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470 成長に必要なのは「未熟な自分」に向き合う弾力性。(稲田)2024/1/15

文章が苦手なひとの特効薬は下手でもいいからとにかく書くことだし、電話が苦手なひとの解決策は電話に出まくることですよね。これらをすっ飛ばして「文章が上手くなる9つのコツ」「話し方が上手くなる5つのポイント」とかばかり読んでいても何も始まらない。「下手でもいいから」が重要で。けっきょく、自分の下手さと付き合うことが大切なんだと思います。未熟さと向き合って足掻いた人が成長できる。調べれば答えらしきものがすぐ見つかる時代だからこそ、未熟な自分と向き合える素養はこれから重要になってくる。はず。だってそこから始めるしかないんだから。「できない自分/未熟な自分」と向き合えるだけの弾力性を持ち得ているかどうか。

これからの時代「いいからやれ!」という圧力は無くなっていく一方なんだから(いいことだと思っています)、未熟な自分に向き合える素養を持っているかが成長のカギになる。つまりは「個々人の素養の時代」に突入していく。実はこれってシビアなことなんですよね。誰もお尻を叩いてくれないんだから。

「個々人の素養の時代」と書いた途端、才能の話に勘違いされやすく、「自分は何の才能もないから…」みたいになりやいのですがぼくは違うと思っています。大切なのは未熟な自分に向き合う弾力性と付き合い続ける覚悟です。自分を自分で見捨てない。その姿勢が個々人の時代に大切になる。はず。たぶん。最近のぼくはそんな風に思うようになりました。

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