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“暮らしのイメージ”を合わせる | 湘南移住note#01

皆さん、こんにちは!
若者代表編集者 Reiです😎

さて、今回は湘南移住シリーズ第一弾“暮らし方のイメージ”についてお話ししていこうと思います!

前にもお伝えした通り、今回の移住(引っ越し)はいわゆる普段の引っ越しとは少し違っており、初めてやることや考えることが多かったです。
(まだ読んでいない方は、こちらの記事も併せて読んでみてください😊)

なので、この経験がこれから移住や引っ越しを考えている方や、今までとは少し変わった暮らし方をしてみたいなぁ〜と感じている方の参考になれば幸いです!

と言っても、私自身もまだまだ始まったばかりなので皆さんと一緒に変化を体験していきたいと思っています😊

物件探しを始める前に

やっと今回の本題に入ります。笑
今回お話しするのは、引っ越しをする上でのメインイベント“物件探し”
の前段階のお話しです。

タイトルにもある通り、「暮らし方のイメージ」です。

今まで何度か引っ越しを経験してきましたが、暮らし方のイメージから住む場所や物件を探したのは今回が初めてでした。

まず、私の暮らし方のケースは結構特殊だと思います。笑

住民は、私とパートナーと、私の父と愛犬の4人です。もうこの時点で少しおかしなことになっていますね。笑

こうなった経緯はいろいろとありますが、理由を簡単にまとめると“暮らし方のイメージが一致している人たちが一緒に住むべき”と考えたからです。

暮らし方のイメージ

じゃあそのイメージって一体どんなの?って話ですよね。
これも細かくあげるとキリがないのですが、大まかにいうと

・時間の流れがゆっくりな暮らし方がしたい
・他人に影響されない自分でいられる環境にいたい
・華やかすぎる場所よりも少し落ち着いた田舎(自然)がいい
・心と時間に余裕をもてる生活がしたい
・海の近くがいい(サーフィンもやりたい!)

こんな感じですかね!

私は東京で生まれ、それからの22年間ずっと都内で生活してきました。
それはもう華やかで常に人で溢れていてとっても賑やかな場所です。
これは自慢でもなければ、そこが悪いと非難しているわけでもありません。

レストランやカフェ、美容院など本当になんでもあって便利だし、友達と遊ぶにも、学校に行くにも誰よりも近かったし、一生この辺で生きていくんだろうなと思っていましたし、その生活しか知らなかったのでそれがいいと思っていました。

これは少し前の記事でお話ししたことになりますが、大学生になり、今のパートナーと出会い、色々な経験をして私の考えはかなり大きく変わっていきました。

そして、今では先ほどお話ししたような「不便でもいいからゆっくりとのんびりとした、もう少し自然に近い生活」が自分が求める”暮らし方のイメージ”になりました。

虫はまだ苦手だし、買い物もある程度はしたいし、友達にも会いたいので都内生活思考と180度変わったとはいえませんが、130度ぐらいは変わったかもしれません😀笑

同居人その1:田舎育ちの彼

私のパートナーは、もともと少し田舎の方で育ちました。
(全く、本当に悪い意味は全くありません!笑 むしろ私は彼の実家がとても羨ましいです😊)

大学で初めて都内に出てきて一人暮らしも始めて就職もして、約4年間都会で生活をしてきました。

彼にとって都内は、便利だしいいところもたくさんあったけれど、安心感や居心地の良さを感じることができる場所ではなかったみたいです。

生活している時にはとくに気にならなかったけれど、実家の方に帰ったり、週末海に行ったり、ハワイに旅行に行ったりするとやはり都内では感じられない安心感を感じるみたいで、おそらくそれは時間の流れのスピード感が原因なのかなと思います。

私とは逆に、20年間ゆっくりとした穏やかな場所で育ってきた彼は、もともと人や環境に影響されて染まることが少ないこともあり、都内の独特なスピード感に慣れてしまうことはなかったみたいですね😌

都内のスピーディーな便利さよりも、田舎のゆったりとした不便さが合っているみたいです。

同居人その2:私の父

次は私の父ですね。

私が22年間都内に住んでいたということは、もちろん私を住まわせていた父も同じ生活をしていたということです。なんなら私よりずっと前から都内で生活していたわけです。

私の自分の家族に対するイメージは“The 都会family”です!笑

両親と姉と私(と愛犬2匹)の4人で一緒に住んでいましたが、
4人とも全員都会でしか生きられない、都会大好きマンだと思っていました。

常に時間に追われ分刻みでスケジュールを入れていないと気がすまない母に、トイレはホテルなどきれいなところのものしか使いたくないとかいう姉。

父は昔から倹約家でお金があってもセールの時にしか買い物をしなかったり、常に安いバナナを探し求めていたり、一緒に公園でキャッチボールをしたり、海でボディーボードをしたこともあったので前者2名に比べると都会っ子感は少なかったなと思います。

