小学生の恋バナ(まさみ編)※多分、R-18
小学3年生の時に出会ったまさみちゃん
何でかは、忘れてしまったけど
仲良くなって、いつも隣にいた
2人で下校して
家路の途中にある公園でランドセルを置き
2人で遊んだ
学校に咲いてたザクロをとって
一階にある、階段下の
誰にも見つからない場所で
2人で隠れて食べたりもした
放課後、静かになった学校で
2人で図書室に行き
本を見るわけでもなく
たわいもない話をした
まさみちゃんは、活発な子だった
肌も日焼けしていて、常に笑ってて
八重歯があった気がする
特に、笑顔が印象深かったです
今思えば、すごくませていたまさみちゃん
同世代の女の子というか、子どもからしたら
だいぶ大人な子どもでした
ある日、いつもの公園で
まさみちゃんと遊んでいました
小さな家みたいな遊具があり
その中に入ると机と椅子があって
夏場はそこで涼んで、冬場はそこで
暖をとっていました
その小さな家の中で
まさみちゃんと僕は宿題を
一緒にやっていました
早々に宿題が飽きたまさみちゃんは
僕にいいます
「ねぇ!チューって知ってる?」
小3の僕は、知っている事が
恥ずかしいと思っていて
何故か知らないフリをします
「知らない!」
「どうやってするか知ってる?」
と、まさみちゃんは追撃してきます
恥ずかしい僕は
知らないの一点張り
すると、まさみちゃんは
目を瞑り、口を尖らせて
こう言ってきました
「ほら、きてみて!」
小3の僕は、戸惑いました
ひどく心臓がドキドキしていたのを覚えています
高揚とかじゃなく
なんだかイケナイ事をしているかの様な
これを、親に話したら怒られそうだと
何となくで思いました
が、子どもながらに
この瞬間の数秒間
すごく考え、僕はまさみちゃんと
同じように口を尖らせ
まさみちゃんにチューをしました
すると、まさみちゃんは
「知ってるじゃん!笑」
今まで、普通の友達だった
まさみちゃんが変貌したのは
これがきっかけだった気がします
僕たちが仲良くしてた事も知っていた親たち
親たちは、当時
おそらく僕らが付き合ってるとか
好き同士とかそういう類いだと思ったのか
当時の僕にとっては余計な計画を立ててくれた
そして、親が車を出してくれて
2人で行ったのが
水族館でした
現地でチケット代を親が出してくれて
親と僕ら2人は別行動で
水族館を楽しむことに
先ほども話したが
お互いが特に「好き」と言う
感情はなかった気がする
何故なら、好きな人の話やなんやらは
お互いに話してたいたからだ
ただ、チューをしてからは
好きではないが
何か、ただの友達ではないなと
思っていたことは確かだった
水族館に2人でいても
やることは変わらず
人気のない所に行き
チューなどをしていた
この時、僕は
これを楽しくてやっていた感じではなく
いつもやつだ。とか
それが当たり前なんだという感覚と
人に言ってはいけない
親たちに隠れて悪いことをやっている
という、感じでした
そして、水族館の帰りの車中
親2人が1番前に居て
僕らが後ろの席
まさみちゃんは
親に聞こえる声でこう言いました
「ここに、カーテンがあったら
いいのにね」
この時の様子は、後に大人になったとき
親から、「あの子の、あの発言は忘れられない
ドキッとしたのを覚えてる…」と
言っていました
まさみちゃんの行動は、それから
どんどんと大胆になっていきました
ただ、隣にいただけのまさみちゃんが
変わってしまった感じがして
この頃から友達といる感覚ではなく
こう!とは説明がつかないような
変な感じだったのを覚えています
とある放課後
いつも隠れている
一階の階段下の人影もないスペース
そこで、僕らは
何を話すわけでもなく
本を読んでいました
まさみちゃんは、いつものように
早々に本に飽きて
僕に話しかけてきました
「ここ、触ってみて!」
と、まさみちゃんは
スカートまくりあげてました…
はい!すみません!!
文書を読んで下さってる皆様に
突然なのですが
ここからの出来事を
細部にわたり一回書いてみましたが
めちゃくちゃ官能小説みたいになり
すごく恥ずかしくなったので
消して、なるべく簡潔に
箇条書きにして書き直します…
すみません!!
パンツに手を突っ込めと指摘
戸惑うと手を引っ張られる
ハナタレ僕
こう触れと指摘
恐る恐るさわるハナタレ僕
なんか怖くなり逃げる
ハナタレ僕
こんな感じでした
色々省略しても、なかなかに強い…
そこから、なんだか
まさみちゃんのと居るのが
気まずくなった僕
今までは常に隣にいて
一緒に遊んでいたが
僕が別の子と遊ぶようになり
少し疎遠気味になる
そんなある日、僕の学習机の
お道具箱の中に見慣れない「クマの人形」が
入ってました
何だろうか
お手紙も入っていたので
読むと、まさみちゃんからでした
簡単に言うと
謝りの手紙だったと思います
でも、僕は少しまさみちゃんの事が
怖くなっていたので
そのまま無視をしました
そして、その翌日
また、お道具箱に
クマの人形とお手紙
ん?また?
とりあえず、また無視することに
そして、翌日
また、お道具箱に
クマの人形とお手紙
ん?またやん。
と、思ったら
それが、1週間続きました
学校が休みの日に
親にその事をいいました
事細かには話さなかったけども
まさみちゃんから貰ったクマの人形を見せて
怖いからもうお友達じゃないと
言いました
そして、学校がお休みだったので
家族でお出かけをしました
お出かけをする日は外食が多いので
楽しい日だったと思います
そして、家に帰ってきたら
玄関のドアノブにアレがかかってました
クマの人形とお手紙…
それから、流石に無視を続けるのは
よくないと思ったのと
親から、こんなにもクマの人形を
もらうのもウチとしても
その子の親に言わなきゃいけないから
話をつけてきなさい。と
言われたのもあって
ちゃんと、まさみちゃんと
お話しをすることにしました
放課後
まさみちゃんにお話ししました
自分が怖い思いをしていたのと
こういう事は、いけないこと
まさみちゃんはずっと黙ったままでした
話し終えるとゆっくりと帰っていきました
そして、しばらくしてから
まさみちゃんの転校が発表されました
発表されてからの
転校は早かった気がします
理由も何も聞けずに
モヤモヤが続いていました
そして、何も伝えられずに
一言も会話もする事なく
まさみちゃんは転校してしまいました
という、少しばかり変だった
昔話でした
なんなの!この話!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?