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【ジャズ】音楽で初めてお金をもらった時の話

MonMonです

今回は、自分が音楽(ジャズ)で
初めてお金をもらった時の
話でもしようかと思います

もう5,6年位前だと思います

大学のジャズ研時代も
カフェなどで演奏したことはありましたが
お金はもらっていませんでした

むしろ
「無料で良いのでやらせてください!」
のスタンスでした

今ではさすがにそれはしませんが・・・

大学ジャズ研時代だとそういうのも
多いのではないでしょうか?(多分)

お金をもらう演奏は
社会人になってからでした。

一緒にバンドを組んでいる先輩から
「対バンの誘いあるから出てみない?」
とのことで、良い経験だと思い出演しました。

演奏後、演者が集金するという異常な光景

演奏については
特に書くことは無いのですが
他のところで
モヤっとすることが
ありました

演奏前に集金ボックスのようなものを渡されたんです

そして、お店の人に
「演奏終了後に観客の付近を歩き回って
投げ銭してもらいなさい」
と言われました

さすがに
「えーっ・・・」
って思いました

結構広いお店だったのですが
お客さんのテーブル回って
おひねりをいただくという・・・

「そんなことしないといけないの?」
とカルチャーショックを
受けました

自分たちが出演する前の
バンドはみんな
演奏終了後に集金していました

その光景は自分にとっては
とても奇異に見えて
正直あまり良い気持ちはしませんでした

なんというか・・・

ダサい。

中には
タダで聞けると思ったらダメですよー♪
みたいなことを言ってる演者もいました

(ドン引きしました)

お客さんも、申し訳なさがあるのか
多くの人が(しぶしぶ?)
お金を入れてました

返報性の法則というものが働いていたのでしょうか・・・?

因みに、一緒に対バンしていた人たちは
私たちにも投げ銭を求めてきました(おいっ)

私たちはというと
演奏終了後は特に何もせず
集金ボックスは
そこら辺に置いておきました

「さすがにあれはしたくないね・・・」
とバンドメンバーみな同じ考えでした。

イベントも終わって
集金ボックスを帰りがけに見ると
数千円程度入っていました

何人かお金を入れてくれたようでした
(ありがとうございましたm(_ _)m)

正直ゼロでもおかしくないと思っていたので
それについては素直に嬉しかったです

何より音楽でお金をもらうのが
初めてでしたから

そんなとき
近くにいたご夫婦から声をかけられて
「演奏良かったです!」
と、熱く語ってくれました

直接そう言ってくれると
やはり嬉しいですし
なんか救われる気持ちになります

それは今でも同じです
救われるんですよね

演奏って少なからず
思い通りにいかない点が
あるんですよね

たとえお客さんに
気づかれないとしても
自分では認識していたりします

けれど
楽しかったなどの一言で
「多少なりともこの人の役に立てたのかな?」
と思えるんですよね

そういう意味で
自分はいつも救われてます

あとテーブル回って
お金を回収しないのも
印象が良かったと言われました(笑)

その後、そのご夫婦は
自分たちがやるライブに
よく来てくれるようになりました

今でも仲良くさせてもらってます

ご友人を連れてきてくれることもあって
本当にありがたいなって思います

ご婦人に誘われ
別のミュージシャンの演奏を
一緒に見に行ったこともありました

その時演奏されていた
ピアニストを紹介され
新しい繋がりができました

初めてのお金をもらうライブは
自分史上お店に対して
最悪の印象を持つ結果になりました

しかし、それが無ければご夫妻に
出会えなかったことを考えると・・・

うーん、なんとも言えませんね(笑)

残念ながら
ご夫妻にはコロナの影響で
暫くお会いできていませんが
(ご持病もあるため)
また前みたいにライブができるようになって
会えるといいなーって思ってます

ライブを続ける意味

たった一人でも自分たちの音楽を聴いて
楽しんでくれる人がいるのなら
ライブをする意味はあるのかなと思ってます

自分は先ほど話した
ご夫妻と仲良くなって
こう考えるようになりました

この人たちみたいに
自分の音楽を楽しんでくれる人が
一人でもいれば意味はあるのかなって

もちろん
音楽を生業にしている人には
そんな生半可なこと言ってられるか!
と怒られそうですが(汗)

私たちは何を見られているのか

・・・たまに考えるんですよね

自分たちより良い演奏をする
ミュージシャンっていくらでもいるのに
何でわざわざ自分たちの演奏を
聞きに来てくれるんだろうって

結局のところ
その人となりを見られている
ような気がします

(別に自分たちが真っ当な人間であるとは言ってませんよ(笑))

”技術的に難が合っても
応援したくなるような
何かがある”

とか

”演奏後に
会話していて
楽しい”

とか

”なんかホッとする”

とか

色々な理由があるとは
思いますが。

子どもが一生懸命
何かに取り組む姿を見ると
僕たちは心を揺さぶられますよね?

たとえそれが
不完全なもの
であったとしても

それと同じようなことなのかなと思います

不完全なりに何か心を
動かすものがあるのかなって

演奏はもちろん良いに越したことはないですが
大前提として結局その人のことが好きでないと
なかなか聞きに行く気にはなれないかもしれません

演奏は凄くてとても参考になる人もいるんですが
ちょっとクセが強くて、一人で聞きに行くのは
ためらってしまう人も正直いるんです(笑)

中には
ミュージシャンは演奏が全て!
と考える人もいますよね

そういうスタンスは格好いいですよね

わかりやすいですし
憧れます

けど演奏だけではなく
人としての立ちふるまいを
しっかりするとか
他の部分も両立できる
思うんですね

ちょっとでも
嫌な感じ
偉そうな感じ
近寄りがたい雰囲気

がしたら・・・

今の時代、人は去ってしまうと思います

その人の代わりになるとまでは言いませんが
うまい人はいくらでもいますからね・・・

本当はもっと
評価されても
おかしくない人も

実は音楽以外のところで
損をしているケースは
あるかもしれません

最後に

だいぶ話が脱線したところも
ありましたが・・・

演奏で初めてお金をもらった時の
話をさせていただきました。

こんな感じに自分の考えなどを
書けたらなと思います

ここまでお読みいただき
ありがとうございました


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