お洒落とは無縁な僕の生活（５０）

　令和五年四月二十八日(金)

台本書き直し

　起きてまずは台本の書き直しをする。提出したトラック１がいまいちだったようなので、今度は余計なことは考えず、当初の企画書通りの感じで書いた。すると、担当者は「これが良いです！」とのこと。やっぱり勢いとか、当初のアイデアとか、そういうのも大事だと実感する。特に僕の場合は色々とこねくり回すと、裏目に出ることが多いんじゃないだろうか。次からは気をつけよう。

『王様ランキング～勇気の宝箱～』３話を観る

　ここのところ楽しみにしているアニメの一つが『王様ランキング～勇気の宝箱～』である。サイドストーリーを集めたものだから、本編ほどどハマりする感じはない。それでもやっぱりあの世界観、キャラクターが好きだから、どんなサイドストーリーでも楽しめた。今回はヒリング王妃とダイダの話。個人的にはベピンやホクロのサイドストーリー（原作漫画で描き下ろしとして描かれていたもの）が好きだから、早くアニメーションでそれを観たいものである。

パステル画１２５枚目

　建物を上手く描けるようになりたいと思って、住宅と電柱のパステル画を描く。個人的にはこれまでの中では上手くいったほうだと思う。Ｂ５サイズで描いたおかげもあるだろうか。あるいは細目の水彩紙で描いたからというのも考えられる。パステルは紙でかなり質感が左右される画材だと思う。だから色んな紙を試してみて、ベストなものを見つけたい。一般的には定着のしやすさから荒目が良いと言われているが、さてどうだろう。細目も塗り心地など、悪くないな、と感じているところだ。

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呪術廻戦２１巻まで読む

　ゲームさんぽの名越先生の回をまた観たあとで、呪術廻戦の最後の巻を読む。ずいぶんとゲーム形式の展開になってきた。続きは気になるが、単行本派なので、最新刊が刊行されるまで待たないといけない。複雑な物語になってきたから、果たして覚えてられるかどうか。

『未確認で進行中』第４話まで観る

　そういえば、とふと思い出したアニメがある。『未確認で進行中』というアニメだ。何年も前にはなるが、気になって観ていたものの、途中でなぜか観なくなってしまった作品である。決してつまらなかったわけじゃない。私生活が忙しくなったとか、アニメを観る以上に夢中になる何かがあったとか、とにかく理由があって観なくなったはずだ。だから最後まで観ていないのである。それが気になって、ついｄアニメストアに登録し、視聴を始めてしまった。
　一ヶ月は無料期間だから、その間に観てしまったら良いという算段である。ＯＰからＥＤまで、基本的にはかわいらしいキャラクターたちが織りなす日常アニメだ。特に許嫁としてヒロインのもとへやって来る男の子の妹が抜群にかわいい。ＥＤもその子がメインになっている曲だし、ぶっちゃけこの子のかわいさで人気を持っていると言っても過言ではなかったんじゃないだろうか。
　もちろん、ストーリーもそれなりに面白い。許嫁の男の子と妹は、何かしら人間ではない存在？っぽい謎を抱えているし、ヒロインもまた小さい頃の、その男の子と遊んだ記憶がすっぽり抜け落ちている。物語に謎は必要だ。それを知りたいと思うことで、ストーリーを牽引していけるからである。
　他にも魅力的なキャラクターはいる。ヒロインの姉はいわゆるコメディリリーフとか、コミックリリーフとか呼ばれる役割のキャラクターで、突っ込みどころ満載の性格を備え、常に笑いをもたらしてくれる。シリアスな部分だけでは、なかなか観ている人を楽しめることは難しい。というより、息が詰まってしまう。それを上手く膨らんだ風船をしぼまるように、息の抜けるシーンを生み出すことで、観ている人の心を引きつけたままにする。
　日常ものはキャラクターが命だ。そういう意味でも、すごく勉強になるアニメである（こんな鑑賞の仕方はあんまり褒められたものじゃないけど）。