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隣国の美意識について考える

JCATのチーフアドバイザーHARUです。
わたしは韓国在住なのですが、もう肌寒く、すっかり秋らしさを感じています。
さて、実はわたしは、韓国の古美術や古道具が好きなのですが、そのなかで最近面白いなぁと思った美意識についてシェアをさせてください。
韓国の古美術の特徴は、「無技巧の技巧」「無計画の計画」とも言われています。
弟子を中心とする技術者に継承されるのではなく、家族や血縁者を中心に継承されることが多く、また商品化の目的のために作られたものではなかったため、不均衡で精巧さに欠けています。
一方で、だからこそ自然で素朴な味わいが特徴として表れていると評価されています。
そして、大切にされている美意識として、「全体に調和がとれているか」という点があります。
個を強く出すのではなく、全体の中で「自分の位置にあってこそ」の美意識。
これはなんだかわたしたち日本にも通じるところがある気がします。
考えてみれば日常にアートを取り入れるときに、やはり調和という観点は大切だなと感じます。
みなさんは隣国の美意識についてなにか感じたことはありますか?
よろしければまた教えてください😊

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