515 Webという「道具」を作る意識。(稲田)2024/3/22
書きづらいCMS、書いていてイライラするCMSはたいてい行間や見出しマージンの設計がうまくいっていません。デザインテンプレートのときや要素単体では良さそうに見えても「h2→h3→箇条書き」のときに気持ち悪いマージンになったり、枠付きテキストにした際の見出しとパディングのバランスが破綻しているすることはよくあります。ふだんからコンテンツを自分で書いているデザイナーさんはこの辺の設計がとても上手なので、Web制作に関わる人は日常的に自分でもコンテンツを書いた方がいいと思う派です。Webは道具なので。見た目が良くても使い心地が悪かったら意味がないですよね。
釣り竿メーカーのデザイナーさんが「わたしは釣りをしたことはありません」といったらちょっとびっくりするけれど、Web業界では珍しくなかったりすします。たぶん「道具を作っている」という感覚が希薄だからだと思うのですが。ぼくは使い心地のいい道具を作りたいなあといつも思っています。プロダクトを作るってそういうことですよね。
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