初めてレコードプレーヤーを買った話
今日は、初めてレコードプレーヤーを買った話。
確か中学生の時だったと思う。
その時代はファミコンの全盛期。
でも、僕の家は厳しくて買ってもらえなかった。
(21時以降、TVを見せてくれなかったくらいなので)
ある正月のこと。そんな環境だったがどうしてもTVゲームが欲しくなり、
お年玉の大半を注ぎ込んで(15,000円だったかな)ついに手に入れたのだ。
SEGAマークⅢを。
僕は昔から捻くれていたのであえてファミコンは買わなかった。
同級生の家で遊んだ”ファンタジーゾーン”というゲームをやりたかったと
いうのも買った理由だったと思う。
…本題と違う話が続いてますが、もう少しお付き合いください。
それからしばらくして、父親と外出した際に寄ったリサイクルショップで
中古の立派なレコードプレーヤーに心を奪われるのです。
店頭では、ターンテーブルにスティーヴィー・ワンダーの名盤”イン・スクエア・サークル”がセットされて、そこから聴こえてきた”オーヴァージョイド”のサウンドと相まって、僕の購買意欲は高まったのでした。
結局、僕はSEGA マークⅢを同級生か誰かに売ったお金でこの¥5,000の中古レコードプレーヤーを手に入れました。
¥15,000でゲームを買って、すぐに¥5,000で売るという金銭感覚のなさ…
でも、そのおかげで、僕の生活はゲームを続けるよりも豊かなものになったのは間違いないと思っています。
ちなみに、そのプレーヤーはまだ実家に置いてあります。
そして、このプレーヤーを見ると当時のことを思い出すのです。
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