vol.582 秘密の共有による親密さをWebコンテンツで目指してみたい。(稲田)2024/6/28
ぼくは親しい人と秘密を共有するのが好きなのですが、音楽や小説、漫画、映画、演劇、芸術といった表現作品やコンテンツおよびメディアにはそれに近しい雰囲気があるのでは…とふと思いました。
本来開かれているものなのに「自分だけが見つけた秘密」と感じられる何かがある。その気分はオーディエンスにある種の親密さを抱かせる。オーディエンスの中で初めて完成する何か。その矛盾や不完全性にこそコンテンツやメディアが持つマジックがある。ような気がします。
そして、WebコンテンツやWebサイトもそれと同じ性質を本来的に持っているのではなかろうか…と思いました。「すごくいい秘密を見つけた」と思ってもらえるものが良いコンテンツ/良いWebサイトたりうる要素のひとつではなかろうかと。
ほとんど注目されていないし根拠はありませんが。でも、秘密って魅力的ですよね。
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