見出し画像

バトルの日々が懐かしくなるくらい三男が本当に落ち着いてきたのが夏休み前でした。夏休みの宿題も本人に合わせた内容だったので、放課後デイで取り組んでこれるようになり、わたし自身も時間のやりくりが楽になりました。

夏休み明け早々、コロナのために1日おきの分散登校のためイレギュラーなスタートとなり、予定の変更が苦手な三男の方を気にしていたのですが、6年生だった次男が登校時になると不調を訴えるように。
数日(と言っても分散登校なので、実質1週間)お休みが続いた後に校門まで行ったものの足がすくみ、その日を境に完全に登校しなくなりました。

次男にも自閉症スペクトラムがあります。三男とは違い、他害や立ち歩きがなく先生から見たら全く手のかからない子でした。不安なこと、分からないことがあっても静かに固まったり、座ったままノートに落書きをしたりするようなタイプでした。

兄弟の中でも1番育てやすいほど主張がなく、穏やかな性格でしたが、その特性が逆に心配のタネではありました。入学前から学校にも特性を伝えてきたものの、やはり本人からの見える発信がないと対応が手薄になってしまう現状でした。

わたし自身も三男の対応や8歳下の四男に手をかけてしまいがちで、気にはなりつつも手厚くサポートできていなかったのも事実。
次男は多くを語らなかったものの6年分の頑張りが限界に達して、エネルギーが尽きてしまっていることが見て取れました。

同じ自閉症スペクトラムでも特性からくる行動が異なることで伝わりにくくなることを痛感。以前は三男の他害などで悩んでいましたが、目に見える問題行動の方が逆に伝わりやすく、共に対策を講じやすいことを改めて実感しました。

次男のお休みが続いていくのですが、その間の家族の関わりについて次回以降書いていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?