見出し画像

感覚を刺激するスキル #013

ここ大阪でも感染症の拡大防止の為外出規制がされています。
みなさんここは我慢して、極力不要不急の外出を控えましょう。
自分には関係ないとお思いの若い方も実際20代でも30代でも感染例があり、呼吸困難で苦しんでいる人々がいる事を忘れないでください。
まだ小さい子供がいる親御さんも、子供たちが感染しにくいとはいえ、ウイルスを外から家に持ち帰り、高齢者に移してしまう可能性もあります。
子供たちの行動にも注意が必要です。
暗いニュースが続いていますが、今は辛抱しみなで力を合わせこの困難を乗り越えましょう。


今日はビジネスセンスについてのお話を紹介していきます。
ビジネスセンスとは何かを言葉で説明するのは非常に難しいですが、
これがないとビジネスの世界で勝てません。
この世の中には130兆個のwebページがあるそうです。
そんな中で私たちが発信しているものなんて絶対に届くはずありません。
この130兆のwebページの中で埋もれるか勝ち上がっていくか
その差が生まれるのがビジネスセンスです。

センス=感覚

ビジネスセンスにも色々あります。
営業、広告、経営、公演
例えば、同じ営業職で売ってるものも、売っているツールも同じでも、
売れる営業マンと売れない営業マンがいます。
その差は何でしょうか?

それがセンスです。

経営者からすると「彼はセンスがない」では済まされないです。
センスの定義をしないといけません。
ビジネスセンスの定義とは
センスがないとは感覚を刺激するスキルがない 

例)ファミリーマートで「今なら唐揚げ100円です」と言うのと
「今なら唐揚げ揚げたてです」と言うのとどちらがいいでしょうか?
つまり言い換えると、
見えないものを見せるスキル と言えます。
これがかなり重要です。

例えば、
「唐揚げおいしいですよ」と言われたら頭に思い浮かぶのはできた唐揚げです。
しかし
「揚げたての唐揚げおいしいですよ」と言われたらあなたの頭に浮かぶのは揚げたてでカラッと油の乗ったおいしそうな唐揚げです
このように聞いているもの、見えてるものを見せるのではなく、頭の中にあるものを見せる付ける事が重要です。
視覚伝達、聴覚伝達ではなく感覚伝達をできる事
これがビジネスセンスがあるという事です。

物事を正直に伝えての脳に情報は入りません。
Aを伝えたいならAの共感を伝えるのです。
TSA(two step ahead) THINKING  2歩先を読む、2歩先をゆく
そういう考え方です。

例えばなぜ2歩(ツーステップ)なのでしょうか?
唐辛子屋の例
お客さんが唐辛子を買いに来てくれました

ワンステップの場合。
私はお客さんが唐辛子を見て
これは辛そうだなとかこれは赤いなぁ とか思うだろうと考えます。
そして「とっても辛くて美味しい激辛唐辛子」という商品を売ります。
しかしお客さんにはもう既に
唐辛子が赤いとか辛いとか美味しそうだとか想像できています。
こういった場合、脳内発火が起こらず、「よくある唐辛子か」
となってしまうのです。

では2歩先読みした場合は

同じ物でも「汗が滝になるダイエット唐辛子」という商品になります。
お客さんは「汗が滝?」「ダイエット?」→「ああ、なるほど」となるわけです。
脳内に発火が起きて記憶される
脳内でどれだけ刺激を残すかが伝達スキルなのです。

ワンステップだとただのビジュアルイメージを伝えているだけです。
ツーステップだとコモンイメージ、(社会共通イメージ)になるので。
例えば
唐辛子だったらこうなります。
唐辛子=辛い(コモンイメージ)→口から炎、額から汗がダラダラ

辛いとは皆が共通した唐辛子の印象です。
これを比喩的に言葉を変化させるだけで脳内で変換が起きるのです。

これが営業でも、飲食店のメニューでもYouTubeのタイトル付けでも、ブログのタイトルでも、TSAをやらない限りは全く印象に残らず、キャッチされないのです。

言葉での理解(言語化)
ではなく
想像での理解(比喩化)

言葉での理解とはただのものを言語化するだけで
そうではなくて想像での理解をさせないといけない
これがビジネスセンスなのです。

次回はさらに理解を深める為のフレームワークを紹介していきます。

今日も最後までみていただき、ありがとうございました。(^o^)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?