ただ、住んでいた場所や仕事モードの父は完全に都会っ子でした😀
(あくまで私が感じる”都会っ子感”です。笑)

住んでいた場所に関しては、母の希望と両親の職場へのアクセス
そして私たち娘の学校へのアクセスを考えてのものでしたが、それにしてもThe 都会familyになるにはぴったりの場所でした!笑

22年間もそんな生活スタイルの父をみてきていたので、
てっきり父も都会っ子サイドなのかと思っていましたが、
実は違ったみたいです😃

“暮らしのイメージ”の見つけ方

今回、移住(引っ越し)をきっかけに初めて父と、自分が求める”暮らし方のイメージ”について話し合いました。

物件探しをする前に、誰かにそのイメージ(暮らし方のイメージ)を説明して実際に言葉にしていくことで、自分の中でバラバラになっていた考えが少しずつまとまってきているのを感じました。

自分が都内での生活で感じてきた”窮屈感”の理由は?
自分が誰かに対して嫌な感情を抱いてしまうときの原因は?
休日に遊んでいるのに感じる退屈感はなんなのか?

自分が求めている生活の形や”幸せ”は、ここ(都内)では得られないなと確信しました。

なにをして、いつ、どこで幸せを感じるかはもちろん人それぞれです。
私とは逆に”都内の華やかさ”で感じる人もたっくさんいると思いますし、それも正解です。

だから単純に、その幸せを同じ場所で、同じ生活スタイルで感じられる人同士が一緒に暮らせばいいんですよね。

でもなぜか、それがなかなか叶わない。

叶わないというか、無理だと決めてしまっている、もしくは自分が本当に求める暮らし方に気がついていない。

私は今回の移住でこのいわゆる”常識的”な考え方に、自分はあまり共感していないんだと気がつきました。

”会社員になって生活のために働く”
”華やかな生活=幸福度が高い、憧れ”
”家族は一緒の家に住むべき”

自分の性格をじっくり分析したときにも感じましたが、私は少し周りの人たちとは根本的な考え方が違うなぁと改めて感じました。笑

今まで同じような世界でしか生きてこなかったからそう感じるのであって、もっともっと外の世界を見てみたら、考えてもみなかった、面白くて自由な考え方がたくさんあるんだろうなと思います。

だから、自分の周りの狭い世界の常識に囚われて、「みんなそうだから」と本当にやりたいことを探すことをやめてしまうのはとても勿体無いなと思います。

あなたの“暮らしのイメージ”は?

もちろんそんな簡単に自由に動けるとは限らないし、状況や事情は人それぞれです。

全員に“海辺に引っ越せ!”、“毎日サーフィンした方が幸せだ!”なんて言いません笑

ただ、狭い世界の常識を気にしすぎても、あまりいいことはないなぁ〜と私は感じたので、

自分の生活スタイルを変えてみたいなぁとか、自分の求める幸せってなんだろう?とか、このままでいいのかなぁ?と今の生き方に疑問を持っている人、

もしくは逆に”当たり前”に染まりすぎてそれを考える機会さえなかった人がこの記事を読んでくださっていたら、その方々の考えをすこし変えるきっかけになれば幸いです😊

そして移住(引っ越し)を決めたり、そのタイミングの時にはぜひ“暮らし方のイメージ”から考えてみてください!

今までとは全く違った物件探しになると思います🏠

最後まで読んで頂きありがとうございました。


若者代表編集者 Rei

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Facebook @jcel_in

JCEL代表 三坂伸也の略歴

一級建築士

早稲田大学理工学部を卒業。
1985年大成建設(株)入社。
1989年オリックス(株)入社。

オリックス不動産(株)水族館事業部長、オリックス水族館(株)常務執行役員を経て、2014年12月オリックス水族館(株)代表取締役に就任。

京都水族館(京都市下京区)、すみだ水族館(東京都墨田区)の開発・運営責任者として陣頭指揮を執る。

2019年 2月JCEL(株)設立、代表取締役社長に就任