人事としてスクラムマスター研修に参加してきました!
はじめに
KDDIアジャイル開発センター(KAG)で人事・採用をしているわたなべです!今回は、人事としてスクラムマスター研修を2日間にわたり参加してきたので、感想を込めたレポートを書いてみようと思います!なお、この記事に書かれている情報や資料は、研修を主催していただいたScrum Inc. Japanから許可を得て引用しております。
自己紹介
趣味の一つに走ること、ランニングが好きです。きっかけはダイエット目的で最初は2キロ走るのがやっとでしたが、のめり込んだ時期は月間で200キロ以上走っていました。今は本当に趣味というのが適切なくらいで、週末に10~30キロくらいゆっくり自分のペースで走っています。けどそろそろウルトラマラソンに挑戦しようかなぁと思っている今日この頃です。
スクラム研修とは
ここではスクラムの中身の説明は割愛させていただいて、人事として研修に参加して思ったことを中心に書きたいと思っています。そんな中ですが、そもそもスクラムとは・・・何か。これを読んでいる人は聞いたことありますでしょうか。スクラムとはアジャイル開発の中の一つのフレームワークであり・・・
私はこの会社に入社してからもそうですが、入社前にもスクラムだったりアジャイル開発という事の本を読んできました。そこで思ったのはシステム開発のフレームワークの一つなのかなぁと思っていました。しかし、スクラムとはシステム開発だけに留まらず、チームや組織が価値を生み出すための軽量級のフレームワークということです。軽量級とは自分の言葉で分かりやすく言うと、小さいことから色々なことにチャレンジすることだと思っています。加えて複雑な問題に対応するということは、まさに今のVUCAと言われる時代にあったフレームワークではないでしょうか。
研修1日目
先ずは5人のチームに分かれました。正直、初めはすごく緊張しました!顔見知りの方もいれば、ほぼ初めましての方もいまして自己紹介から始まったのですが、幸いにも私のチームは開発のエンジニアだったり、業務でスクラムマスターをしている方もおり、比較的スムーズに1日目の研修は進んでいったと思います。研修を大きく分けると『座学』と『ワーク』に分かれます。座学は、スクラムとはから始まりスプリントと呼ばれるサイクルを学び、スクラムイベントである、スプリントプランニングとは何か、デイリースクラムとは・・・など基本的なことを学んでいきました。
研修2日目
研修1日目でもありましたが、2日目はより『ワーク』の時間が多かったです。ワークは、『mural(ミューラル)』というホワイトボードツールを使って付箋をペタペタ貼るワークを行いました。印象に残ったワークを2つほどご紹介!
チームの認識合わせ
このラーメン美味しいよねって言っても、私が思っている美味しさと皆さんが思っている美味しさの概念は異なると思います。大きさも一緒でこの動物は小さいよね、この動物は大きいよねという概念をもっと定量的に意識合わせするグループワークを行いました
これは完成形ですが、やはり最初は個々で思っている大きさは違いました。犬をMサイズとした場合、鹿や馬はLなの?人間は同じMかなぁといった感じで、言語化してチームの認識合わせをするワークショップは非常に面白かったですし、とても難しかったです。
作業効率
多くの案件をどのように進めていくと一番効率が良いかを感じ取るワーク。
最初は全てのボールが、1番左に入っていました。赤いボールは1番左のバケツから2番のバケツに全てボールが入った時に、次のバケツへ移動させる。青いボールは2つに分かれたバケツに5個ずつボールが入っており、1つのバケツに5個のボールが入れば、次のバケツに移動させて良い。緑は、1つのボールを移動させれば、1つずつ次のバケツへ移動させて良い、といったルール。1番右に結果の秒数が書かれていますが、やはり緑のボールのやり方が1番効率が良かったです。このワークでも、大きなものを完成させて次のことをやるより、小さいことを先ずはやってみることが重要ということを学びました。
感想
初めに書いた通り、何もソフトウェアの開発だけに留まらず、人事組織はもちろん会社全体の組織作りにも生かせる研修内容でした。小さいことでも先ずはチャレンジして、失敗すればすぐに戻って修正、成功すれば次のまた小さいチャレンジをしていく。そして大きな成功へつなげていく。KAGもそんな会社を目指していますし、人事としては率先してこういったカルチャーを作っていきたいです!
最後に・・・
実はKAGでは、エンジニアやスクラムマスターに留まらず私を含めたバックオフィスのメンバーも全員このスクラムマスター研修を受けています。そして・・・研修をして最後にテストがあります!
無事にテストに合格して、認定スクラムマスターを取得しました!これで私もスクラムマスターです(笑)
こういった社内制度があるため、KAGは社員全員がアジャイル開発を理解しているということを自信を持って言えます。まだまだKAGには色々なカルチャーがありますので、またここで情報発信していきますね!
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