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NYもついにエコバッグ

NYは3月1日から買い物時のスーパーやドラッグストアのビニールバッグの配布を基本的に禁止した。代わりに、バッグが必要な人は、紙バッグを5セントで買わなければいけない、、、はずだったけれども、業者からビニールバッグはリサイクル不可だという文句が出すぎたため、テレビニュースによると、どうしても処分がむづかしいお店は、4月1日までは、とりあえずはビニールバッグも5セントで配布してもいいことになったらしい。(また変わるかもしれないのであしからず)

ただ、どちらにせよ、これからはここでは買い物の際のエコバッグ持ち歩きが普通になって行くことになるだろう。アメリカでは、スーパーマーケットのWhole FoodsやTrader Joes、最近ではMuji(無印良品)やユニクロなども、すでにビニールバッグをやめて紙バッグ体制に入っていたので、この切り替えのタイミングに向けて準備していたのかもしれない。(個人的にはMujiやユニクロのビニールのバッグはシンプルなデザインで、使いやすく、買い物の後にも、何かを持ち運んだり、人にあげたりする時の袋として使うには便利だったので、その点はやや残念)

そして、SDGsを目指す昨今のこういったNY州の思い切った決断からすると、エコ目的と称してプラスチックゴミの分別に多大な時間とエネルギーをみんなが使わされている今の日本で、その分別のために国民がさらに余分にお金を使って結構な量の種類別のビニール袋(ゴミになる)を購入しなくてはいけない事実は何だか矛盾している気がするし、プラスチックの行方が果たしてどうなってしまっているのかもみんなでちゃんとシェアできる社会になった方がいいはずだと思う。

そう考えると、日本では普通に行われている過剰包装も、やはりこの時代には逆行しているかもしれない。日本の場合は、伝統文化としての”おもてなしの心”や丁寧な”職人的文化”、というのが昔から習慣的に存在しているせいもあり、美し過ぎる過剰包装は、みんなをときめかせるし、ブランドのデザイン性やクオリテイーをアッピールするマーケテイングとしても必要だったりもする場合も少なくないとは思う。ただ、SDGsを始め、地球単位の環境問題に世界が力をいれつつある今の時期においては、木を見て森を見ず的なブランドの在り方は、全体から見ると、やや存続がむづかしい傾向となって行く可能性もないとは言えない。個人的には、包装内容の素材ややり方を変えるだけでも、いくらでもエコ視点のオシャレなものは作れるのではないかという気もしなくはない。だから、これからのクリエーターが頭を使っていかなければいけないのはそういった部分、つまり、良い意味での環境重視とデザイン性の融合のような気もしている。そういった意味で、丁寧なだけに頼らず、オシャレでみんなが楽しめて、しかもエコで、みたいな方法がこれからの社会では必要になってくるんじゃないかなあって思う。

と考えていたら、こんな素敵なクリエイターさんのアイデアを友人が教えてくれたので、紹介します。もうマスクが手に入らないっていう人がいたら試してみて。地球のどこかで、みんながこういうアイデア探しに一生懸命になる時間が少しでも持てたらすごいと思う。むむぬさん、ありがとう!







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