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バングラデシュの晩秋

バングラデシュは「自然美」の国です。季節は2ヵ月毎に変わり、今は4番目の晩秋(ヒモント)の頃でベンガル語でいうカーティクとオグラハヨン(10月中旬~12月中旬)にあたります。ちょうど秋と冬の間で、11月中旬になると寒くなってきます。日中と夜間の温度差で結露が始まり、風邪、せき、発熱がはやり出します。この時期に、農民たちは米の収穫や新米を祝う祭り(ナバンハ)でとても忙しい季節です。

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この季節はまた美しい花々が咲き出します。クチナシ、ジャスミン、スイレン、バラ、モクレンそして(以下ベンガル音表示)シウリ、カミニ、マリカ、チャティム、デブカンチャン、他にもいろいろな花が咲きます。そしてカラムチャ、チャルタ、アマラキ、キンマの葉などいくつかの特有な果物も、晩秋に大きく成長します。ナバンハという収穫を祝う祭りはこの時期最も大きな祭りです。アモン米で最初に炊いたご飯で祝い、伝統料理のピタ、パエシ、ナルは甘味として祭りに供されます。一方、ジャガタダトリプージャ、カリプージャ、バイフォンタ、ラスメラもこの時期に祝われる他の祭りです。一言でいえば、晩秋はまさに美しい季節なのです。

2021年11月30日
JBCEAバングラデシュ カントリーディレクター
マハデブ.C.バス

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