四国旅から感じたこと③ この旅はおしまい
愛と憎は紙一重。
四国旅を共にしたCちゃんのこのひとことが私の心に突き刺さった。
そういうことなのか?!
そうだったのか!?
そうかもしれないな。。。
すべて納得できるというか
腑に落ちる。
愛が深ければ深いほど憎悪も大きい。
すべてバランスだとすれば振り幅が大きければ大きいほど感情は揺さぶられる。
たぶんそれ、本能的にはわかっていたんだと思う。だけど理性は認めたくなくて絶対にこんな人好きになるはずないって思い込もうとしていた。
だからケシからのメッセージをわりと否定的に受け取っていたかもしれない。
でも会いたい気持ちは結局抑えきれず会いに行ったのは紛れもなく私だ。
そしてケシの沼にハマってしまったのも私だ。
しかも沼にハマったのは私だけじゃない。旅を共にしたケシとはこの旅が初対面な仲間たちもみんなケシのこと好きになってしまったのだ。
いったいこの人どんな人なんだろ?
そして、どうやってこの気持ちに落とし前をつけようか。
で、別れ際に私はハグをすることにした。
岡山行きの電車を待つホームで私はケシにハグをした。もちろん突然じゃない。きちんと「ハグハグしてもいい?」って聞いてから。
私に1日時間をくださいとお願いして、どうなるんだろうと不安半分期待半分だったけど、宇宙的な規模の愛で応えてくれたそのことに対する感謝の気持ちを伝え、今まで誤解していたことも謝った。
そしたらそれを見守ってくれていた私の旅の仲間たちもみんなケシと握手してこの地をあとにした。
そうなんだ、
私はハグすることが大好きなんだ。
もちろん縁もゆかりもない人や私とは遠い存在だと感じている人にはそんなことはしないけど。
でも私が心から好きだと思っている人たちと再会した時や別れ際には男女問わずハグをしています。
触れ合うこと
大事っていつも思っているからそれを行動に移しているだけ。
昔々外資系企業の会社でお勤めをしていて上司がフランス人だったから私もそんな習慣が自然と身についたんだと思う。
カルマの開放の旅が終わって、家に戻ってから、ケシに蒸留体験した時採れた八朔花水をお持ち帰りで頂いたのをスプレーボトルに入れておすそ分けを送ることにした。ついでに大三島で一目惚れしたサンキャッチャーと手紙を添えて送った。
手紙にはその時の感情をそのまんま書いたけど、実はもうなに書いたかあまり覚えてない。
だけど
ラインに
「ハグハグ大好き」
と伝えた。
そしたら
「私も」
って返信がきたよ。
それはハグすることが好きって意味とキミはハグしたくなるほど信頼できる人だよって意味もだけとやっぱり好きだって気持ちも含んでる。それが伝わって同じように感じてくれているならこんな嬉しいことはない。
嫌いな人がまわりにたくさんいるより、好きな人にたくさん囲まれているほうが幸せだよね。というようなこともてがみに書いたような気がする。
これが宇宙の愛なのかもしれないということを実感した。
これで私のシロにまつわる長い長い過去からの旅はひとまず終わった。
本当はケユに会いたいけどそれは実現できるかわからないのでもう考えるのはやめる。
どうでもよくなった過去に感謝。あんなことがあったから私は不倫や二股や婚外恋愛とは無用なんだなと気づいた。
今夫と幸せな毎日を過ごせていることに感謝。
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