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2022年以降のブラサカのみらいを支えてください

JBFAはブラサカみらいパートナーを募集しています

いつもブラインドサッカーを応援いただき、ありがとうございます。

2021年、パラスポーツの注目度が高まるなかで、ブラインドサッカーにもこれまで以上の盛り上がりが見られました。同時に、競技レベルの観点では、日本代表と世界のトップチームとの差を改めて痛感することとなりました。

JBFAは、ブラインドサッカーの”みらい”のために、ブラサカみらいパートナーを募集しています。ブラサカみらいパートナーは、月1,000円からはじめられる、継続個人寄付会員制度です。皆さまのご支援が、視覚に障がいのある子どもたちのブラインドサッカーとの出会い、そして将来のブラサカ日本代表選手の発掘・代表チーム強化につながります。 

子どもたちが楽しくボールを蹴る姿や、ブラサカ日本代表が世界を相手に戦う姿。そんな光景が当たり前に見られる”みらい”になるように。ぜひご協力をお願いいたします。

▼ブラサカみらいパートナーの詳細・ご入会はこちら▼

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1.現役高校生・園部優月選手が日本代表として躍動

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30代・40代の選手が中心のブラサカ日本代表のなかで、2021年新たに注目を集めたのは、最年少メンバーとしてチームに新しい風を吹かせた18歳・園部優月選手です。 

5月に開催された「Santen ブラサカグランプリ 2021」で公式戦初出場を果たして以降、チームでの存在感を大きくしていった園部選手。主に途中出場で前線のポジションに入り、守備では果敢なアプローチでピンチの芽を摘み、攻撃ではカウンターに飛び出していくなど、大舞台で世界のトッププレーヤーを相手を前にしても持ち前のアグレッシブなプレーを披露しました。

そんな園部選手は、JBFAが展開しているブラサカキッズの卒業生です。

幼いころに全盲となった園部選手。
ブラインドサッカーを始めたきっかけは、小学校5年生のときに開催された「IBSA ブラインドサッカー世界選手権 2014」でした。ご両親に連れられて日本代表の試合を観戦。その際、視覚障がい児向けのブラサカ体験会があることを聞き「キッズトレーニング」に参加するようになりました。 
それ以降、「キッズキャンプ」「アスリート合宿」などブラサカキッズのプログラムに通って練習をしてきました。 

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中学1年生からはクラブチーム「free bird mejirodai(東京都文京区)」に所属。チームメイトと共に切磋琢磨し、高校1年生のときには 「第18回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」準優勝、「東日本リーグ2019」優勝に貢献しました。

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2018年1月からは代表強化指定選手に選出されており、2019年8月のイングランド遠征にてブラサカ男子日本代表に初選出されました。2019年9月の「IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019」では試合時間内の出場こそありませんでしたが、準決勝のPK戦のキッカーに抜擢。2021年5月の「Santen ブラサカグランプリ 2021」で、初の公式戦出場を果たし、世界を相手に戦う選手となりました。

ブラサカキッズ卒業生の彼が、いまやブラサカ日本代表の未来を背負う存在として期待されています。 

2.ブラサカキッズとは? 

JBFAは、「ブラインドサッカーに携わるものが障がいの有無にかかわらず生きがいを持って生きることに寄与すること」をミッションとしています。 

一般的に、視覚に障がいのある子どもの運動能力は、障がいのない同学年の子どもの運動能力の60%程度だと言われています。 
その原因はさまざまですが、例えば、安心して運動できる場所が少なかったり、障がいについての周囲の理解が不足していたり、といったことがあります。 

こうした現状は、単に運動機会が少ない、運動が不得意というだけでなく、視覚障がい児が自分に自信を持ったり、仲間と交流したり、将来に希望を見出すチャンスをも狭めています。

「見えにくくても、見えなくても、同世代の子どもと同じように、思い切り体を動かせるチャンスを」という想いから、JBFAは視覚障がい児を対象とした各種プログラムを展開しています。身体を動かす喜び、友達と協力することで得られる達成感、多様な将来像との出会いを通して、子どもたちのなかにスポーツを楽しむ気持ちや、興味・関心の種が芽生えることを願っています。

こちらの動画にあるように、ブラサカキッズでは、学校外の友達・大人との関わりのなかで、小さな成功の積み重ねにより子どもたちの自立を促し、成長をサポートしています。 

3.どうしてJBFAがブラサカみらいパートナーを募集しているのか?

