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Alexaを使ってスマホでKindleの本を読むのがはかどりすぎる

最近、毎日朝に一時間ほど散歩をするのが日課になってきたんですが、これのお供にKindleをスマホに読んでもらうというのをやってます。すごくいいので知人にも教えたら喜んでもらえてるんですが、意外とみんな知らないのでここにまとめてみます。

スマホアプリのAlexaでKindle読み上げ機能を使う

まずは自分のスマホアプリにAlexaアプリをダウンロードします。
https://goo.gl/search/Amazon+Alexa

かんたん2ステップの使い方

1.Alexaアプリの再生を選びます

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2.Kindleアプリに入れている本を選択し、このデバイスをタップ

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これだけです。
読み上げをやめて停止ボタンを押すとストップします。Kindleアプリを開くと下記のようにしおりを記録してくれているので、次に再生する時はまた続きから読み上げてくれます。すんごい便利です。

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これにBluetoothのイヤフォンをつないで聴くことで何かほかのことをしながら読書をすることができるので、かなり時間を有意義に使えるようになりました。読書の頻度も上げられて、月に読める本の数を増やすことに成功しました。

使い勝手はどうか?

読み上げは以前と比べてかなり人間に近い自然な発音になってきています。漢字の読み方も不自然なほどではありませんので、内容を理解するのには充分なクオリティです。残念ながら現時点で、読み上げ速度の調整はできませんので、スピード感がおそすぎるという方はいるかもしれませんが、このあたりは遅かれ早かれ実装されてくるだろうなと思います。

気になる点で言えば、読み飛ばしなどのスキップがしにくい点です。注釈など精読不要な箇所をさくっと飛ばしたいときがあるのですが、これを飛ばす機能がありません。また、任意の箇所から読むということも私の使う限りできなそうなので、飛ばし読みをしたい方には少しストレスかなと思います。ここも今後改善していってほしい点です。

また、図などのイメージが多い本は当然少し理解するのが難しくなりますので、読み上げ自体にあまり向いてません。ただ、大抵の本は図が見れなくても理解できるように作ってあるケースが多いので、全く理解できないかというとそんなこともなかったりしますので実用に足るかなと思います。

長編や難解な本は読むより聴いたほうがはかどる

この読み上げ機能を使うようになって、長編のビジネス書や小説を買うようになりました。もともと本は図書館で借りる派なのですが、どうしても貸出期間の二週間だと読みきれない本があり、なかなか読めてない積ん読本が結構ありました。また、500ページ程度の長編になると、そもそも途中でしんどくなって投げ出すというのもよくありますし、最近は、目が疲れやすくなったり視力が落ちてきてるのもあってなおのことその傾向が出たりしてます。ただし、大作ほど深い洞察やためになることが書いてあるのことがあるので、粗くとも前に読みすすめるというか聴き進めるというのをコツコツ進められるのはこのAlexaでの読み上げがとても役に立ってます。

耳で本を読むとまた違った理解の仕方ができる

耳で聴いただけで理解できるの?という方もいるかもしれませんが、個人的には結構理解は深くできますし、読むのとは違う器官を使ってのインプットなので、目から理解するのとは少し理解の質が違うなという印象です。たとえば、記事で読むより講演会で話を聞いたほうが印象に残るという経験のある方もいらっしゃるかもしれません。印象に残る言葉や文節は、文字で読むより言葉として聴くほうが頭に残るように思います。もしかしたら、読むより聴くのほうが効果的なんてこともあるかもしれませんね。

読書量を増やしたい人には是非オススメ

読みたい作品がたくさんあるんだけど、量が読めない!という方や、じっくり本を読む時間が取れないという方にはこの方法とってもおすすめです。私はこれで、今までの普通に読む本に加えて、月間で1-2冊読める本を増やすことに成功しました。それも長めかつ重めの本を中心にです。ちょっとしたスキマ時間を使って聴く読書を試してみてはいかがでしょうか。おすすめですよ。

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