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JCC社員紹介 #2 イノベーションセンター(北海道喜茂別町出向から戻りました!)

みなさん、こんにちは!
ジャパンケーブルキャスト株式会社(JCC)イノベーションセンター 田村 怜子(たむら さとこ)と申します。

2021年4月から2年間、北海道喜茂別町(きもべつちょう)に「地域活性化起業人」として出向しており、4月からJCCに帰任しました。現在は、札幌で勤務しています。

今回は、私が所属するイノベーションセンターや喜茂別町へ出向した経緯、出向中の業務についてご紹介したいと思います。
ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。


自己紹介

出 身:東京都の下町
趣 味:国内外を旅すること、クラフトビールを飲むこと
・クラフトビールは、とあるケーブルテレビ事業者様にハマるきっかけを与えていただきました。お薦めいただいたStoneの『Ruination IPA』に強い衝撃を受けて以来、苦み強めのIPAを特に好んでいます。
JCCはお酒好きが多いので、皆で飲みに行くのも日々の楽しみの一つです!
座右の銘:人生ご縁とタイミング

JCCでのこれまでの経歴・業務等

2011年に中途入社し、現在12年目です。
『JC-HITS』サービスの請求関連業務に始まり、営業推進業務を長く経験しました。
2018年以降、ケーブル技術ショーなどの業界イベント出展、自社セミナー運営を中心に従事。
途中、2013年にJCCのケーブルテレビ専用チャンネル『チャンネル700』でケーブルテレビ事業者様との共同制作番組『JCC三人娘が行く!』がスタートし、「長女・怜子」として日本各地に赴いてレポーターを務めるなど、入社以降、様々なチャレンジの機会を与えていただきました。
『JCC三人娘が行く!』番組詳細はこちら

2019年、北海道鶴居村「タンチョウフェスティバル」での「JCC三人娘が行く!」撮影での
一コマ。氷入りのタライで片足立ちは過酷でしたが、「タンチョウ鳴き声コンテスト」では
優勝を果たしました!

2021年から総務省のプログラム「地域活性化起業人」(※2021年までは「地域おこし企業人」)制度を利用し、喜茂別町へ出向しました。
地域活性化企業人」詳細はこちら

イノベーションセンターについて

JCCのサービスは『JC-HITS』や『チャンネル700』を取り扱う「コンテンツプラットフォーム」サービスと「インフォメーションプラットフォーム」サービスの2種類に分類され、「インフォメーションプラットフォーム」サービスを取り扱うのが、イノベーションセンターになります。
ケーブルテレビのコミュニティチャンネルを活用したデータ放送サービス『JC-data』を起点に、スマートフォン・タブレット向け地域・防災情報配信アプリ『JC-Smart』、IP告知端末やスマートフォン・タブレット、テレビ・音声端末を利用した地域・防災情報配信サービス『地域・防災DXサービス』を展開しています。

スタッフは、東京を中心に主にケーブルテレビ事業者様向けに『JC-data』や『JC-Smart』を展開するチームと、北海道を起点に自治体様向けに『地域・防災DXサービス』を展開するチームに分かれ、私は北海道チームに所属しています。
現在5人の北海道メンバーは、それぞれ営業活動や、サービス開始に向けて自治体様と社内技術部門の間に立ったプロジェクトマネージメントなどを行っています。

2018年に北海道内5自治体様の導入で始まった『地域・防災DXサービス』は、2023年4月現在、9自治体様に増えました。
2023年4月1日からは、北海道枝幸町で北海道内初の『JC-data』サービスが開始となった他、北海道テレビ放送(HTB)様とJCCが共同で開発を行った、「テレビを利用した自治体情報配信」サービスが、北海道むかわ町で全国初の本格運用を開始するなど、『地域・防災DXサービス』は広がりを見せています。

<参考プレスリリース>
北海道枝幸町で『JC-data』採用が決定!~JCCとして北海道内初のデータ放送導入へ~

北海道むかわ町、北海道テレビ放送、ジャパンケーブルキャストが「テレビを利用した自治体情報配信システム」のサービス開始記念セレモニーを開催!~全国に先駆けて、2023年4月1日より むかわ町での本運用を開始~

