものが2枚〜4枚。

私たちが出せる価格帯(しかも希望は賃貸)で海近物件、しかもペット可の物件となるとただでさえ絞られてしまうのに、自分のイメージする家づくりはこれらの”使いやすい間取り”では実現できないんですよね。

なので、もうみんなが知っているような超大手物件サイトで見つけ出すのは不可能でした。笑(特殊物件はほとんど掲載されていないので!)

物件探しをしていた時期の私の検索履歴は、”湘南 おしゃれ物件”とか”湘南 おもしろい物件”とかそんなキーワードで溢れていました!

理想を諦めなかった結果…

そんな中、物件探しを始めてからずっと気になっていた物件サイトがありました。色々な地域ごとに少し変わった物件を多く掲載していて、とても個性的かつ魅力的な不動産でした。

ただ、変わった物件というのはやはり数が多くないので、一般的な物件サイトは毎日でも更新されるのに対し、そのサイトの物件更新頻度はあまり高くなく、毎日チェックしていた私からしたら余計にそう感じてしまいました😂(決して更新頻度が低いわけではないです、私が見すぎていただけです笑)

姉の結婚式で少しバタバタしていたこともあり、旧居の更新期限ギリギリになってもまだぴったりな新居は見つけられず、ほとんど諦めていました。

まぁ更新されていないだろうな、、、と思いつつ、もう一度あの物件サイトを見てみました。すると、約2ヶ月更新がなかった鎌倉エリアの物件にNEWの文字が出現し、みてみると掲載日は”1日前”でした。

物件の詳細を見る前に家賃と占有面積を確認することができるのですが、それを見た瞬間に”これだ・・・”と謎の確信を持ちました😀笑

案の定物件の詳細をみてみたら、探していた物件はこれです、と思ってしまうほどドンピシャなお家に出会ってしまいました。

父に連絡をしたら”問い合わせしてみたら?”と返事がきましたが、父に連絡をするより前に不動産屋さんに内見予約をしていました!笑

物件掲載日の翌日に見つけて、即問い合わせをし、翌週に内見に行き、そしてその日に申し込みをしました。

これが現在の我が家です。もはや床で仕事をする人がいるぐらい自由で開放的な空間です。

「巡り合わせ」を掴むまでのスピード感

前回お話しした暮らし方のイメージを考えるところから始まり、理想のお家づくりを実現するための厳しすぎる条件下での物件探し、、、長い長い戦いの末、ついに無事”湘南移住”を叶えることができました!

あんなに毎日探し続けて何ヶ月も(4ヶ月ぐらい)経っていたのに、この物件に出会ってから引っ越しが決まるまではあり得ないスピード感で色々なことが決まっていきました!笑

こんなわがままを叶えてくれるような特殊物件なので、もちろんスムーズにいつも通りの引っ越しができる訳はありません。

物件が決まってから引っ越すまで、快適で普通な生活を送るための準備に約1ヶ月かかりました!

次回は、その準備期間のお話をしていければと思います😌

最後まで読んで頂きありがとうございました。


若者代表編集者 Rei

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JCEL代表 三坂伸也の略歴

一級建築士

早稲田大学理工学部を卒業。
1985年大成建設(株)入社。
1989年オリックス(株)入社。

オリックス不動産(株)水族館事業部長、オリックス水族館(株)常務執行役員を経て、2014年12月オリックス水族館(株)代表取締役に就任。

京都水族館(京都市下京区)、すみだ水族館(東京都墨田区)の開発・運営責任者として陣頭指揮を執る。

2019年 2月JCEL(株)設立、代表取締役社長に就任