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382 言いたいことを伝わることに。コンテンツのラストワンマイル。(稲田)2023/6/12

同僚の大地くんが下記のようにツイートしていました。

懸命に考えたことをアウトプットすると、文章が長くなったり言葉が小難しくなったりしている。人にみせると自分よがりになっていることに気づく。反省。

このツイートへのぼくのコメント。

アウトプット自体は素晴らしいことなので自分を褒めてあげましょう。褒めてあげるの大事。その上で、「言いたいこと」を「伝わること」にチューニングするとアウトプットがもう一段レベルアップするのでお得です。「書けた!」の後の“別タスク”と捉えると分かりやすいです。自分を褒めやすいし。笑

このやりとりについて大地くんが日報noteにまとめていました。

ひとつの事柄をめぐって大地くんとぼくとでお互いに日報noteを書いていることになります。互いに同じことを書くって意外でも何でもないんですよね。日々の仕事から「あ、これコンテンツになるな」と発見する "コンテンツ脳" になっていればそう思うのは当然なので。大地くんもJBNに入社してもうすぐ一年。着実に "コンテンツ脳" になりつつあるので実に頼もしいなあと思います。笑

前述の日報noteで大地くんが下記のように書いてくれていました。

言いたいことを伝わることにチューニングする。
なるほど。めちゃくちゃわかりやすい。
私は言いたいことをただ言いたいように書いていた。それはそれで褒めていい(稲田さんが褒めていいというので、自分を褒めるぞ)ことだが、そことは切り分けてもう一つ「相手に伝わる」ためのお仕事をする。
この言葉は自分の中でとても腹落ちした。

https://note.com/jbn_director/n/nfe48764bc0b1

腹落ちしたようでよかった。「言いたいことを伝わることに」これってWebの情報設計やコンテンツでは重要なテーマなんですよね。物流でよく使われる「ラストワンマイル」と似ています。

メールやSEO、SNSなどでユーザーに届ける作業もラストワンマイルですが(これはこれで超大事)、情報設計ではマイクロコピーがそれに該当すると思っています。マイクロコピーはセールス的なTipsと思われがちですが違うんですよね。マッチング精度を高めるためのラストワンマイルです。

特にWebサイトの情報設計やコンテンツは「できた」と思ってからがスタートです。そこからもう一歩、ユーザー目線での調整が必要です。まだ「言いたいことを言えた」だけの状態なので。「言いたいこと」を「伝わること」にチューニングすること。それがラストワンマイルの役割だと思っています。

詳細は下記の個人noteにまとめましたのでよかったらご覧ください。

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