喜茂別町出向に至った経緯

2019年より喜茂別町に『地域・防災DXサービス』と『JC-Smart』を導入いただいたご縁で、「地域活性化起業人」のお話をいただきました。JCCでは前例が無い話で、当時の役員からオファーをいただいた際は青天の霹靂でしたが、「今日中に返事して、とは言わないけど10秒以内に返事して」との言葉(※もちろん冗談で、です!(笑))に対し、10秒経たずに「喜茂別行きたいです!」と返答して逆に驚かれました。

即断即決の背景には、『地域・防災DXサービス』の導入のため2018年に北海道入りした3名の存在がありました。役場との打ち合わせや住民説明会、住民宅へのIP告知端末設置といった多忙な業務の傍ら、プライベートで蕎麦打ちやミニバレーなどの地域活動、時にはお酒の場にも積極的に参加し、役場や地元住民の皆さんとの交流を深める先人たちの姿を見ていたため、ごく自然に「自分も地域に溶け込みながら、お役に立てることがしたい!」と前向きな気持ちでいました。

唯一、10年以上のブランクがあった車の運転(しかも豪雪地帯で!)には不安がありましたが、雪道運転を含めた赴任前後の講習など会社からのサポートがあったため、冬の大雪にも負けず、夏の突き刺さるような日差しにも負けず、一年中飛び出してくるエゾシカにも負けず、2年間を無事に過ごすことが出来ました。

毎日数十センチ降り積もる雪。車の雪下ろしは日々のルーティーンです。

出向中の業務内容

『広報きもべつ2023年3月号』で特集いただきました!

喜茂別町では情報発信に注力しました。
喜茂別町は、札幌市の隣に位置し、ニセコまで30分と恵まれた環境にありながら、北海道内での知名度も高くありません。「通り過ぎられる町」という課題がある中、SNSの運営や、北海道内の新聞社、テレビ局へのプレスリリース配信などを行い、露出を増やしました。
また、地域住民に向けた情報化支援として、HTB様との「テレビを利用した自治体情報配信」の実証実験や保育所の緊急連絡手段の整備などに取組みました。自分の取組みが、地域の方の利便性向上につながり、喜んでいただけたことが嬉しかったです。

コロナ禍で、喜茂別町に限らず行動が制限される環境下ではありましたが、役場や住民の皆さんには本当に温かく受け入れていただきました。
子ども向けの夏祭りでは、2年連続で型抜きブースを担当し、小学生と顔馴染みになれたのも楽しい思い出です。
業務外でも地元の皆さんと可能な限り交流することを心がけ、有志とごみ拾い活動なども行いました。役場の方に「JCCさんは地域に溶け込む力がすごい。自分たちよりも地域の皆さんと交流しているかも…」というお言葉をいただくこともありました。
「アスパラの本格的な栽培発祥の地」である喜茂別町では、アスパラやとうもろこし、トマト、メロンなど旬の農作物をいただくことが数多くあり、2年間の私の元気の源でした。

役場の皆さんから、素敵なお花と似顔絵入り寄せ書きをいただきました(似てる!)
表敬訪問のため来町したイノベーションセンター担当執行役員と、役場前で記念撮影。
喜茂別町で見られる「蝦夷富士」羊蹄山。この眺めは喜茂別町の誇りです!
休日を利用して、北海道メンバーと「さっぽろ雪まつり」へ。
HTB様のキャラクター「onちゃん」たちの雪像を発見。

今後の業務について

2023年4月からは、地域DXに関する事業推進を担当します。営業担当が営業活動により注力できるよう、戦略的な営業活動支援や、請求・契約関連などの管理業務のオペレーションを行います。
自治体様の地域イベントに参加しての『JC-Smart』アプリダウンロード支援や、使い方のサポートなど、地域住民のDXを推進することも重要なミッションです。
JCCのサービスは、導入して終わりではありません。いざという時に必要な情報を地域住民の皆さまにお届けするためには、日常から習慣的にアプリやIP告知端末などをご利用いただくことが重要です。特にご高齢の方など、スマートフォンやIT機器の操作に不慣れな方も多くいらっしゃいますので、分かりやすい言葉でご説明することを心がけたいです。

喜茂別町での経験を活かし、自治体・地域住民双方の目線に立ちながら、自治体様が掲げる「住民誰一人取り残さない」自治体情報の配信に向けて、サポートを行ってまいります。

終わりに

以上、長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
JCCや北海道での活動について、少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです。

次回の社員紹介は、LX開発部アプリケーション開発チームを予定しております。
社員紹介は定期的に行っていく予定ですので、次回以降もぜひご覧ください!
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