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院内で3週間過ごすと完全に外はシャバ。メシもウマい#005

主治医から結構ショッキングな発表があったにも関わらず、「退院できます」の一言で心は踊るのだから怖いもので。。。
とりあえず、荷物をまとめて身長体重を測って退院の準備をすることに。

すると入院時には63kgあった体重が、なんと53kg!
激ヤセにも程がありますよね。僕のデブ歴史から言うとほぼ9年前の体重に3週間で戻っているんですから。
病院食がマズイおかげでスーパースリムボディに変化してしまいました。もうスキニーを履いても恥ずかしくないって感じです。

正直、病気になってしまったのは仕方ないし、ワンワン泣いて何かが変わるわけでもないので、治療を行い一生懸命生きるしかないなという想いが強くなっていましたね。

そして、ようやく1週間の退院。
ほぼ、3週間ぶりにシャバにでたわけですよ。

まず、外の世界は圧倒的に人が少ない。
思っていた以上に人が少なくてビックリってかんじです。

退院してからの一番最初のご飯は、念願のびっくりドンキー。
いつも食べていた300gでご飯大盛りのフォンデュ風チーズバーグディッシュを食べようと思っていたのですが、母と彼女に食えないよと言われて、言われるがままに150gにしました。

このときのびっくりドンキーは今までで一番新鮮な味でしたね。。。
普通にカロリーが高くて味が濃いメシサイコーって感じ。

一人じゃないご飯がこんなにありがたいなんて、一人暮らしの際にも感じていましたが、その時以上に感じられましたね。

しかし、今回の退院はあくまでも、化学療法をスタートする前の7日間くらいに息を抜いてこいよというくらいのものでしたので、時間はあまりありません。

シャバの空気を楽しむのに、一週間では足りないと言うことももちろん理解していましたが、それでもやはり足りない。

そんな話をしながら、家に辿り着くと入院中に母と彼女が運び込んだ荷物を運ぶプチ引っ越しタイムです。

エレベーターに乗り、最上階の自分の部屋の鍵を開けると、めちゃくちゃ懐かしい気持ちになりました。
今まで住んでいたのに初めて訪れる部屋になったみたいな感覚で、、、

そんなに入院をしていたつもりではなかったのですが、自分が思っていたよりも入院していたんだなと思って、少しエモーショナルな気持ちになりました。
まあ、そら引っ越してから3ヶ月で入院しているんですから、当たり前なんですけどね。

ここからの一週間は自分の好きなように過ごせて入院していたときよりも恵まれたものになり、ハッピーな気分を満喫しましたが、それはまた次回に。。。


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