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「A+」への想い

皆さん、こんにちは!
JCEL株式会社 代表の三坂です。

前回の私の記事では、「得意なことをやる」と題して、得意分野を武器にしていくことの私なりの重要性について記事を書きました。

まだご覧になっていない方は、前回の記事も併せてご覧ください!

「A+」への想い

過日、AQUA+のロゴマーク「A+」の商標登録が完了致しました。

アートボード 1 のコピー

「A+」の構成要素を紐解くと…

「A」はAQUA、まさに「水」。弊社は「水族館」を「水空間」と置き換えてお客様に提案しています。

20年間水族館事業に携わってきて「お客様は何に感動してくださっているのか?」を問い続けてきました。

お客様アンケートには「イルカが可愛かった」「ペンギンの姿に癒された」「熱帯魚の群れがとても綺麗だった」等、展示物へのコメントで溢れています。

でも、お客様全員が共通して感動しているのは「潜在的な水の力」だと思っています。我々人類も含めて命の源である水の美しさにこそ焦点を当ててみたいと思っています。

「+」、プラス。

何かを付加すること、それは様々なコラボレーションへの期待が込められています。コンテンツとのコラボレーション、企業とのコラボレーション、そしてお客様一人一人とのコラボレーション。自分たちだけでは生み出せないことも、様々な知見が有機的に繋がることによって新しい商品が生まれてくる。

特に「AQUA(水)」は環境問題への取り組みのような社会的活動やアートのような表現活動、子供たちへの情操教育に至るまで幅広い概念が構築できると実感しています。

「~」はご想像の通り物理的な水面を表していますが、もう一つ「人々の心の波動」を表現しています。我々の施設に訪れた人達が何かしらの「心の変化」を感じてもらえることを常に目指しています。

「気持ちが落ち着いた」「ちょっと優しい気持ちになれた」「創作意欲が湧いてきた」等々、何でも良いのです。

出口アンケートでは「○○が可愛かった」で良いと思います。でも、実はお客様一人一人の内面に潜在的に刻み込まれる何かがとても重要だと思っています。

「A+」のこれから

弊社は「新しい水族館の姿」を求めて提案を繰り返して参りました。
いよいよ「水族館」とは呼ばない次の姿を提案することになりそうです。
お客様が自分では気付かない程の、ほんのちょっとだけ心に変化をもたらす施設づくりを目指して。


JCEL株式会社 代表取締役 三坂伸也

三坂伸也の略歴

一級建築士

早稲田大学理工学部を卒業。
1985年大成建設(株)入社。
1989年オリックス(株)入社。

オリックス不動産(株)水族館事業部長、オリックス水族館(株)常務執行役員を経て、2014年12月オリックス水族館(株)代表取締役に就任。

京都水族館(京都市下京区)、すみだ水族館(東京都墨田区)の開発・運営責任者として陣頭指揮を執る。

2019年 2月JCEL(株)設立、代表取締役社長に就任
JCEL株式会社
国内で常に新たな水族館の形に挑戦をしてきた三坂伸也が代表を務めるJCEL株式会社。満を持して海外へ進出、「水族館の公園化」

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