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言葉が変われば、心が変わる

心が変われば、行動が変わる


行動が変われば、習慣が変わる


習慣が変われば、人格が変わる


人格が変われば、運命が変わる



これは、心理学者 ウィリアム・ジェームズ氏が唱えた「運命を変える順序」というものです。

皆さんもウィリアム・ジェームズという名前こそ知らなくても、この考え方・言葉自体は聞いたことがあるのではないでしょうか。


私も新卒一年目で、この考え方を幸運にも知ることができました。

同期の女の子のお母さんが、その女の子へ送った言葉だったと記憶しています。


新卒一年目に得ることができた考え方からなのか、様々な場面でこの考え方を思い出すことがありました。

当時はまだ1年目のペーペーペーですから、こういった考え方を、知ったり学ぶこと自体がとても好きでした。


しかし企業の中で働いていくと、この考え方に対し、途中で色々と疑問が浮かびあがってくるものです。


もちろんこの順序・順番に異論はありません。

実際に自分の体験としても、その通りだなと思うこと、たくさんありました。


でも一つだけ、どうしても付け加えたいものがあるのです。



それは、最初のスタートのところ。

「心が変われば、行動が変わる。」ということです。


もちろん絶対そうだと思うのだけれども、「心を変えるのが一番難しいじゃないかぁ!!!」ということです。


だらけてしまう自分、サボってしまう自分、楽な方を選んでしまう自分など、人それぞれ、色んな弱い自分がもちろんいます。


でもこのままじゃ良くないのは分かっている。

どうにか変わらなきゃなー、変わりたいなー。

こんな風に思うのはもう何回目だろう?


外部から何か刺激があれば、それはそれで良いです。


変わらなきゃ!と強く思えるほどの刺激があれば自然と変わっていけるものかもしれません。

でもそんな刺激、待っていてもきますかね?

その刺激、もしかしたら10年後かもしれないよ?



皆さんも自分を変えたい時、もしくは何かに向かって頑張らねばならないとき、あると思います。

そんな時、既に心は変わろうとしているのだと思います。

一般的には何か感情が動くきっかけ・機会があって、そういう状態に進んでいくとされていますが、今の現代は「心が動くことが減ってきている」気がするのです。


心が動く機会が減るということは、強い怒りも、強い悲しみも、大きな喜びもなかなか体験できなくなってきたということ。

そこで私が「コトバドリブンメソッド」を説明するときによく用いるのがこの、運命を変える順序になります。




心を変えれば行動が変わる。


の前に、


「言葉を変えれば心が変わる」というのが必要なのだと、私は考えています。


一般的に自分を変える為に必要なこととして、大前研一氏が唱えられた下記が有名だと思います。


・住む場所を変える

・付き合う人を変える

・時間配分を変える


この中でも、時間の使い方を変えるというのが比較的すぐにできることだということを学んだりしました。

「コトバドリブンメソッド」はこの理論に、「言葉を変える」ということを付け加えたいのです。


言葉を変えれば心が変わる。


心というのは人間の深層心理のことです。

もちろん、そう簡単に変えることはできない。


「コトバドリブンメソッド」は、すぐに心を変えるのではなく、まず「言葉」を変えるのです。

言葉を変えることによって、心を前へ引っ張っていく。


例えば「目標を持つ」ということもその一つとして捉えることができると考えます。

目標というのは多くの場合、ポジティブな達成したいことを言語化したものであると思います。

そこに向かっていくぞ!となった瞬間から心はどんどん変わっていく。


そこにはいつも言葉があるのです。


これからの投稿で、具体的な事例を交えながら、もう少し詳しくお伝えしていけたらと思います。

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