469 矛盾を活かして、矛盾を愛す。(稲田)2024/1/12
矛盾めいているけれど、良い仕事をするには「矛盾したことをどう成立させるか」にいかに知恵と情熱を注ぎ込めるかだと思うようになりました。何かしらのパワーを発揮するものはだいたい矛盾している。矛盾を消すのではなく、矛盾を活かす。ミクロで見たら矛盾だとしても、マクロで見たら成立している。そこを目指したい。
例え表向きであっても「価値観の多様性」を受け入れる時代になりつつありますが、次は「矛盾」を受け入れる流れが生まれるのではと思っています。事象を両極に引き剥がすのではなく内包し往来するものとして。それは肌感覚から始まり、言葉になり、エンタメに至る。と思っています。ただの勘ですが。少なくとも実行力のないロジカルシンキングなんかよりよっぽど信頼できる。
また、自分にしかできないことなんて無くても、最初から大好きなことじゃなくても、正解なんて分からなくても楽しむことはできる。楽しむことができれば意外とひとは協力してくれる。楽しめるひとは強い。それっぽいスキルや実行力のない正解なんかよりずっと。
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