習ったことをスポンジのように吸収する方法

ショパンのノクターン2-9弾けるようになった。
ピアノの先生に、毎回ちゃんと教えたことを理解して上達速度が速いのがなんでなのか教えてほしい、大人を教えるのはかなり難しいと言われたので、それはセンスっすねとドヤるのもなんかアレだし、自分でもあんまり感覚的でわかってない気がしたので、言語化して整理してみた。整理してみると伸ばせるには訳があると言うところはやっぱりある。実力の絶対値がどれほどかはさておき、成長をちゃんとするにはという観点はちゃんとプロセス分解が大事だな。

そして、なんか仕事と割と通ずるw
当たり前にできる人はやってるし、大したことでもないし、センスで全部凌駕する人もいるけど、分解するとどこかで引っかかっている人も多いので再現性含め、何かしらの参考になる気がする。

▫️なぜ習ったことの吸収が早いのか。成長力があるのか。継続的に伸びるのか。自分なりにプロセス分解して整理。

まとめるとこんな感じ
知覚・認知の仕方
言語化・振り返りによる課題化
課題とアクションの繋ぎこみ(正しい努力の整理)
実行計画(具体的、実現可能性)
習慣化(継続性の担保)
実行(やりきり、楽しむ)
フィードバックによる軌道修正(進捗の確認作業)

▫️具体的な流れ
- 習ったことを素直に聞く。先生の言っていることを聞き切る。(知覚を広くとる)
- 先生の言うことを感覚的に捉えようとする。理解する過程で自分の解釈を入れすぎないように気をつける。(意味の理解、バイアスを極力回避する努力をする)
- わからない言葉や解釈があれば質問して確認する。わかっていることと、まだわからなそうなことを確認する。わからなそうなことを、無理に解釈してわかったことにしようとしない。(意味の理解)
- 聞いた上で、自分の解釈や感覚・意見をぶつけてみる。感覚やおおまかな方向性が合っているか確認する。(メタ認知、問いの設定)
- 習ったことを毎回メモして、一度自分の中で言語化して落とし込む。(言語化、統合化、課題化)
- 毎日の練習に落とし込めそうな要素を抽出する(課題とアクションの繋ぎこみ)
- 毎日の練習の習慣に落とし込むためのやり方を具体的にする(実行計画、習慣化)
- やると決めたら必ずやり切る(実行)
- 頑張りすぎない、1回たくさんの時間をやるよりちょっとだけを毎日続ける(継続性の高いやり方)
- 楽しんでやる(練習の効率の最大化)
- 次回の練習でのアウトプットと実行結果のフィードバックループを回す(インプットとアウトプットのずれの確認)

ふと思い出して、
安宅さんの知覚の総合力の図の流れが参考になりますね。習慣化と実行は仕事で習った一番役立つこと。
大人になるとこのプロセスの川上、川中、川下全てにおいて引っかかるポイントが多そう。(素直に聞けない、インプット力子供より弱い、忙しくて課題化できない、習慣化できなくて反復できないなど)。素敵な大人はいつまでも貪欲で学び続ける人だと思うので、そうなれるように頑張っていきたいところ。
あんまり考えなくても楽しけりゃこんなもん続くんやがね。

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