アンタッチャブル 復活

先日、脱力タイムズでアンタッチャブルさんが10年ぶりに復活した。


皆さんご承知でしょうが、アンタッチャブルとは山崎弘也と柴田英嗣からなるプロダクション人力舎に所属する漫才師。
だが、ここ数年は何かしらがそれかしらあって各々ピンでの活動が目立っていた。

NHKのネタ番組『爆笑オンエアバトル』では、大衆受けしやすいストレートな笑いを武器に毎回爆笑をとっていた。
そしてM-1グランプリ2003で敗者復活戦から決勝に勝ち上がり、ファイナルまで進出。
勢いそのままにオンエアバトルでついに優勝。レギュラー番組もいくつか持ち知名度も上昇、万全の体制で臨んだM-1グランプリ2004では初の正面突破をして見事優勝を果たした。
ちなみに過去の成績は2001年準決勝、2002年3回戦敗退。ずっと面白い気がするので意外。

上述した柴田さんの何かしらで(分からない人はお父さんに聞いてみよう!)、事実上の活動休止状態となり、気付けば10年が経過していた。
復活を熱望するファンの人たちも『もう無理なのかな』と半分諦めの空気はあったと思う。

それが何の前触れもなく二人が再会。これはかなりの衝撃だった。
(その前に某スポーツ誌が復活するとスクープしていたのでもしやと視聴した人もいるだろう)

煽りに煽って引き延ばすのがよくあるテレビでの手法なのに、そんな事もせずさらっとなおかつ漫才の場を与えた脱力タイムズさんは本当に粋だ。素晴らしい。
それもこれも、有田哲平という陰のヒーローの尽力によるものなのは間違いない。


感動なのは、柴田さんが一人で出演していた時は心なしか元気がなかったように見えたのが、山崎さんが来た時から、ハイテンションかつハイな声になったという事。
あの頃の、ブチ切れツッコミと呼ばれた、イキイキしてた頃の柴田さんが戻ってきた!という事実が、アンタッチャブル復活にさらに彩りを添えていたかなと。。


山崎さんは出てきた瞬間から表情がおかしかった。
汗も滲んでいた。
いつも番組で見る感じと違う。
失敗できないプレッシャー、久々の真剣勝負、気恥ずかしさ
様々な感情が渦巻いていたのだろう。
しかし蓋を開ければ結果を残す、まさにプロの鑑である。


そして全力で楽しみながら全てのボケを捌いていた柴田さんの姿にも、紛れもなくプロを感じた。


今日、中居正広氏のスポーツ番組に出ているお2人の息の合いぶりを見て、思わずスマホを取った次第です。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

魔が差したら、ご支援よろしくお願いします!