JBFAは現在、一人でも多くの子どもたちにブラインドサッカーとの出会い・仲間との出会いを提供すべく、キッズ事業の拡大を目指しています。 

しかし、現在のプログラム実施ペースでは、子どもたちへの継続的なサポートが難しかったり、プログラムを展開する地域が限定的になったりしていることが実情です。 

また、私たちブラインドサッカー、ロービジョンフットサルの活動はパートナー企業からのご支援、個人の皆様からのご寄付のほかにも、国や公共団体からの助成金などによっても支えられています。しかし、障がい者スポーツへの助成金による支援は2021年をピークに減少することが予見されており、JBFAにおいても年間予算の15%強に影響することを見込んでいます。 

一方で、2022年以降もパラスポーツへの熱を絶やさず、JBFAのミッションを達成するためには、積極的に地方の盲学校でブラインドサッカー教室を実施したり、トレーニングの回数を重ねたりしなければならないと感じています。

そして、それは将来のブラサカ日本代表選手候補の人口を増やすことであり、選手発掘・代表チーム強化にもつながります。 

今回痛感した、アジアのトップ中国との力の差。そして世界のトップチーム、ブラジル・アルゼンチン・モロッコとの力の差。その差を埋めるためにも、代表チーム強化のベースとなる普及・育成の拡大は非常に重要になります。

そこで、皆さんに寄付のお願いです。 

JBFAでは、「ブラサカみらいパートナー」という月額寄付会員を募集しています。 

寄付とは、自分が共感する活動や団体を支えて応援し、ともに歩むことで「なりたい社会」へ変えていくアクションです。

ブラサカみらいパートナーの皆さまからいただいたお金は、一人でも多くの子どもたちに、ブラインドサッカーとの出会い・仲間との出会いを提供するために使用いたします。 

ブラインドサッカーという競技に魅力を感じ、JBFAのビジョンに共感いただいた方は、ぜひブラサカみらいパートナーとしてともに歩んでいただけますと幸いです。

想像してください。
これからブラサカと出会う子どもたちが、日本代表選手として皆さんに勇気を与える姿を。
想像してください。
彼らが視覚障がいのある子どもたちに夢を与える姿を。
想像してください。
彼らが健常者と視覚障がい者の架け橋となる姿を。 

2022年以降のブラインドサッカーの”みらい”をともにつくっていきませんか?

▼「ブラサカみらいパートナー」の詳細・ご入会はこちら▼

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4.いただいたご寄付の使途について

ブラサカみらいパートナーの皆さまからの継続的な支援が、ブラサカキッズの大きな支えになります。

■毎月1,000円の寄付を1年間継続すると……
子どもたちが使うブラインドサッカーボールを2球購入できます。 

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■毎月5,000円の寄付を1年間継続すると……
JBFAの認定資格をもったコーチが地方に出張して、子どもたちにブラインドサッカーを丁寧に指導します。関東・関西以外の地域に住む視覚障がい児に、ブラインドサッカーの楽しさを届けることができます。

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■毎月10,000円の寄付を1年間継続すると……
関東・関西以外の地域でもキッズトレーニングを一回開催できます。 

また、皆さんからいただいたご寄付は、
・ブラサカ選手・スタッフによる小中学校での体験授業「スポ育
ロービジョンフットサルの大会開催、日本代表の活動資金
などにも充てさせていただいております。

日本のブラインドサッカーのさらなる発展のため、そしてその先に目指す「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会」を実現するために、ブラサカの”みらい”を支えていただけますと幸いです。ご協力のほどよろしくお願いいたします!