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【節をつけるってどういうことなんだろう】ここまでと、これから。


立春(2月3日〜


立春を迎え、新しいサイクルが始まりました。
先月に比べ、日差しに
陽の気を感じるのではないでしょうか

2月といえば節分ですね!
その意味として、旧暦での二十四節気の中での
特に重要な4つの季
『立春』『立夏』『立秋』『立冬』
それぞれの前の日が、季節と季節を分ける意味で『節分』とされています。

なので実は節分は4回あるんです。


区切りの時期という意味で皆さん、 
昨年との節はつけられましたか?

鬼は外〜福は内〜 と
そこに豆が用いられてきたのは
邪気や鬼を追い払い新しい季節に幸運を呼び込む為の道具として、魔物の目を目がけて投げる『魔滅』(まめ)という言葉の響きに似せてという説。

鬼滅の刃が大ブレイクしましたがそもそも、その『鬼』とか『魔』とは
いったい何なのでしょうか?


病気や災い、降りかかってくる困難等

実際自分の身に起こってしまった事ならば、
その影響を相手や何かのせいだと思わざるを得ませんが、実際自分の中に取り入れてしまったのも事実で、随分と私も痛い目に会いました。笑

内に入ってしまったならココは何としてでも出して循環させて行かなければなりません!!笑 
だって入ってるんだから。。。

自分自身の中から湧いてきてしまう、湧くという自然なエネルギーはどんな思いも、出す、という事をして行かないと行き場を失います。

色というのは、感情そのものの事で
感情は色とりどり。
赤鬼、青鬼、黄鬼、等、怖い顔、可愛い顔
色々な表現の鬼がいますね。

握りしめているその出来事や感情は
そのままにしておいて私を軽やかにしているのかと?...少し問いかけて見てください。


良い事も、そうでない事も、
心に湧いてきてしまった自分自身の紛れもない素直な気持ちを心の箱の中に閉じ込めないように。
だから、ムカついたっていいんです。
だって、私が、そう正直に感じたんだから。

人間性は感情豊かでいい
どんな感情があったっていいんです。

自分の『今』を幸せにする一つのバロメーターとして、心が、快か、不快か そのたった二つしかないその根底にある本音をなかった事にせず
豆に見立て放ってください。

季節を分ける事で
わざわざ1年の中に節をつけることで
四季があるはずの人の心。

なんとなく流されてしまっている自分の心の中に、
せめてこの時期くらいは節目をつけてみましょうよと、先人たちが大事にしてきた日本の文化です。

節の前後には 
終わりと始まりが同時に存在するから
『始末をつける』という様に

一旦節をつけることで

これまでの私と 

これからの私とを分けてみてください。

節分の日だけではなく
一回毎の事柄に

そこに節を作る事で

『そこまでの話』





『そこからの話』

定期的に始末をつける。

 節を見る事で
湧いてくるもの従いなさいと
自然は教えてくれています。

自然に起きていてしまっている現状に逆らわない
それが流れというものだと思います。

そしてそれが
自分の向かう方向性なのだと
いう事なのかもしれません。

自分の抱え込んでいる内側のいろんなものは
止めておかずに放ちなさいと

流しなさい

手放しなさいと…

感情を手放した先にある本当の願いは
自分の心の箱の中にひっそりとあるんです。

箱の中の鬼を見つけましたか?


そして鬼を出したら


福は内。

放ったら、入ってくるのがこの物理世界。


全ての物事は一つの行動が一体となって
毎瞬現実に働きかけて
周りに波紋の様に影響を及ぼしていきます。

隙間が無いほど
毎回連動して同時に起こって変化している
『今』をみんな同時に過ごしているから

だからこそ湧いて来たら

出すか?しまうか?

毎回選んで行きましょう

内にある本音の存在をどう扱うか
感じてみてください。


春ですよ!


せっかくだから
あんな事そんな事のトキメキの花を
咲かせましょう!

福=LUKU  運を取り込みましょう。

今にいて、望む状態にいる方を考え
望みを放っていきましょう。

海老を放って鯛を釣るのも良いですが…
たいより、ます、、ますですよ!!笑 
 

そう成りますと。

先に決めたら後は時間がそう進んでいきます。

鬼と福の行き来の旅をする喜びがあって

人生には四季がある事を私達は知っているから

2021年の自分をより良いものにさせる為に

2020年は一旦さようなら。

自然界に真空無し。

何かが出て行ったら

必ず何かが入ってくる理があることを
自然はいつでも教えてくれています。

鬼とは、箱の中で感情を抑圧したり
箱がある為

その箱とか枠の中だけで
完結してしまっている自分の思い込みです。


箱の外に出る事で
別の箱の視点を持つことで
あれ?と楽になること今まで多分にあったはず。

鬼=自我という自分のこうでなければ、
の枠もあるのです。

対人関係での行き違いは、
こうであるはずなのにという自分の世界観(自我)と相手の中にもある、こうだという世界観のズレから起こるからみんな違っていいし、みんな変化していく事を前提に、毎回、出会い直しを。

自分が『無理』をしない事により周りも変化し、随時連動してきます。

色々な喜びを味わい
悲しみの箱にも出入りの循環をさせて
彩豊かな時間を送れるように

今年の始まりの
たった今のこの瞬間の節目から

皆さんの意識の中で
これから自由に旅ができますように。


沖縄で料理教室をしています。
良かったら覗いてみてくださいね!

SAORI NOHARA

家庭料理教室
『喜織』


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