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304 そういう会社だからそういうWebサイトにする。(稲田)2023/2/15

企業サイトと製品サイトを同時リニューアルさせて頂いたBtoB企業様とMTG。「他社のWeb担当者さんから『ユーザーの課題解決に徹底していて、モノじゃなくてコトのWebサイトになっていますよね。うちもこうしたいなあ…』と羨ましがられて嬉しいですw」と報告をいただく。もちろんぼくたちも嬉しい。

でも、それにはワケがあるんですよね。と顧客への説明を始めました。

お客様への説明

サイトをリニューアルする数年前から御社は「モノからコトに変化しなければ」と課題意識をもってましたよね。(皆さん頷く)サイト制作前のヒアリングでそれがよく分かったので、ぼくたちは今の御社に相応しいWebサイトを作ったらこうなったというのが正直なところです。「モノからコトへ」という取り組みを御社が長年続けていたからこそだとぼくは思っています。リニューアル前のWebサイトは「モノからコトへ」という皆さんの活動が反映されていませんでした。それは適応させる必要があるのでサイトリニューアルのテーマとして扱いました。つまり、「そういう会社だからそういうWebサイトにした」なんですよね。ぼくはそう思っています。

地味だけど大事なポイント

上記のようにお伝えしたら、「確かになあ」と納得してくださいました。伝わってよかった。

あまり語られないけれど、Webサイトを作るときは「どんなサイトにしたいか」ってあまり有効じゃないんです。それよりは「どんな会社か」をきちんと把握する方が重要で。Webサイトはリアルの写し鏡であり、受け皿なんですよね。そこを無視して作るといい結果にならない。

「自社もモノからコトのWebサイトにしよう!」と思っても、そういう会社になっていなかったら機能しないしユーザーもがっかりする。その整合性が大事だし、地味だけど大切なポイントだと思っています。

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