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花粉症がましになった話


小学生のころから20年以上、スギとヒノキの花粉症に苦しめられている。
大人になるとヨモギかブタクサか知らないが、(春ほどではないものの)秋にも症状が出るようになった。

小学生のときは花粉関係なく外遊びするし、マスクをするのは嫌いだったし、痒いときは指で目をこすり、舌で喉をこすり・・・・(喉がかゆいと舌をくるっと丸めて、喉の内側(というか上あご?)をこする。当然、炎症を起こす。よい子は真似しないでね)。
鼻をかみすぎて鼻が赤くなるのは当然、朝起きたら目が開けられなくなったこともしばしば。
春は受験シーズンでもあるし、受験生の時は辛かった。

そんな花粉症大ベテランの私、毎年アレルギー薬を飲んでいた。
そしてここ数年は寒暖差アレルギーやらなんやらで咳が出たり鼻水が止まらなくなったりで、結局花粉シーズン以外にもアレルギー薬を飲むことに・・・。

お医者さんは「通年飲んでも問題ないよ」と言っているけれど、やっぱりできるだけ薬には頼らない方がいいよなぁーと思っていたのもあり、今年の春、挑戦しました。(出来るだけ)脱・アレルギー薬。


何をするかというと、ずばり、「腸内環境改善」。


結論から言うと私に合っていたのは
①ヨーグルトを食べる
②小麦粉をなるべく避ける
③2日に1本くらいのペースでバナナを食べる
④蜂蜜をなめる

の4点だった。

花粉症の改善には腸内環境が重要!って確かによく聞くし、でも普段からジャンクフードばっかりの生活とか、偏った食生活とかじゃないしなーと思っていたけれど、この4点は私には結構重要だった。

①ヨーグルトを食べる
ザ・王道。
400gの無糖ヨーグルトを毎日夜に約100gずつオリゴ糖で食べた。
夕飯食べ終わってちょっと甘いもの食べたいなーっていうときも、ヨーグルトで凌げるときが多々あった。(お菓子食べちゃう日もあった。)

②小麦粉をなるべく避ける
それまでは毎朝食パンを食べていた。けれど花粉シーズンの朝食はパンではなく、お米にすることにした。
ただのお米でも小さめのおにぎりにして冷凍しておくと、朝は電子レンジでチンしてふりかけやらなめ茸やら追加するだけで良いし、楽ちん。
ラーメンもパスタもうどんだって大好きだけど、パンも含めて主食を小麦粉にするのは週1回くらいにした。

③バナナを食べる
バナナ、好き。
朝ごはんは小さいおにぎりだけだったので、ちょっと足りないなーって時はバナナを1本食べた。
朝に食べないときは夜にヨーグルトと一緒に食べた。
2日に1本って書いたけど、割と毎日1本くらい食べてたかも。

④蜂蜜をなめる
蜂蜜、すごい。
はじめは喉が痛いときになめてみた蜂蜜だったけれど、お通じがすごいことに気が付いた。
どこでも売ってる300~400円くらいの蜂蜜を1日にパール1粒分くらいなめるだけ。
夜になめると翌朝のお通じが良かった。花粉症だけじゃなくて喉の痛みとか、風邪予防とかにも良さそう。


結果的に、3~4か月の花粉症シーズン中、アレルギー薬を飲んだのは数日だけで済んだ。
去年までは毎日欠かさず飲んでいたのだから、これは驚くべき変化だ。
もちろん花粉症の症状が0になったわけではなく、鼻水もくしゃみもそれなりに出たし、目もかゆかった。
ただ、薬を飲まないでこの症状で済んだ、という意味では症状がだいぶ軽減されたと言っていいと思う。

この①~④、ほぼ同時期に始めたため、どれが一番効果があったのか、はたまた全く関係ないことも混ざっているかもしれない。
個々人の体質に因るものもあるとは思うが、試してみる価値はあると思う。

そして体質といえば、某有名乳酸菌飲料も半年くらい毎日飲んでいたが、これは私はあまり効果が無かった。
そしてお通じという面から言えば、むかし花粉症の時期に、やはり腸内環境改善を目的として、母が生のレンコンをすりおろしてガーゼで濾したコップ1~2㎝くらいの生レンコン汁を飲んでいたことがあったのだけれどそのときもお通じがすごかった。
花粉症への効果はあまり覚えていないし、手間がかかる(母の愛は偉大だ)のでそれ以降は試していないけど、時間と手間をかけられる人は試してみるのもいいかもしれない。

でもやっぱり花粉がつらい!という人はお医者さんに診てもらうのが一番だ。
アレルギー薬も色々な種類があるので自分に合ったお薬を処方してもらってほしい。
なんてったって、花粉症は国民病だ。

花粉症同士よ、次のシーズンも共に戦い抜こう。

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