算数 探求 ラスト
今日は、今まで棒グラフを自分たちで作り、その過程や、出来上がったぼうグラフの「よさ」をみんなで話し合う時間でした。
大きくよいところとよくないところに分け、自分が気づいたことを発表していくという形にしました。
よいところとしてあがったことは、
・項目ごとの人数がわかりやすい。
・差(違い)がわかりやすい。
大きくこの2つが出ました。
算数の観点からいくと、どういった場面で使いやすいなどの意見も出て欲しかったなと感じました。
今回、時数の関係からあまり時間を取れず、クラスの中でデータをとることができるものにしようと決めました。
そのことにより、「好きな○○」のような調査が増えてしまいました。場面の変化があまりなく、比較は難しかったなと感じました。
もっと、違いが出るようなテーマの提示を教師からして、そのテーマについて調べるという形にした方がよかったのではないかと感じました。
普段、どんな場面で棒グラフは使われているのか。を子どもたちが調べる、または、教師が示すことをしているとさらに色々なグラフができたんじゃないかなと感じました。
よくないところの意見として出たのは、
・範囲を決めないで、調査をすると、いろいろな意見が出過ぎて差が出ず、項目が増えてしまい、棒グラフに表すのが大変になってしまう。
・2人と1人ばかりのデータだとわかりにくい。
・「その他」に入れすぎるとグラフが見にくくなる。
という意見がでました。
ここでは、棒グラフのデメリットに気づけていたんじゃないかなと感じました。
今回やってみて、課題がたくさん見えました。
教師がどれだけ準備をしているか。
子どもの位置をどのように把握するか。
どのような展開をイメージしているか、できているか。
どんなことに気づいてほしいのか。教師がどのような願いをもっているのか。
こう言ったことを考える重要性を感じることができた単元でした。
これから、このことをしっかり意識してやっていきたいと思います。
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